スオミ・ピアノ・スクール研究会
(千葉)


会報Vol.108より


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次回研究会
2019年1月31日(木)
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坂井先生の思い出
寒風肌をさす今日この頃、皆様お元気でお過ごしでしょうか。研究会も新年度となります。更新の手続きをよろしくお願いいたします。

2019年はちば若葉ステーションによる第6回目のピティナ・ピアノステップからスタートとなります。会場は初めての千葉市文化センター アートホールです。今回は小原孝先生と石黒美有先生、お二人それぞれのトークコンサートがあります。小原先生には「スオミ・ピアノ・スクール第2巻」より「むかで」をリクエストさせていただきました。
2月14日と5月9日には舘野泉先生をお迎えして、久保春代先生による「スオミ・ピアノ・スクール」のセミナーをステーション主催で行います。2月の会場はカワイ表参道 コンサートサロンパウゼです。スオミがヤマハミュージックメディアから出版されて以来、カワイさんでセミナーを開催するのは初めてのこと、ありがたいことに大きなご協力をいただいております。5月の会場は2011年にも開催された伊藤楽器本店3階の船橋イトウミュージックシアターです。ステーション主催では2015年に千葉市美浜文化ホールでも開催していますので、5月はその続きとして、スオミ第1巻、第2巻を中心としたセミナーの予定です。どちらも多くの方にご参加いただけますようお声がけお願いいたします。
それでは今年もどうぞよろしくお願いいたします。                        (浜本)

それでは初めに第111回研究会の報告をいたします。


◆ 第111研究会報告
日時 : 2018年9月27日 (火)   10:00~12:00
会場 : 千葉市生涯学習センター  音楽スタジオ
内容 : 「スオミ・ピアノ・スクール」 第1巻について 

<内容>

前回まではスオミ第1巻の特徴的なページを中心に取り上げてきました。
今回からは各曲を皆さんで弾きながら詳しく見ていきます。
●初めに新会員の方からのリクエストで、「ピアノのためのものがたり 赤いはし」を取り上げました。
物語に合わせて即興的に音を入れていくというこの課題は、初めてスオミを知った指導者の方は戸惑うところかもしれません。これまでの経験もないことでしょうし、どのように生徒さんを導いたらいいのかといった方法が示されているわけでもありませんので。
ここのもう一つの目的は現代音楽の記譜法や奏法を知ることです。グリッサンドやクラスター、ノック、フラジオレットetc.といった現代音楽の記譜法と弾き方が載っています。
現代音楽の盛んなフィンランドのテキストらしいところです。

先ず、ここに書かれている物語を読んでストーリーを把握し、登場するそれぞれのキャラクター(青い川、赤いはし、草、岩、イソ・キリ、ピック・キリ、くま)のテーマの音を現代音楽の奏法を使って作ります。
今回は皆さんで実践するために、ひとりが一つか二つのキャラクターを担当して、物語の進行に合わせて入れてもらいました。
全部をひとりでやるよりもずっとハードルが下がりますね。
(同じように生徒さんの家族で分担してやってみるのもいいですね。)

次のようなレッスンでの経験談がありました。
・先生が例を示してあげると、その真似だけになってしまい、自分の表現にならない場合がある。
・兄弟で同時に取り組んだ時、お互いに同じようにはしないと考えていたようでそれぞれの持ち味のある表現をしていた。
・「赤いはし」にレッスンの時間が取られて、他の曲の時間がなくなってしまう。
・作り上げるまでの過程は二度とない時間なので、その間をビデオに撮っていた生徒さんもいた。


●もう一つのリクエストはP.54、55「いろいろなタッチをよくききましょう」です。
画びょうを押す感じ、木琴の音のように、鍵盤をなでるように、空洞に響くような音といったいろいろなタッチのイメージが猫のイラストで描かれています。

曲の中で相当するタッチがあったときにこれらのイメージを思い出してみましょう。
例えばP.60「ためいき」のシンコペーションの音は画びょうを押すようなタッチで、
P.56「くうそう」の右手メロディーや重音の部分、P.74「おやすみなさい」の初めの4小節の同音連打などは鍵盤をなでるようなタッチで。

またこれらのタッチ以外に

         以下、会報に掲載


◆ 第13回ロシア奏法勉強会   2018.9.7

最初に指のレシピから入りました。まずは親指の繊細な感覚を養うために一音の上で4指から321と回しながら最後に親指を置き、そして親指の第一関節を使って指の腹で鍵盤を順番に弾いていく練習から。親指は弾くというのではなく鎖骨から押し出す感覚と第一関節を使う意識を持つように。『ピアノは小指で弾く』という意図に沿うためにも親指の使い方、意識の大切さを認識させられます。鍵盤にふれる第一関節に意識を持つためには手の内の支えが重要になりますが、例えば手を支えられない子供の場合には呼吸と一緒に打鍵に入るように、またレシピの最初に行った親指の腹で弾く練習を小さいころからレッスンの最初に習慣のようにさせるとよいとのことでした。
続いてハノン1番に入る前に、6度に保った手の5指を4指へ指替えしながら繋がるイメージを持って右手は上昇、左手は下降する練習に。
         以下、会報に掲載
(K.H記)


◆ 第14回 ロシアピアノ奏法勉強会  2018.12..4

前日に松山で行われたウラジーミル・トロップ先生&タチャーナ・ゼリクマン先生のリサイタルのお話しから始まりました。

テキストは第8章“スラーのかかった4~5つの音符”の148番からでした。
指導していただいたポイントを記しておきます。

148番 エチュード 
初めの左手にあるスラーの音型は、まず小指に重心を置き、手を少し手前に引くようにしながらそれぞれの指先を鍵盤から離すことなく甲を上げていく方法で弾く。甲を上げることで手のひらがしっかりする。呼吸を忘れず肘から先で弾く。子どもの場合は鍵盤の手前側の端っこを弾くという方法もよい。それが指先の感覚を意識することにつながる。

149番エチュード
それぞれの小節の最後にある休符で音楽が止まることのないように注意する。和声の中で常に音楽が前へ前へ進んでいくように。右手の和音は呼吸とともに上げる。

150番小雨
弾く時には左手の譜面から先に見て次々素早く準備する。9小節から12小節は左手の和声が右手の動きに翻弄されないように、まず左だけで練習をする。
         以下、会報に掲載
(M.K記)


     
◆ 次回(第110回)研究会

日時:2019年1月31日(木)  9:30~10:00 ステップ反省会、清算
              10:00~12:00 研究会
会場:千葉市生涯学習センター 音楽スタジオ
内容:スオミ・ピアノ・スクール第1巻より

※終了後、新年会&ステップ打ち上げをいたします。