理容室のウラ(仮)

ここに挙げているのは、あまりお客さんには知られてない事柄です。
でも同業者にとってみれば割と“当たり前”なことみたいです。



普通のT字カミソリで顔を剃ってる店がある。



理容師が使うカミソリのほとんどが替え刃になってしまっているのは、ご承知の通り。
しかし、一部の理容室(特に低価格店)では堂々とT字カミソリが仕事に使われている。
プロ用の二枚刃カミソリ(上の写真の左)もあるが、一般人のバイト君を使っている所は
扱いやすさという点でT字カミソリに軍配が上がるだろう。
時間短縮という点でも有効だし、切れ味も遜色ない。
案外マユをひそめているのは同業者だけで、お客側にすれば関係ないのかもしれないが・・・。




台所洗剤で頭を洗っている店がある。



さすがに最近はポマードをべったりつけている人は希少だ。
しかし絶滅したワケではない。そーゆー人の洗髪をするのは至難の業だ。シャンプーの泡が立たないからだ。
都内某店では食器洗い洗剤での洗髪で、それに対応している。
勿論別容器に移されているので気付かれることはないだろうし、意外とキレイに洗える。
「手肌に優しく、油汚れもバッチリ」なんて宣伝されてるくらいなので、使う側にとっても悪くないハズだ。
もしバレたら「人をモノ扱いしやがって!」ってことになるのだろうか・・・。




リンスを顔につけている店がある。

S県某店ではリンスを別の用途に使っている。
シェービング前にリンスを顔にぬって蒸すのである。
そう、プレローションの代わりに使用するのである。
髪に効果があるものだから、肌にも同様の効果がある。何より専用のモノより安価だし、手に入りやすい。
いかにもってカンジの香料がネックだけど・・・・。




ガマの油は存在する!?



技術者の技術の向上・・・・ではなくて、道具の使い勝手の向上により
シェービング時の事故はほとんど無くなったと言っていい。
それでも刃物を肌にあてる限り、トラブルはゼロではない。
そこで登場するのがボスミンだ。
まさに「ひと塗りで、(血が)ピタリと止まる」というシロモノである。
元々は手術時の出血を最小にするための「血管収縮剤」で、処方箋が無いと購入できないハズなのに
道具屋さんがフツーに持ってたりする。
そのカジュアルさ(?)故か、最近は手軽に使われることが多いようだ。
これも技術低下の一因か・・・・・?