根元で糸杉7本が癒着したのでは?とDNA鑑定して、1本の固体であると鑑定結果がでたそうです。
幹周りは世界一の木です。私は屋久島の屋久杉まで登りました。
屋久杉は根元を踏まないよう保護してあります。でもこの糸杉は踏んでも 少々蹴っても
さわっても良い何の囲いもありませんでした。
メキシコの征服者コルテスの遠征隊もこの木陰で休んだのでしょうか。
2000年の樹齢は広大な国土の自然の中で 素朴な原住民の息吹も 長いスペイン人の征服も
輝く革命も 混血が生む新しい民族文化も それら全てを風の中で見たのでしょう。
私もそれらの残照の一部を求めて13日間の旅の終わりを迎えようとしていました。
ミトラとはサボテコ族の言葉で『永遠の休息の場』という意味です。では墓でしょうか?
サボテカ人がモンテアルバンを放棄した後 ミステカ人が祭祀の場としたといわれています。
現在でも、いつ、誰が、何のために建てたものなのか謎です。
一説にはサポテカ族によって建てられ、ミュシュテカ人が今の形に完成したといわれています。
見どころは、何といっても石柱の建造物です。
建物の壁面にはびっしりと雷文のような幾何学模様が施されていて、見るものを圧倒します。
宮殿広場に残る石柱群も独特の幾何学模様で飾られています。
スペイン人が初めてミトラを訪れたとき、多くの生贄の死体があったことから、
サポテカ人の祭儀場として機能していたことがうかがえます。


赤壁の中央の階段を上がると三つ並んだ門をはいます。
そこには石の円柱が6本並んだ 列柱のホールがあります。
更に狭い通路を抜けると中庭がありました。
壁面は幾何学的なモザイク模様で飾られています。
模様は空 蛇 稲妻 雨などを表しているそうです。
石柱のホールの北側の壁にも細やかなモザイク模様が
何十万個の小さな石片を組み合わせ
ジクソーパズルのようなに組み合わせて作成されています。
スペインのアルハンブル宮殿のあの素晴らしいモザイクにも驚きましたが、
ここでもサボテカ人の
建築技術や芸術的才能の高さが伺い知れます。



モザイクは彫られているのではなく 小さな石片を組み合わせて作っています。
一部には赤い塗料も残っていました。
建物は もろくて比重の重い石灰岩の一種で造られ竹やシュロなどで
取り外しのできる素材が使われていたとのことでした。
| ミトラ遺跡への途中樹齢2000年以上の巨木 | |
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