スミレヤッコが大好きな管理人が、スミレ飼育を始める方々に送る、自分なりのアドバイス。今まで死なせてしまったスミレたちに捧げます・・。
| スミレの特徴 | ヤッコの仲間は全般的に薬に弱く、入荷時の状況が悪いとなかなか回復しない印象がある。特にスミレヤッコは、捕獲時のストレス、減圧、採集地での餌切りによる痩せで弱りやすく、また、白点病にもかかりやすい。 また、餌付きにくい魚でもある。スミレをよく観察すると、他のヤッコに比べ、対象物を目視し、判断し、口に入れている気がする。他のヤッコならばあまり考えず、無心に岩をつつくところ、スミレはよく見てから結局つつくのをやめたりする。とりあえずつつくという行動をしない個体が多い。逆に言えば、無心に岩をつつくスミレを見かけたら、精神的にタフな個体である可能性が高い。 混泳にも注意が必要で、できれば水槽の王様にしてあげたい。 |
| 購入のポイント | 1,痩せてなくて、泳ぎのいい個体を選ぶ。これ常識! 2,状態の見分け方として、スミレの青色を見る。青が鮮明で、黄色との境目がはっきりしているほど状態はよいと考えてよい。体の側面の青の中に光沢のある青い星が無数に見えたらなおGood。店でそこまでのはなかなかいないが。ただし、Babyは青がやや薄いものもいる。 3,これも常識だが、エラの速いのは避ける。ただし、Babyはやや速めでも大丈夫かも。 4,餌付いてれば最高だが、餌付いてなければ無心にライブロックなどをつついている固体を選ぶ。 |
| 器具 | 1,殺菌筒。ベルリン水槽とかだと、善玉菌も殺してしまうため、殺菌筒は勧めないという方々もいらっしゃいますし、その説は正しいと思います。 でも私は魚を大事にするスタンスならばつけるべきだと思う。現につけるまではスミレを含むたくさんの魚を死なせてきたし、そのたびに悲しい思いをしました。つけてからは病気では魚は死んでないですよ。 ただし、いい殺菌筒をつけないと無意味。縦置き式のアクアリウムシステムズのQLシリーズとかじゃないと、お金の無駄かも。 2,クーラー。白点病防止はまずクーラーから。中古でもいいからいいやつを買いましょう。ないとあるとじゃ全然違う。白点は一日でプラマイ1度水温が変化すると、発生率が高まるらしい。白点には、水量を増やす、つまり水槽を大きくするのも効果があります。 |
| 餌 | 最近ではコペポーダ(冷凍プランクトン)があるので本当に楽になりました。まずコペで様子を見て、徐々に人工餌に切り替えます。ポイントは、何も考えずにバクバク餌を食べる温和な魚を同居させること。スミレ1匹では餌を餌と認識するまでに時間がかかるかも。コペは特に小さいので、最初は気づかないスミレもいます。でも個体選びが間違いなければ、コペには餌付くはず!人工餌はKUKIさんところのオリジナル餌のGutsとか、シュアーがお勧め。 |
| 蓋 | ミドリイシをやられている方に蓋は・・と思われるでしょうが、私は1匹飛び出しで死なせているため、書いておきます。選択は皆さんの自由です。水槽の縁だけでもガードしておくとか、水位を減らすなどの工夫もいいでしょうね。元気なやつほど飛ぶ確立も高いので、からからに干からびた死体を見たときのショックは大きいものです。 |
| 最後に | スミレ飼育は、個体選びで8割5分、殺菌筒などの設備や、水質、水量を含む水槽の状態で1割、水あわせ等で5分の割合で、成否が決まるといえると思います。是非チャレンジしてみてください。 |