不完全なものを組み合わせて完全なものを作り出す

機械は故障しますし、人はミスをするものです。どのようなシステムであっても、この機械と人との不完全なものの組み合わせでできていますので、完全ではありません。

システムを冗長化したり、二重化したりと、対策はいろいろありますが、もちろんそれでも完全ではありません。システムの停止や動作不良は、おきて当たり前と考えてくれればよいのですが、そうも行きません。

ほとんどの長期の時間帯は、システムは正常に動いていますので、ユーザにとっては、動いていることが当たり前になってしまうのでしょう。

このような、不完全なものを組み合わせて、どこまで完全にするか が、システム管理者(構築者)の腕の見せ所ではないでしょうか。

どこがどのように故障するかを見極めて、自動で切り替える部分を決める。予備はどれくらい持つべきか決めておく。こういったことが基本になるでしょう。

稼働開始したシステムであれば、変更が難しいのでの自由度は限られると思いますので、シングルポイント部分をチェックして予備機を購入しておく、と言ったことも必要になります。

さらに、システムが故障した後のことをイメージできればなおよいと思います。

システムが二重化されていれば安心と思われがちですが、一系統が故障すると、残りの一系統で運用しなければならなくなってしまいます。故障した一系統の修理時間がきわめて短く、その場でできればよいのですが、 残り一系統になった場合には、運用する側は結構不安です。

できれば、一系統が故障しても、大丈夫なように、予備機器を確保しておくのが良いと思います。24時間運用には、現用機とすぐ切り替え可のホットスタンバイ予備機、さらに、1台故障時の入れ替えのためのコールドスタンバイの予備機、と同一機器は3台あるのが理想的です。 

2008/02/08 Wasabi

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