| 天国から地獄へ タイトルのごとく、まさにそんな感じだった。2001年、某日午後3時50分、分娩室のドアが開き、産婦人科の先生が出て来られ、「おめでとうございました。元気な男の赤ちゃんですよ!」と声をかけて下さる。その扉の向こうからは元気な泣き声がわずかに聞こえ、「3人目も無事に産まれたなあ。」とほっと胸を撫で下ろした。その夜は妻と色んな事を語り合い、私は「明日も来るね!」の声をかけ、産婦人科を後にする。翌日朝、「チアノーゼがひどいので、念の為、近くのY病院へ連れて行くからなるべく早く来て欲しい。」との妻の電話。チアノーゼが何なのかも分からないまま慌てて産婦人科へ行き、保育器に入った我が子を渡される。Y病院へ到着すると「新生児はちょっとここでは見れません・・・。とにかく血液中の酸素が極端に少ないのでK病院から迎えの救急車を呼ぶよう、手配しました。」との事。1時間後、救急車到着。専門医も同乗で来てくれ、その状態をひと目見て、何やら周囲の先生や看護婦に指示を与えている。動きが異様に慌しい。嫌な予感がする。切迫した表情の看護婦が私を呼び、「すぐにK病院に運ぶので、お父さんもなるべく早く来て欲しい。」との事。1時間かけてK病院到着後、「家族説明室」で待つ事4時間、担当医から呼ばれ、単心室と肺動脈閉鎖を伴う重度の心臓病である事を宣告される。天国から地獄へ突き落とされた2日間だった。 でもね・・・ あれから1週間、泣いてばかりいられないと気持ちを切り替えて、まずは子供の病気について勉強する事を決め、色んなホームページを見て回りました。すると、病名は違うものの、同じ境遇の親御さんのホームページが結構あり、それらを読んでいくうちに、心が救われました。また、第一線で働いていらっしゃる小児科専門の心臓外科医の先生のホームページでは色んな知識を身に付ける事が出来、その上、自分の病院の患者でもない見ず知らずの私の質問メールにも即答していただき、勇気付けられました。そこで、数ある心臓病の中でも、この「単心室と肺動脈閉鎖」の限定版ホームページになるとは思いますが、何かの参考になればと思って、しかも普段日記など付けない我々夫婦の為にも記録として役立つのではないかと考え、このホームペーを開設することにしました。 |