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 ◆11月01日〜10日 ◆11月11日〜20日 ◆トルコ紀行


2005年11月27日(日)旅立ちの日はもう高し帰り花

『みづゑ』519号、一九四九年二月号、表紙画=松本竣介

昨日の帰りにちょこっと阪急古書のまちへ寄って百円文庫を買ったところ三十周年記念「読書メモ」帳を付けてくれた。小振りで縦長のオシャレなデザインである。

戸田勝久さんより書肆啓祐堂での個展案内状届く。戸田さんのプライベートプレス・神戸「黄昏書局」発行の手描き挿絵入り冊子等も販売するそうである。

『季刊銀花』144号が届く。近代ナリコ「modern juice」の見開き紹介あり(執筆=田中栞)。また来春、京都の西陣に「『銀花』談話室」がオープンするそうで、それに合わせて「京都――洛人(みやこびと)の美と心」と題して一冊まるごと京都特集になる予定だとか。京都ブーム、ますます加速か。

さて、明日よりデイリー・スムースの更新もお休みさせていただく。無事帰国できれば、トルコ報告ができることと思う。しばし、さらば。



2005年11月26日(土)師もいまだ走りもせぬ昼急く歩み

なんだか、旅行に出ると決まっているときに限って、ばたばたと仕事を依頼される。世の中そうしたものか。今日は昼から中之島へ出て、みずのわ氏と同行し、詩人のKさんとともに、頼まれていた私家版についての打ち合わせ。同席されたTさんともいろいろ話していると、なんと! 宇崎スミカズの息子さんと親しくされており、遺稿のなども預かっておられるそうだ。これは驚いた。ぜひそのうち拝見させていただきたい。スミカズについては来週中に産経新聞に拙文が掲載される予定。大阪における本格的な展覧会の必要性を説いておいた。まったくグッド・タイミングである。

 画=宇崎純一、『婦人雑誌』大正六年九月号

グッド・タイミングといえば、淀野隆三のお孫さんからもメールをいただいた。『sumus』12号「小出版社の冒険」を読んでくださったとのこと。それがまた、高桐書院関係の段ボール箱を久しぶりに開いた直後だったから、みょうな因縁を感じた。お便りのごく一部を引用させていただく。

《私が5歳の時に他界しましたが、それまで荻窪でいっしょに生活しており、幼いながらに記憶はございます。病気になって自宅にいたときはいつも祖父のベッドにいっしょに寝て、「ひょっこりひょうたん島」を毎日ふたりで見ていました。散歩の時に祖父はいつもステッキを使っていたので、私もおもちゃのステッキを買ってもらいいっしょに歩いていました。本がたくさん入った書斎も覚えています。》

Mさんより恒例の古本メール。《久し振りに神戸まで足をのばしました。後藤書店の店頭均一は文庫が3冊200円、単行本が3冊600円で、昭和10年代の少し大きめの岩波文庫などを6冊、『ゴオゴリ全集6死せる魂』ナウカ社版昭和9年函は背革布装にひかれて、『博物誌』白水社昭和17年6版、『思想の運命』林達夫岩波昭和14年一刷を買って、店内に。林さんが「大阪人」で紹介されていた『ある出版人の肖像』を発見。これを確保してさらに文学の棚の前の本の柱を点検。『晩春日記』背1センチほど欠1000円とか(買ってません)、先に知恩寺で拾った漱石の『鶉籠』の値段が5万円で吃驚したり等とても楽しみました。次は、話題の口笛文庫。阪急六甲で降りて坂を下ると見つかりました。店頭に並ぶ本もいい感じです。中では、辻まことやコミマサの本などどれもリーズナブル。『名作挿画全集』の端本が2冊あったので購入しました。大阪に戻って天牛堺を覗きましたが、1200円均一では何も買えず、300円均一の文庫で『気まぐれ美術館』を購入。家で確認すると背の色が違いました。それにしてもよく歩きました。運動にはなったかも。トルコへ行かれるとか、お気をつけて。》・・・有り難うございます。無事で戻れるよう努力します。


【ナベツマ・ジャンク《えらいこっちゃ!》】

 突然プリンターがおかしくなった。その予兆はしばらく前からあったとはいうものの、ヘッドクリーニングでもすれば良くなるだろうと高をくくっていたら、今朝恐ろしい色具合で印刷された用紙が飛び出して来た。う〜ん、どーすべ??

 こういうときの「いち・に・さん」の手順は、まずはメーカーのお客さま相談室に電話。キヤノンはナビダイヤルとかで、3分毎に8.5円の電話代がかかるとのこと(これってIP電話と同様なお値段だわね、正月3日間以外年中無休のサポート体制やから文句はいわねー)。iBookとPIXUS950iをそばにおいて、担当者の指示通りに操作、でもだめぽ。新しいドライバをダウンロードして、インクをドバドバ使うという強力ヘッドクリーニングの「ヘッドリフレッシング」を行なう。でもだめだめ。

 しかたねーな、修理に出すか? と思いキヤノンのHPを見てみれば、なんと近頃では修理メニューは増えているものの(即時・宅配・持込・出張・送付、のなかから選択とある)、どれを選んでも一律料金¥9450がかかるんだってよ!!!(もちろん、修理代や部品代等が別途必要。) これって、キヤノンの現行最上位機種で今お手頃価格になってるPIXUS iP8600の1/3のコストにあたるじゃないか、あほらしい。

 じゃあどーすべ? とりあえずいつもの価格コムの掲示板でも見るべかー。おおっ、同様な症状についての、とんでもないアドバイスがてんこ盛りじゃないか!!!

 というこってダメもとでやってみました、プリンターヘッドの「おうちクリーニング」。熱ーい湯に何度か浸ける目詰まり解消方法(2ちゃんねるによると「エアーコンプレッサーでヘッドをブハーッ!と逆噴させたら以後快調」というのもあり)。後はドライヤーでよーく乾かしてプリンターに装着。

 で、どーなったと思う?? ほほ、なんと直りましたですよ、ほんとに。これでダメな場合はヘッドの交換という手もあるが、キヤノンの場合は近くの量販店で注文購入し自分で交換が可能(エプソンを諦めたのはこのヘッド交換さえもメーカーに送らないとできない)。

 年賀状の季節に突入間近のみなさま、インクジェットプリンターの具合が悪い時には、まずは「おうちクリーニング」をどうぞ! そしてプリンターの買い換えは、シーズンで一番安い!と言われている冬のボーナス時期をお待ちください!(ほんまかいな?)



2005年11月25日(金)紅一葉帽子が受けるか受けるらし

『彷書月刊』田村編集長より電話あり。一月号はリトルマガジン特集だとか。荒川洋治さんにインタビューするらしい。荒川さんだから話題は詩の同人雑誌が中心になるようだ。そこで、詩誌以外で、あまり知られていないリトルマガジン知りませんか、との御下問である。う〜む、まあそういった方面に興味は持っているが、とくに蒐集研究しているわけではない。ともかく、探してみて、いくつか送ることにする。

じつは来週火曜日から、知人のグループに参加してトルコへ一週間ほど出かけることになっている。とりあえず、イスタンブールの古本屋を見るだけは見てきたいと思っている。Sahaflar Carsisi(Cにヒゲあり、古本バザール)へ行くのが初心者的にはいいようだが、日本のサイトではほとんど古本情報がない。乞ご教示。sumus_co@yahoo.co.jp

『六法全書』共同出版、一九二一年改訂三十版、タテ16cm、ヨコ10cm、厚8cm



2005年11月24日(木)アリノミやあるべきところに背の影は

アリノミは梨(なし)の忌みことば。忌詞というのは口にしたくない語を別の語に置き換えることで、僧侶を「髪長」、鰯を「むらさき」、死を「直る」、病を「休み」、葦(あし)を「よし」などと、おもに内裏や斎宮で使っていたようである。擂り鉢を「あたり鉢」というのもその類で、これはバクチのジンクスみたいなものか。ウンチクはともかく、昨夜からある文庫本を探しているのだが、どうしても出てこない。ひょっとして持ってないかも。

『彷書月刊』12月号届く。特集は「明治のクリスマス」。文献や写真、広告、絵葉書などから明治のクリスマスを再現している、安直なわりにはとても面白い企画だ。小生も少々協力しているので、ぜひご一読あれ。表紙も珍しくシック。そしてまた、坪内vs亀和田『極私的東京名所案内』刊行記念トークショーの記録がたいへん面白かった。さすが東京者。ビレッジ・バンガードのくだりは参考にしよう。

 1917年、シアトルから投函されたクリスマス・カード(蘊蓄斎蔵)

『扶桑書房古書目録』78号届く。尾形亀之助の自筆原稿が一枚240,000円で出ている。図版から全文引用する。

  アラン酒(短篇)    尾形亀之助

 アランといふのは、何かの小説に出てくる女の名であつたかも知れない。もしさうであつたら、それからこんな名がこの酒についたのだらう。
 アラン酒をコツプについだときに、私は何んとも言ひやうのない甘い匂ひを嗅いだ。女は、アラン酒の匂ひは何時嗅いでもいゝといふやうなことを言つた。女は売笑婦であつた。

Uさんより『文章倶楽部』(新潮社)大正九年七月号のコピーをいただく。「書簡文」という欄に小野松二の「別荘に来て」という文章が載っている。別荘へ療養に出かけたときの様子を一枚半くらいにまとめた貴重な文章である。深謝。Uさんのメモに《投稿欄をつらつら見るのが大好きです》とあって、さすが通ですな、と思う。

そうそう、先日、『みづゑ』が終刊まで同じロゴを使っていたと書いたが、復刊されていることをすっかり忘れていた。ロゴだけでなく、内容もすっかり変わってしまってはいるが、『みづゑ』は『みづゑ』だ。訂正しておく。



2005年11月23日(水)落葉道喧噪を聴く風もなし

暮しの手帖』19号(冬12・1月)届く。南陀楼綾繁「暮らしと本と 不忍界隈本棚めぐり」、そしてウンチクが協力した「ことばで一服/しおり」の記事が掲載されている。前者は南陀楼氏ならではのかゆいところへ手の届くレポートだ。写真もいいね(誰が撮ったか記載がないけど)。他に鹿島茂氏へのインタビュー「理想の書斎」など読書関連の記事も。

 最近の『暮しの手帖』は隔月刊で、毎号、表紙や目次がガラリと変わる。編集内容もはっきり新旧の混交になっているようだ。それらがうまく回っていけばいいのだが。かつての『暮しの手帖』はその容赦のない商品テストと見事なエッセイ陣によって群を抜いていた。その後継ということでかなり舵取りが難しいような感じがする。花森安治のような人はもう出ないだろうし、またそういうワンマンの時代でもないだろう。今後の展開をあたたかく見守りたい。

 なお『暮しの手帖』次号ではウンチクの挟み込みコレクションが公開される予定である。


【ナベツマ・ジャンク《観光地のまっただなか!》】

 いやあ、今日はひどい目に遭っちゃった。

 街ん中に食料品の買い出しに出かけたナベツマ。最近はデパ地下が新鮮で格安な野菜果物を提供しているので、往復の電車代を払っても充分に元は取れるのよ〜ん、とばかりに本日もるんるんお出かけ。往きから少々不吉な予感はあったのだが(通常の嵐山線は1時間に3本ていどの電車数、それが今日は臨時列車とかで1時間に6本と倍増)、お昼過ぎ両手に山ほど荷物を抱えて桂駅に戻って来たナベツマの視線に入ったもの・・・それは・・・嵐山線のホームに向かう乗客でびっしりと黒山の人だかりとなり、こう着状態の桂駅2階のコンコース! えっ、あにこれ? これじゃあ、ホームまでたどり着けないじゃん!!!

 どーする!? ダッと違うホームに降り、別の連絡通路から嵐山線後方にすばやく向かう。やはりこっちはまだまし、列をなしてはいるがゆるゆると歩みがある。ところが今度は電車自体がすでに満員寿司詰め状態。いかん、これじゃあお家に帰れへん! すんません!と言いつつ、なんとか自分の体と荷物をつっこんだところでドアが締まり、ぎゅーぎゅー詰めで電車は進む。こんな満員電車、浪人時代の東小金井から新宿までの中央線以来である、どーなってんのお??

 神戸の長田で家が全壊してから、京都の上桂に越して来て11年、こんな秋はこれまでなかった。

 プチバブルの様相を目の当たりにして戻り、買物袋から今日の獲物を取り出す。27円のサラダ菜、95円の白マッシュルーム、250円のセロリ株、284円のラフランス3ヶ・・・、う〜ん、我家はいつだって「泡」とは縁のない生活なのだ!

**上記の他に、2ヵ所のパン屋の「美味しいパン」4種類、ダルマイヤーの生ハムにボンレスハム、一保堂のほうじ茶、鞍馬辻井の木の芽煮、仙太郎の栗蒸し羊羹、もち、洋菓子も・・・いやあ、なんとエンゲル係数の高〜い家庭やねん、ほんま!!!


先日「古本市場」で宇野千代『ママの話』(中央公論社、一九七六年再版)を買ったが、これが青山二郎の装幀だった。青山は一九七九年に没しており、この『ママの話』は最晩年の作ということになる。文字が活字では、らしくない。一九七七年には『宇野千代全集』(中央公論社)を装幀している。

 宇野千代『ママの話』中央公論社、装幀=青山二郎



2005年11月22日(火)唐墨の漆黒丸に収斂す

 吉原治良展チラシ

ATCミュージアムの吉原治良展へ出かけた。京都からだと少々交通の便が悪い。大阪駅から環状線に乗り換え、弁天町で地下鉄中央線、さらにニュートラムでトレードセンター前(中ふ頭の方が近いが殺風景)下車、そして徒歩十分。はるばるきたぜ〜という感じ。これまでに吉原治良は何度も見ているし、正直まったく期待していなかった。ところがどっこい。驚くほどの充実ぶりで、ほんとうに驚いた。とにかく初期作品はまったく初めて見るものばかり。草土社風の静物画など数点は十八歳(大正十二年)頃の作だが、堂に入ったもの。昭和の初めに中之島で個展をしたとき(ポスターがいい!)、それは魚が必ず出てくる静物画群で構成されていたようだが、これだけ数が並ぶと、当時の会場に迷い込んだような臨場感がある。フジタのようでもありドラン風なところもあり、ダダも少し入っている。けっきょくは吉原オリジナルだ。

 そしてはっきりとシュールレアリスムに移り、さらにアブストラクシオン・クレアシオンへと移行する展開もじつに興味深い。二科展で活躍した時期の抽象作品はそれなりにきっちりと個性を出していて、現在の目で見てもかなりハイレベルな作品群と思う。だが、昭和十五年あたりを境目に、抽象は退潮し上図チラシの作品「火山」(一九四三年)を最後に、ふたたび具象的な(といっても心象風景だが)作風に変わってゆく。終戦後もそれが続くが、ほんのしばらくだけで、後はふっきれたように抽象表現主義へ一直線。一九五〇年代のアンフォルメルはじつに緊張度の高い完成された作品ばかりである。そしてフィナーレが例の「〇」のシリーズ。森田子龍らの現代書道の影響も受けながら、薄塗りの、しかし密度の高い、晩年の仕事を堪能した。

 時代をそのままに敏感に反映しながら、その時々で吉原らしい仕事を続けたことがじつによく分かった。戦前作品が全体像を掴むうえで大変重要だということを再認識した(なにしろ敗戦時に四十歳だったわけだから)。ひょっとして松本竣介が長生きしていれば、吉原のようなコースをたどっていたのではないか、などと夢想もしたのである。それほど戦前から敗戦直後の仕事は竣介と重なっているように思われた。とにかく、とてもいい展覧会なので、ぜひご覧いただきたい。出版関係の資料展示も充実していた。『きりん』も展示されていたし、『具体』という四角い大判の冊子、欲しい(!)。

ATCからJRの大正駅に移動し、みずのわ氏と合流。国際印刷研究所へ。スムース文庫09『明治美術絵葉書』の入稿、頼まれている私家版の見積もり確認、そして「文字力100冊」の打ち合わせを行う。

 ここで担当のSさんから「最近、たいへんな仕事をやってまして」と、分厚い束見本を見せられる。背がクロースで表紙は見返し紙に厚紙を張り付けただけというかなり変わったもの。古本でよくハードカバーの背の部分が取れてしまったのがあるが、あんな感じ。でもちょっとカッコイイ。話を聞いていると、な〜んだ、アセテートから今度出る「鈴木了二エスキースノート」ではないか。中谷先生、やりますなあ。印刷所泣かせですぜ。でも、とてもおもしろい本になりそうな予感。

みずのわ氏の車で難波まで出てお茶のみながら打ち合わせの続き。そこで別れて、目の前にあった「ブ」へ(高島屋の東側)。一階は漫画中心。こんなに混み合っている「ブ」は初めてだ。通路を満足に歩けないほど(間口が狭く細長い店舗のせいでもある)。二階の単行本・文庫などのコーナーも郊外型とはまたひと味違った品揃えだった。105円のところだけでもけっこう拾うことができた(驚くようなものはありませんよ、もちろん)。ここで久しぶりに手にした『万延元年のフットボール』(講談社、一九六七年五刷。九月に一刷で十一月にもう五刷!)、これは文字力に入れてもいいな、と思う。装幀=粟津潔。

帰宅すると、昨日発送した『ぼくの早稲田時代』装幀原稿の安着メールが右文書院青柳氏と南陀楼氏から届いている。気に入ってもらえたようで一安心。十二月二十日頃には発売になる予定。まちがいなく、オススメ小説です。内容紹介は「早稲田古本村通信」86号の南陀楼稿を読まれたし。



2005年11月21日(月)欠礼の葉書重なり年削る

『ロードス通信』19号、いつもながらヒネリの入った「ご挨拶」がおもしろい。《今は何といっても癒しの巨匠、街の草、口笛文庫がモテモテであります。口笛文庫は未だ若く、新婚で、店舗のつくりも周辺環境も神戸の古本屋さん風で、イイ感じというのはよくわかりますが、街の草ときたら、周辺環境は目を覆いたくなるような崩れた商店街の迷路のような位置にあるし、本人はおしゃれではなく、丸々自然に破れたジーパンを年中身につけているし、棚は本で埋もれてみえないし、貧乏人とばかりつきあっているし、これでお客さんが結構癒されているなら、なかなかテクニシャンだなと思っています》・・だとか。たしかに、まあ、それは人柄というものでしょう。そうそう、ネット販売なんてと否定的だったロードスさんだが、ついにホームページを開設したそうだ。


【ナベツマ通信《やっと来た来た!》】

 まったくもう・・・とため息ついていたある土曜日の朝、ピンポーン!「ちわー郵便局でーす」との声。ふん、また蘊蓄の古本か? と出てみれば、うれしい船便小包。ああ、やっと到着したのねあたしのナベ。

 さて、今回の船便はほんと日数がかかった。落札10月1日、同日速攻で支払い、荷出しは10月2日、で京都到着が11月19日。約7週間かかったことになる。これまでの船便は大体1ヶ月前後で到着しているので、やはりフツーじゃない。でも日本は今プチバブルだし、米国からの荷物が急増している可能性は否定できないけど。同時期、某国大統領の来日、宮様の婚礼やボジョレーヌーボーの解禁日も重なったせいかもしれない・・いらん心配させやがって・・やられちまったか(詐欺)と思ったぜ!

 ということで、このル・クルーゼはちょとレアな模様入りのソースパン。ヤフオクのみならずeBayでも人気の、希少な「木の実柄シリーズ」の一品。eBayでの表記は「Red & Blue Fruit Flower」。生地のベージュ色がかなり濃いめで、ステンシルで入れたような木の実の模様が大変引き立つ様子である。思わず「きゃあーラブリー!」と言いたくなるよね、どお!?

 

**直径20cm、容量2L、重量2.5kg、欠けもヒビもなくうつくしい、ほっ。
**天然生活12月号の巻頭特集「ルクルーゼ村」を訪ねる記事によると、これら模様入りの鍋は60年代あたりの製造とあった。