1. 家庭内LANの配線
家を新築や増築するときには,家庭内LANの配線を常設しておくと良いです.こうすると,将来むき出しの配線が部屋を見苦しくすることなく,きれいに収めることができます.
しかし,いざ配線の設計をする段階になると,家庭内でのPCや電話機の設置場所を決めなければならないし,将来的にLANがどのように発展していくのかも見極めならが決めなければならず,頭を悩ますところが出てきます.
一昔前にはISDN対応のために部屋間をISDNのバス配線ができるように配線するケースがありました.しかし,これもISDNだけしか利用できないような4線で配線をしてしまうと,今のADSLからのモデムを通じたLAN配線には利用できなくなってしまいます.
ただ,今となっては無線LANという選択肢もありますので,さほど慎重に考えなくても良いかもしれません.それでも有線がという場合には,以下は私なりのチェック項目です.
1.家の外部からの配線はまず1箇所に集める.もしくは,集まれるようにする.
まず,家のなかで集線場所を決めます.いわゆるハブになる場所があると,通信機器の切替が楽になります.また,今はなくても将来は光ケーブルが家に入ってくるでしょう(来て欲しいです.).そのときでも十分対応できるよう,家の外からの配線がすぐ引けるような場所に集線所があると良いです.
2.配線を集めた場所にはHUBなどを置けるスペース,コンセントと,熱がこもらないような対策をする.
集線場所は,家の中のコンピュータ室と考えられます.ここに,なるべくモデムやルータ,HUBなどを置くと良いと思います.ただし,これら機器も熱を出しますので,狭く囲まれた場所は不向きです.私の知り合いでは,この場所を狭く作りすぎたために,熱の心配が出てきてしまい,結局HUBを置くスペースとして利用できなくなってしまいました.
3.LANの配線は集線場所からスター型RJ45の8芯結線をする.線は予算の許す限り,エンハンスド・カテゴリー5やカテゴリー6.
RJ45を8芯結線するとさまざまな配線に対応することができます.10BaseT,
100BaseTXはもちろんのことISDNも利用できますし,将来的なカテゴリー6なら1000Baseにも対応可能でしょう.また,意外と知られていないのですが,RJ45の壁側のジャックは,電話のモジュラージャックのかわりに利用することができます.RJ45のジャックは多少穴が大きくぐらつきますが,確実に通信できます.(もちろんメーカーでは保証していないと思いますので,自己責任でお願いします)
4.電話だけしか置かないとわかっているところならRJ11の4芯結線をする.
電話だけしか置かないことが確実ならば,電話のモジュラージャックを配線します.その方が電線のコストを多少おさえることができます.芯線は4芯必要かどうかはわかりませんが,もし,カテゴリー5で4芯の配線をしておけば,将来コネクタをRJ45に換えればLANに利用することもできます.
5.予算との兼ね合いですが,将来のPC置き場になりそうな場所には,配管だけでもしておく.
これも,予算の関係になりますが,配線の電線は将来決めることができます.配管はいつの時代でも一緒でしょう.
Last Update:2003/04/24
, Wasabi
Since Feb. 19th, 2003