北海道への逃避の旅2003
今回の北海道ツーリングもメモ帳を持参していろいろ書きながらの旅でした。
そのメモをほぼそのままテキスト化したので、かなり断片的な表現がありますが、まあ、それも旅人の味ってことで許して下さい。
とにかく、一度も雨に降られず、天候にもまあまあ恵まれて(気温が低かったが)良い旅でした。
7月20日
今年も北海道へ出発だ、AM6:00位に宇都宮のアパートを出発する。
さあ、出発だ路面がぬれているのが気になるなあ。
チケットを取るのを忘れて楽な太平洋航路では行けないが、新潟航路のチケットは無事に手に入ったので東北道から磐越道を使って新潟へ。
その栃木~新潟への移動中に大雨に遭う、かっぱを着るまもなくずぶ濡れになった、かなりブルー
フェリーに乗る前にカッパを乾かしています。
搭乗するフェリーは「らいらっく」という小さなフェリーだ、以前にも乗った事があったかな?記憶していた船とはぜんぜん違う。
いまだに関東の梅雨は明けておらずこの分だと梅雨前線は関東に居座り北海道の天気は晴れであろう、楽しみだ。
#そのおかげで高速で雨に遭ったのだが。
これが乗るフェリーと看板。
今日は昨日からおき続けて船に乗った、昨日起きたのが午後2時なのでそれほど辛くは無い、しかし、この所二日で一回しか寝ないペースが楽になりつつある、睡眠パターンが狂っているのか?
#歳か仕事疲れか。
昨年に続き腹痛を起こす。
今回の原因は新潟に入る時の高速道路上で雨に降られたため体が冷えてしまったためだ、どうやら私は北海道と腹痛は通じるものがあるようだ。
今回は原因もしっかりしているし「正露丸」もあるので安心だ、しかしこの「正露丸」は去年の旅行中に購入した物なので多少心配だったりする。
フェリーからの景色
暇なのでフェリーの風呂に入る、水平線が見えて常時傾きつづける湯船は不思議な感じがする。
興奮しているのか?寝むれない、明日は朝4時から走れるのになあ。
7月21日
朝5時20分小樽を出発する。
何も考えていないので高速へ、PAで行き先を北海道の真中くらいとして国道275号線を北上して日本最大の人口湖の朱鞠内湖へ。
「しゅまりない」と読むらしい、景色は普通。
その後北へ向かい美深の道の駅でツーリングマップルに載っていたコロッケを食す。
この時には気温が20度くらいあった。
国道沿いに咲いていたひまわり。#名寄のひまわりではない。
そこから名寄に戻りオホーツク海側へ、峠を越えると気温は一気に15度前後になり思わず寒さで気分も落ち込む。
この気温の低さはオホーツク海からの風のせいらしく網走まで続いた。
特に紋別の町は海からの冷たい風で霧が出ていた。
本日の宿は摩周湖の近くの「ましゅまろ」です。
宿の近くはいつものとおり天候が良くない、しかし、本格的な雨も降らない。
どうもこの宿は摩周岳と屈斜路湖の間にあり雨が降りやすく常に曇っているようです。
宿に到着する、何度目だろうか?
#後で数えたら8回以上泊まっているみたい。
体中がギシギシする温泉に入ってから宿に入ればよかったか?でも温泉と宿の間で風邪を引きそう。
宿のシフォンケーキと果実酒
本日は移動の日なので走行距離は600km以上だった。
7月22日
本日は霧多布と納沙布岬へ行く事にして出発をする、納沙布岬は北海道で一番東にあるらしい。
出発すると昨日に引き続き気温が低くかなり寒い。
今年は小型のリアバックを持参したので同じ宿に泊まる今日は荷物を置いて軽装で出発する。
寒いのでセイコマート(コンビに)でホットコーヒを買う。
気温が10度くらいになるともう耐えられないので温泉に入ろうと思って持参したバスタオルを体に巻いて走行する。
本日は曇りで気温が上がる事が無かった。
「おいちいし」と読むらしい。
何にもないノシャップ岬。
太平洋岸の霧多布から納沙布までの道は軽快で走るには最高かも。
返せ北方領土の碑、強烈過ぎだよ。
本日の走行距離450km
7月23日
本日は少々暖かい。
ましゅまろ出発後網走に向けて藻琴峠を越える、頂上の展望ではなぜか自衛隊の通信班が演習をしていた。
展望台の駐車場です、峠の上は晴れ下は靄
晴れを追いかけて知床峠へ向かう、気温は20度を超えて暖かい。
天気が良いと気分が良く知床横断道を一気に走り抜けて羅臼町へ
しかし羅臼に抜けると気温が下がってしまった、空を見たら知床半島の突端方面が晴れていそうだった。
そこから知床半島の東北部?の突端である留萌へ道道がなくなるところまで走りきる。
知床半島の最東端です、看板がイカシテいます。近くではトドカレーが売っていました。
そう言えばここは今年放映された「北の国から」の主人公が”番屋”に住んでいた辺りだなあとか思って見回すとそれらしい建物はなし、
そそれどころか羅臼昆布は儲かるらしくアルバイト募集の広告や大きな家に高級外車が多く見える。
羅臼から開陽台方面へ回ってみる、しかし、今年は開陽台には向かわずにその横にある武佐岳の登山道途中にある駐車場へ、こちらの方が開陽台より見晴らしが良いと聞いたのだが、やはりというかまあ、マイナーはマイナー、やはり開陽台の凄さには及ばず。
しかし、変わり者が向いには絶好かも。
まっすぐな道といまいちの展望だった武佐岳の登山道
北十九号道路で相変わらず毎年同じ写真をとる。
#今回で5回目かも?
いつもの写真。
あいも変わらず開陽台付近で道に迷う、気温はオホーツク海側なので一気に16度まで低下した。
それでも昨日よりははるかに暖かい次に多和平という数年前から看板だけ見て通過していた所に向かう、看板に書いてある文言が開陽台と同じ「地球が丸く見える」なので気にはなっていたのだ。
感想は、まあ、メジャーじゃないのね。
天気が微妙だったが摩周湖へ
湖面は見れたがちょっとガスっていた。
ちょっとガスがかかっていた「摩周湖」
宿への帰り道に川湯温泉で硫黄泉に浸かる、かなり体が硫黄臭くなった気がするなあ。
湯冷めしないように10数キロ走るのは難しかったが色々工夫して「ましゅまろ」へ帰ってきた。
いつもお世話になっている「ましゅまろ」さんの夜景。
本日の走行距離400km
7月24日
本日は移動が中心になった。
まず、「ましゅまろ」から本日の宿のがある浜頓別へ向けて走る。
さあ、出発だ!
浜頓別はほとんど宗谷岬の辺りなので結構な距離だ。
気温は15℃から18℃で昨日よりは多少ましだがオホーツクの風は冷たく紋別は霧が出ていた。
相変わらず美しい「美幌峠と屈斜路湖」
少し早めに宿付近に到着したので、時間がギリギリだが宗谷岬へ行く事にする。
#往復120kmくらい。
かなり飛ばして日本最北端の地へ
何とか往復!忙しすぎて写真なし。
トシカの宿の近くには温泉があった、北海道には珍しく?アルカリ腺で美肌効果があるそうだ。
トシカとは湖の辺という意味らしくこの宿からはクッチャロ湖がみえるらしい。
#夏だったのでヤで見えなかった。
温泉帰りに眺めたクッチャロ湖
夜はジンギスカン食べ放題、肉厚すぎ。
この宿は女性経営者でした、珍しい。
肉厚のジンギスカン!と味のある宿。
「とほ」を失う!
「ましゅまろ」から「トシカの宿」に移動中、ホクレンのスタンプラリー台帳と共にリアバックからダイブした模様。
やはりバックに適当にぶち込んだのが間違いだった。
本自体よりもましゅまろ3連泊のスタンプが惜しい。
7月25日
朝9:30頃「トシカの宿」を出発する。
宿で同じ部屋になた人に薦められた「ゆきふるさと」というとほ宿が本日の目的地になる。
しかし、最初の目的地は宿とは全く正反対の昨日と同じ宗谷岬へ向かう。
次に稚内へ
稚内で昼飯を食べる。
選んだお店は「おてんき」と言う昨年の稚内の大火で焼けてしまって北海道好きのカンパでお店が復活したと言う面白い所だ。
そう言えば今年はあの有名な「礼文の桃岩ユース」も崖崩れの危険があって閉鎖されているとの事で稚内のフェリー乗り場も老人会のようなツアー客ばかりだった。
13時くらいにこりゃ参ったぞという感じで稚内を出発する。
目的地の宿はここから300kmあるのだ、という言い訳を含みつつあの有名な最高速チャレンジ道を良い感じの平均速度で通過し、工事だらけの日本海側を走る、多分この光景は記憶に残らないだろう。
ぶっ飛ばしている時に一休みして眺めた利尻富士。
何とか無事に宿に着く。
この宿の夜は長い。
飲みがメインらしい、しかし、メロンが半玉出たのには驚いた、どうやらただで手に入れているようだが。
#雨龍の「暑寒メロン」というらしい、青肉の甘いメロンだった。
この「ゆきふるさと」は食い物がうまい、米、メロン等、特にご飯が最高だ、ということは日本酒もうまいのがつくれるらしい。
大量のメロンと看板です。
本日の走行距離450km以上
7月26日
明日10時にはフェリーに乗らなければならないので本日は小樽に向けて走る事にする。
泊まった宿のある雨竜から小樽までざっと150kmくらいなので寄り道をする事にした。
前々から少々気になっていた夕張の炭鉱の遺跡を見て回る。
ずぶの素人にはまり発見できないがそれでも数箇所見つける事ができた。
赤平炭鉱後の廃墟?
炭鉱跡との廃墟
また、そのうちダムが出来てダムが沈むという怪しい所も見学する、沈むダムは風格があってよろしい。
ダムの上です、橋の欄干は真っ赤にさびていました。
夕張メロンのお店の前を通過しあの有名な「のんきや」で昼飯を済まそうと思ったが満員で×、そのまま岩見沢へ抜けた。
本日の宿は「いちえ」気さくな女主人の宿だった。
この宿を含め小樽の宿はB&Bが基本なので夕食は町に出て食べる事に、宿の主人に教えてたもらった「なると」という地元の人用の凄いお店へむかう。
何が凄いかと言えば若鶏の定食を注文したら鳥の身が半分縦に切断した奴が出てきた。
素揚げしてあってやたらに美味い、特に皮がぱりっとしているのは感激した。
食べる前と食べたあと。満足満足。
小樽の町は祭りで賑わっていた、こうして北海道最後の夜はふけていく。
7月27日
小樽港を出航する。
出航する時に昨夜の潮祭りの踊りで送り出してくれた。
いつになく騒がしい出航となる。
出向前にお土産を積んだVFRと出向時の潮祭りの続き。
乗船後、多少眠いが風呂が始まる時間まで船内をぶらぶらする。
3時過ぎに風呂が空いたのを見計らって入浴する、その後お土産を追加購入してあとはひたすら寝る。
フェリーからの眺め。
船内放送で数回起こされたものの入港直前までゆっくり寝ていた。
今回は、新潟を出航した時から帰りまで疲れが抜けなかった。
7月28日
新潟に着いたのが5時くらいだった、世間は月曜日だが朝から高速を乗り継ぎ宇都宮へ帰ってきた。
あさの新潟港です。
まだ梅雨は明けておらずどんよりとしていた、今年は異常気象か?
後に調べてみたら、バイクタイヤの溝は見事になくなっていた。
今回の北海道旅行はなーんにも考えないで出発して何も考えないで移動してとリラックスできました。
全ての写真の撮影はPower Shot S45です。