導入ガイド


1.インストール

まず、KOLのサイトへいきましょう。DownloadsページからKOL v1.80(kol.zip)とMCK v1.80(mck.zip)をダウンロードしてください。
Updatesのページを見ると1.86まで出ているので(11月18日現在)、そちらを使ってもいいでしょう。また、Help, Docsからヘルプももらっておきましょう。
それらを適当な場所に解凍します。どこでもいいのですが、KOLとMCKは同じ場所に解凍してください。
私の場合はC:\Program Files\Boland\Delphi6の下にKOLというフォルダを作りました。
ちなみに私はDelphi6Personalの無料版を使ってます。

最新版にアップデートする場合は、現バージョンから最新版までの差分ファイルとUpdaterというプログラムをKOLのフォルダに置いて、Updaterを実行してください。
またHelp, DocsのページにあるxHelpGenというプログラムを同じフォルダで実行すると、ソースファイルから自動的にHTMLのヘルプを作成してくれます。

次に、Delphiを立ち上げます。自動で新規プロジェクトが開かれた場合は、「ファイル」→「すべて閉じる」で閉じておきます。
次に「ファイル」→「開く」から解凍先のフォルダに行き、Delphiパッケージファイル(拡張子dpkのファイル)を開きます。
数種類あるはずなので、Delphiのバージョンに合ったものを選びます。私の場合はDelphi6なのでMirrorKOLPackageD6.dpkです。

open

「開く」をクリックすると次のようなウィンドウが出るので、「インストール」ボタンをクリックしてください。

install

次のようなメッセージが出たらOKです。

done

「パッケージ〜」のウィンドウを閉じるとプロジェクトを保存するかどうか聞いてきますが、これは「いいえ」でいいです。
これでインストールはできましたが、もう一つ準備があります。
「プロジェクト」→「オプション」から「ディレクトリ/条件」のタブを開いて、「検索パス」の欄に先ほどのフォルダのパスを入れてください。
私の場合で言えばC:\Program Files\Borland\Delphi6\KOLまたは$(DELPHI)\KOLですね。

path

以上で準備完了です。




2.KOL/MCKを使ったプロジェクトの作り方

これも初めての人にはわかりにくい点があるので、少し解説します。
まず、「ファイル」→「新規作成」→「アプリケーション」で、フォームが表示された状態にしておきましょう。
ここでひとまず「ファイル」→「プロジェクトに名前を付けて保存」で保存先を決めて保存してください。
次に、ツールバーのパレットにKOLというタブがあるので、そこからKOLProjectを見つけます。
KOLのパレットは横に長いので、スクロールして見つけてください。

palette

見つけたらそれをフォームに貼り付けます。

kolproject

KOLProject1という名前で貼り付けられたはずです。
次にKOLProject1のProjectDestプロパティを設定してください。これがプロジェクトの名前になり、実行ファイルもこの名前で作られます。

dest

これを忘れてProjectDestが空白のまま他のコンポーネントを貼り付けたりすると怒られます。

error1 ちょっとぁゃιぃ英語だ

これが毎回うるさい場合はmirror.pasをちょっと書き換えて、ProjectDestが空白の場合はデフォルトの名前が入るようにしておいてもいいですね。
mirror.pasやkol.pasを書き換えた場合は、インストール時と同じようにdpkファイルを開いて、「コンパイル」を押すと反映されます。
ただしソースを書き換えるとアップデートがうまく適用できなくなるかもしれません。

ProjectDestを設定したら、今度はパレットからKOLFormをフォームに貼り付けます。

kolform

ここまで来たらいったん「すべて閉じる」で保存してください。
そうしたら保存先のフォルダを見てください。通常のプロジェクトファイルの他にもう一つプロジェクトファイルができているはずです。
ファイル名はProjectDestで設定した名前になっていますね。
確認できたら、このファイルを開いてください。通常のプロジェクトファイルの方はもう使わないので、削除してもいいです。
あとはこのままVCLと同じ感覚でコンポーネントを貼り付けたり、イベントハンドラを書いたりして作っていきます。

deffont

それから、フォントが気になると思いますが、TKOLFormのプロパティでFontNameをMS UI Gothic、FontHeightを-12に設定すれば通常通りになります。
これはkol.pasとmirror.pasの中の初期設定の部分を編集すればいちいち直す必要がなくなります。

注意点は、VCLのビジュアルコンポーネントを貼り付けてはいけないということです。対応するKOLのコントロールを使ってください。
もし間違えてVCLのビジュアルコンポーネントを貼り付けると、下のようなエラーが出ます。

error2

この場合は間違えて貼り付けたコンポーネントを削除してから、TKOLFormのLockedプロパティをFalseに戻します。

locked

すると下の確認メッセージが出るので、「はい」を押すとロックが解除されます。

unlock

もう一つの注意点は、フォームに対する設定はTKOLFormのプロパティを通して行うことです。
TFormのプロパティを直接いじっても反映されません。

試しに下のようなフォームを作ってみました。

form

これをコンパイルしてみたところ、実行ファイルのサイズはなんと27KBでした。
同じフォームをVCLで作ってコンパイルしてみたら、425KBでした。
これぞKOLの威力ですね。


3.アンインストール

アンインストールする場合は、「コンポーネント」→「パッケージのインストール」でKOLを選んで「削除」を押してください。

uninstall

インストール時に設定した検索パスも削除すれば完了です。