A図で75kgの錘(質量)を1秒で1m持ち上げた力 と
答えるのは×です
馬力は仕事率ですから「すずたかさん」が75kgの錘を持ち上げた力の大きさ
kgf(キログラム重)であって75kgではありません(力の大きさと質量の違い)
B図のピストン(4サイクル12気筒エンジン)の場合で考えますと
一個のピストンで発生されるトルクを時間(普通1分間)と爆発数を掛けて
12倍(12個ピストンがありますから)したのを仕事量の単位で表したのが馬力です
ですから上の4気筒のエンジンと下の12気筒のエンジンが同じ馬力ということも
あります(12気筒のトルクが1/3で同じ回転数ならそうなりますね)
一応計算してみましょう
A:
4気筒エンジンで1分間6000回転で最高馬力を発揮します
一つのピストンが8kgf・mを発揮します(回転数は無視します)
クランクシャフトは1分間で6000回転します ピストンの爆発回数は1/2で
3000回爆発します 4気筒ですから合計4×3000=
12000回爆発しますね
これにトルクをかけて 8×12000=
96000(単位は何でもよい)一応psとします
B:
12気筒エンジンで同じ馬力を発揮するなら 12×3000(1気筒当りの爆発回数)
で、
36000回爆発
しますので ○×36000=
96000(4気筒エンジンと同じ馬力)
○=2.6666 2.67kgf・m(トルク)になります8÷2.66=0.333
約1/3です
なにが違うかと言えば12気筒の方が
加速時に滑らかだとなります
まあ条件が違いますが100km/h(これも重要な単位です)の回転数は2900rpm
位で同じようなものでしょう
ではこれを最高速度まで走ってみますと 多分同じでしょう(^^;
普通CD値が0.27ぐらいだと220km/h以上は馬力勝負と言われています
ですから同じボディで同じ馬力なら最高速度は変わらないと思います
0〜400m発進
さすがにデータはありません(見つかりません)が予想では
0スタートでE320がダッシュ!その差はひら〜く が、4千回転を越えると差が縮まる!
が、3rdにシフトアップした瞬間にまた差が開く またすぐ差が縮まるがすぐ4rd(D)に
入る差が開いたままゴー〜ル かな(笑) 400m通過スピードは170km/hぐらい
(ちなみにC55AMGで13.557秒 C43AMGは14.058秒 E500は?)
フィーリングとしてはE320はドンッとくる加速感とトルク感
300E−24は高回転でグ〜ンと延びる快感かな(笑)
これらはエンジン性能というよりはトルク発生時のフィーリングによるのでしょう
おまけ
E280
|
300E
|
E400
|
E500
|
300Dターボ
|
1044
|
103
|
1195
|
119
|
603
|
DOHC6気筒
|
SOHC6気筒
|
V型8気筒
|
V型8気筒
|
SOHC6気筒
|
2799
|
2960
|
4195
|
4973
|
2996
|
89.9×73.5
|
88.5×80.2
|
92.0×78.9
|
96.5×85.0
|
87.0×84.0
|
10.0
|
9.2
|
11.0
|
10.0
|
22.0
|
200/5500
|
185/5700
|
285/5700
|
325/5600
|
150/4600
|
28.2/3750
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26.5/4400
|
42.0/3900
|
49.0/3900
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27.8/2400
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じっくり比べると大変面白いです
これを見るといかにディーゼルが高圧縮ショートストロークかが分かります
ですから最大トルクが低回転(2400rpm)で出ています ディーゼルが加速が良い
と言われている訳です(でも馬力がないので頭打ちになってしまうのも理解できますね)
ターボ付きなので馬力にそれほど差がありませんが無しだともっと馬力に差がでます
この辺のエンジン特性については他のページで話します(と思います)
では
「クルマに関する単位のお話 その2」 をどうぞ