SmartVisionの調査方法

  1. COMコンポーネントの調査

    Microsoft Platform SDKのOLE-COM Object Viewerを起動し, FileメニューのView TypeLibでCOMコンポーネントの実体(例えばRsvData.dll)を読み込む. すると, 言語に依存しないCOMインターフェイスを知ることができる. これをタイプライブラリと呼ぶ.

    COM (Component Object Model)とは, Microsoft社の提唱する, 部品化したプログラムを作成・利用するときの仕様のことである. 特定の機能のみを持つ部品を作成し, 組み合わせることで, アプリケーションの開発が容易になる. このプログラム部品のことをCOMコンポーネントと呼ぶ. DLLやEXEの形で作成したり提供されたりするのが一般的で, インターフェイスさえわかれば第三者でも簡単に使えることが多い.

  2. データファイルの調査

    SmartVisionはデータの保存のため, いろいろなデータファイルを利用している. そのファイルをバイナリエディタで読み, SmartVisionを操作した結果や関連するタイプライブラリと比較することで, データの意味やCOMインターフェイスの詳細を知ることができる.

  3. レジストリの調査

    SmartVisionはレジストリにもいろいろなデータを保存している. そのデータをSmartVisionを操作した結果と比較することで, レジストリの意味を調べることができる.

    また, 2ちゃんねるの過去ログには先人達による貴重な調査結果があるので, 必読である.
    NEC非公認SmartVision HG/V HG HG2 HG2/R FAQサイト(長いので省略。)のミラー

  4. ログファイル

    SmartVisionには, EXEやDLLの活動の様子をログファイルに記録する機能がある.

    例えばRsvData.dllを調べたいとき, レジストリにキーとDWORD値を

    [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\SmartVision\LogTrace\RsvData]
    "LogTrace"=dword:00000001
    
    のように作成すると,
    C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\NEC\SmartVision\LogTrace
    
    の下にRsvData.dllの活動を記したログファイルが作成される. これにより, どのようなインターフェイスがどのような順序で使われているか, ある程度まではわかる.

    なお, NecSvtvの場合, LogTraceの値はトレースレベルを意味するらしい.

HOME