△ 歌 仙 庵 △
かせんあん

[永綏堂連絡帳(掲示板)] [脩祐山永綏堂トップ]
[△ 歌仙庵 △に書き込む] [過去の作品]

歌仙庵は、参加者を決めて順番に句をつけ、歌仙を巻く企画です(040717の20000ヒットと040730のサイト開設二周年記念企画です)。

注:歌仙庵は現在休止中ですが、雅仙庵ではどなたでもご参加いただけるなんちゃって連歌「雅仙」を行っております。
どうぞお越しくださいませ。


歌仙『哀れ蚊の』の巻
(2004年8月17日-2006年1月26日)


(初折表) 哀れ蚊の声の細さや秋湿り      亜月
       雲に隠れて見えぬ名月       Ray
      ふる里の新蕎麦香る季節にて     まっく
       鬼の捨て子を拾う夕暮れ      亜月
      どこからかオリンピックの凱歌あり  伊井野
       新たな道の始まりし時       まっく
(初折裏) 父と行くバージンロードのその向こう shiho
       スーパーマンの姿小さく      伊井野
      葉の上にかたつむりいる雨の午後   Ray
       秒針の音聞きつ本読む       shiho
      たっぷりと眠気を覚ますシナモンティ 亜月
       銀座のカフェにモダンボーイが   Ray
      冬休み居場所求めて月の街      まっく
       衿立てて行く背(せな)に北吹く  亜月
      ネクタイがうまく結べぬ今日は凶   伊井野
       霊能頼る首相お疲れ        まっく
      庭に出て花愛でる間もインタビュー  shiho
       おたまじゃくしが軍歌奏でて    伊井野
(名残表) 幼子の赤いスカート翻る       Ray
       後ろ姿に我もスキップ       shiho
      退院を間近にそっと微笑みて     亜月
       お礼のお礼に絵葉書を書く     Ray
      初雪の富士の高嶺よ夜行便      まっく
       凍てつく沖の漁り火を見る     亜月
      2万℃のコロナのような君を抱く   伊井野
       出征前の仮の祝言         まっく
      静かなる畳の部屋に何もなく     shiho
       月を招いてただ酒を呑む      伊井野
      暁に檸檬の香する酔い覚まし     Ray
       いつもありがと椎の実どうぞ    shiho
(名残裏) お友達子狐からの贈り物       亜月
       小学生が教科書を読む       Ray
      窓外の雲の形はメロンパン      まっく
       乗る人もなく揺れるぶらんこ    亜月
      花守は回送バスでやってくる     井伊野
       平安な顔春眠の夢         まっく

2004年8月17日 起首 - 2006年1月26日 満尾


△ 進行予定と現在の状況(<<<は現在の段階を示します)

  参加表明
   ↓
  発句提出(メールで)
   ↓
  無記名発句一覧発表
   ↓
  選句(一人二句までメールで投票)
   ↓
  選句結果発表
   ↓
  付け句開始
   ↓
  満尾<<<


※付け句の順番は
 亜月←shiho←Ray←伊井野←shiho
 ↓             ↑
 ↓             ↑
 Ray→まっく→亜月→伊井野→まっく
でした。※


△ 式目(ルール)(040821改訂)
「次も春の句でお願いします」「そろそろ月の定座です」などとアナウンスしていくつもりですので、下記の式目を完全に覚えていなくても大丈夫です(式目は原則と考えてください)が、「そういう決まりがある」ということだけ一応頭の隅に置いておいていただければと思います。
捌く私自身が初心者ですので、楽しく遊ぶことを第一の目標にしたいと思います。

1.長句(575)と短句(77)をくり返して付けあい、三十六句で完成(満尾まんび)とする(1-6:初折表・7-18:初折裏・19-30:名残表・31-36:名残裏)。

2.連歌・連句の基本的な姿勢である『付け』と『転じ』については雅仙庵と同じ方針をとる。

3.発句(第一句)は作成開始日の季節に合った句(当季)とし、季語・切れ字を含む句にする。

4.脇句(第二句)は発句と同季・同場とし、体言(熟語)止めとする。

5.第三句は「て」止めまたは「らん」止めとする。
 以降は月・花の定座(下記参照)以外は自由。
 雑(季語のない句)を挟んで同じ季節が出ること・同じ季節の中で前後すること(=季戻り;桜のあとに梅が咲いたりすること)は避ける。
 一巻のうちに最低一回は恋を出す。

6.月・花の定座は以下の通り(二花三月)。
 月=初折表5/初折裏8付近/名残表11句目
 花=初折裏11/名残裏5句目

 月の位置は前後にずれてもよい。
 花のない春はよいが、月のない秋は避ける。

7.春・秋・恋の句は3-5句続ける(それ以上でもそれ以下でもよくない;月と花の定座を考えるとある程度季節が限定されることに注意)。
 夏・冬・新年の句は続けてもよいが三句まで。

8.短句の後半七音(下七)での「四音+三音」や「二音+五音」は避ける(奇数音の文節で終わらない)。
 「明日(あした)は天気」「降る蝉時雨」は×。「今日の終わりに」「爽やかな風」は○。

9.挙句(あげく。最終句)は明るくおだやかな雰囲気であることが望ましい。


【参考:続けるべき句数と間隔(去り嫌い)】
  間隔は二句以上
(二句去)
間隔は三句以上
(三句去)
間隔は五句以上
(五句去)



  同字
(同じ漢字)
月・田・煙・
夢・松・竹・
舟・衣・涙 



人倫・名所・
国名・天象・
生類(動物)
・植物   
時分・夜分・
旅・居所・ 
降物・聳物 
 



夏・冬 神祇・釈教・
無常・述懐・
懐旧・山類・
水辺    
 




  恋句  




    春・秋


△ 書き方
あらかじめ決めた順番にしたがって、候補となる句を3-5句付ける(打越句-前句-付け句1-付け句2-付け句3-……の順に、句のあとに詠み手の名前をつけて書いて下さい)。
次の順番の人は前の人が付けた3-5句の中から最もいいと思うものを1句選び、それに付ける句を同様に3-5句詠む。

まとめその他の都合上、前の方が書き込まれてから24時間以上経ってから次の句をお付け下さい。
よろしくお願いいたします。


[永綏堂連絡帳(掲示板)] [脩祐山永綏堂トップ]
[△ 歌仙庵 △に書き込む] [過去の作品]