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△ 『猫と針』(恩田陸、新潮社)
5月30日 読了。
この人が戯曲を書いていたとは知らなかった。 『チョコレート・コスモス』もそうだが、『中庭の出来事』や『黒と茶色の幻想』(私はこの作品がこの人の最高傑作だと思っている)もお芝居に近い雰囲気があり、もともと親和性は高いのだろうと思う。 とはいえ、この戯曲がお芝居として面白くなるかどうかは役者次第か(気負い過ぎかも)。
△ 『若き友人たちへ』(筑紫哲也、集英社新書)
5月30日 読了。
「筑紫哲也ラスト・メッセージ」という副題がついている。 この人がどういうバックグラウンドで何を気にかけていたかがわかりやすい本だった。 おおむね同意できるが、若者たちが今このような若者たちに育ったことについて、育てた側としての意識が薄いのが気になった。 会って直接議論したかった人の一人。
△ 『目薬αで殺菌します』(森博嗣、講談社)
5月25日 読了。
久しぶりのφシリーズ。 ギリシャ文字がタイトルのトップにないのはシリーズ初めて。 海月及介とは誰なのか。 Vシリーズの「へっくん」が彼だったなら、海月及介も何者かだと思うのだが。
△ 『プリンセス・トヨトミ』(万城目学、文藝春秋)
5月18日 読了。
気になる部分がないではないが、荒唐無稽さを楽しく読んだ。 できることなら連休中に読みたかったと思う。
△ 『過客問答』(加藤周一、かもがわ出版)
5月18日 読了。
インタビューを起こしたような本。 テーマは現代社会全般から演劇まで幅広い。 表現者として考えさせられること多々。 この人には会いたかったと本当に思う。 そういう意味で、今後の人生(?)ではもっと戦略的に/意識的に行動しようと思った。
△ 『星を継ぐもの』(ジェイムズ・P・ホーガン、東京創元社)
5月16日 読了。
タイトルだけは前から知っていたSFの古典的名作。 最初のうちは世界について行きづらい気がしたが、「古典的名作」の看板は伊達ではなかった。 主人公が魅力的。
△ 『転移』(中島梓、朝日新聞出版)
5月10日 読了。
去年5月末に亡くなった著者の最後の日記。 webで読んでいた日記とはまったく違う、もっと個人的なもの。 だんだん辛くなっていくのが読んでいて辛い。 この人にとってもグインというのは特別だったんだな、と思う。 編者のあとがきがあるかと思ったがなし(作品リストだけ)。 5月に入ってからの数ページは本当に痛々しい。 どこかで区切りをつけてグイン・サーガを読み直そうと思う。
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