松下幸之助さんがされていた瞑想法



       ―経営の神様 松下幸之助氏の残された瞑想法とは―

                   私的な工夫を加えた瞑想はこちら



       松下幸之助氏は素直な心になるための実践として、

      毎朝、ご自宅のご仏壇の前で30分から1時間の瞑想をされて

      いたそうです。またPHP研究所にある”根源の社”の前で、朝、

      瞑想されることをも習慣とされていたそうです。

       会社や社会的な立場上、大変忙しいはずの松下幸之助氏が朝の

      大切な時間を「瞑想」に当て大切にされていたていた、ということは、

      彼の瞑想の効果がよほど優れていて、大切にされていたに違いない

      と推察できます。



       彼が瞑想をはじめられた時期については私ははっきりとは知り

      ませんが、幸之助さんが親交のあった加藤大観さんに教わったと

      言う方もおられます。その通りだと30歳を少し過ぎた頃彼に出会っ

      ていますからその時かもしれません。私は幸之助さんが悟りに入

      れたのは瞑想をされるずっと以前だと考えています。



       瞑想で悟りを深められることで「素直な心」を追求されたのだと

      考えています。

       その結果私が知りうる中で人類史上に残るべき「最高の人格」と

      なられたのだと思います。



      さてその瞑想法とは        

      「今日一日、素直な心で過ごせますように」

      「今ここに生かされていることに対する感謝の気持ち」を

      込めて瞑想されていたということです。

      (根源の社とは、万物を司る源となる力に感謝して1962年に建てられた社)       



       松下氏が大切にされていた素直な心というのは

      「素直な心とは、何物にもとらわれることなく、物事の

      真実を見ようとする心」ということです。



       PHP友の会では素直な心を大切にしています。



             私たちの信条

        一、素直な心でみんなに学びましょう

        一、素直な心で考え話し合いましょう

        一、素直な心で行動しましょう





       松下政経塾でも同様に大切にしています。



             塾訓より

        素直な心で、衆知を集め、自修自得で事の本質を究め、

       日に新たな生成発展の道を求めよう。





        私の坐禅瞑想を変えます。



          坐禅から「素直な心を追求する瞑想」



       私は長い間坐禅をしてきました。それはサトリに入り、サトリを

      深めることで「無私の心」を掴むことだったと言えるでしょう。



       しかし、これからは素直な心を追求したいと思います。

      「素直な心」には、

       人とのかかわりの基本として、

       考え方の基礎として、

       行動をささえる

       というように社会的な活動を前提としている素晴らしさがある

       からです。



       その瞑想の効果のほど、私にとっての効果のは実践してから

       わかります。



      「今日一日、素直な心で過ごせますように」

      「今ここに生かされていることに対する感謝の気持ち」を

      込めて瞑想することにします。





       坐禅はもともと坐禅瞑想という呼び方もあるように瞑想の

      一種だと言えます。

       私の場合、坐る形は変えずに、心構えを変えるということです。

       このことでより実生活に密着した、より効果的な

          すぐに役立つ、「実戦的な瞑想」になると期待しています。



       そして松下式瞑想法で悟れないというのではありません。

       禅定が深まると心構えなどは消えて行き、少しボーッとした

      感じになります。心構えなども忘れてそのまま瞑想を続ければ

      効果的な瞑想になります。

       間違いなく、サトリに向かって進めます。



       この瞑想法の特長は「素直な心」の必要性を心に深く刻み、

      自分の完成度をチェックできることにあります。

       日々「素直な心」の追求を意識させていただけることが、

      われわれ凡人が自己の完成に成功する近道かと思います。



       王道を行かれ、その行き方、考え方を残してくれた

         「経営の神様 松下幸之助氏」のマネをするのが、

          一番手っ取り早いのではないかと考える次第です。





       参考資料と参考文献

       PHPと私の願い     松下幸之助     PHP総合研究所

                              社会活動本部

       PHP友の会のご案内             PHP友の会資料

       素直な心になるために   松下幸之助     PHP文庫



       PS

       この瞑想法がやりにくいと感じられる方には、集中力を養い瞑想に

      なれるために坐禅の「数息観」を併用されることをお勧めします。

      数息観には思想性はなく、お互いに邪魔をし合うことはないと思います。



                         2005129日記す



       私的(わたくしてき)な瞑想の新しい工夫

       この瞑想に取り組んでみてどうも勝手が違う。何かやりにくい。

       原因は何か。???

       やっと分かりました。今日一日。素直な心で過ごせますように。

       無理がありました。素直な心が未熟な私は今まで一日中素直な

      心で過ごせたことなどなかったのです。

       それなのに「今日一日」とお願いすることそのものが無理だった

      のです。この呪文は「素直な心ができた幸之助さん」にして効果的

      だったのだと気付いたのです。

       私が使える有効な呪文(キーワード)を作る必要を感じました。

       私は坐禅の追及においても、工夫に工夫を重ねてきました。

       自分にあったキーワードを駆使してきたのです。

       素直な心の追求の瞑想においてもよい工夫を見つけることが

      できました。

       そのキーワードは

       「もっと、もっと、素直な心になるために」

       これを間を置かずに心で唱えつづけることにしました。

       素直な心を磨く必要を感じて、そのままキーワードにしました。

       効果は驚くばかりです。いわゆる雑念の入る隙間もないのです。

       驚きました。禅定へ一直線といった感じで進みます。

        素直な心の深い理解、素直な心の必要性を心の深いところに

       刻むとともに、進むのが遅く困っていたサトリの追求にも必ず

       役に立つと確信しています。

        友の会とのご縁で大変な贈り物をいただいた感じです。

        名古屋へ出張で行ったときに、泊まったホテルで見つけた

       キーワードです。

        私にとっては「もっと、もっと、」と重ねるところが重要な

       ポイントです。

        世間でもまれることなく、また難しい本なども読むことなく、

       自分の部屋での一人遊びともいえる坐禅や瞑想で、楽して人間的

       成長をと、都合のよい、欲の深いことを考え、着々とその道を歩ん

       でいるものらしい考えです。                                      

        今後は、さらに効率的な瞑想ができそうで、期待に大きく胸が

       膨らむ思いです。

                                20051229日記す





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