楊名時太極拳NOTE |
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楊名時太極拳は身体を調え、息を調えることにより、心をも調えることが出来る太極拳です。
24の型を10分かけてゆっくり行うので、病弱な人や御高齢の方も無理なく始められます。
太極拳の呼吸は息を吐く時御腹が膨らむ逆腹式呼吸です。
これを簡単に理解するには、八段錦の八番目の運動が最適です。息を鼻から吸って、鼻から吐くのが基本です。
習い始めには呼吸を意識すると緊張してぎこちない動きになるので、
呼吸を意識しないで練習します。
習熟すると呼吸と動作が一致してきます。
これを拳勢呼吸と言います。楊名時太極拳はゆっくりと動くので、呼吸も吐く息が15秒前後 と長くなります。
練習していくうちに自然に長くなりますが、
八段錦の一番目の運動を毎日続けると良いでしょう。
動作の途中で息が切れてしまった時は吸い直して下さい。
楊名時師家は「気は長~く」と仰ってました。このような呼吸法や規則正しい運動はセロトニンの分泌を良くし、ストレス解消に 効果があります。
立ったまま行う禅、それが立禅です。
雑念を取り払い無念無想で行うのは中々難しいもの。
立禅の時の姿勢はあごを引いているものの、
脇の下にピンポン玉一つ分の空間を作って腕を自然にたらし 奥床しい人が多いのか俯き加減で下を向いて演武している人を良く見かけます。
また太極拳の型の終わりの姿勢(完成姿勢)では、目は敵をまっすぐ見据え、■立禅
お気に入りの景色等をイメージしてみて下さい。
楊名時師家は「富士山を思い浮かべる」と仰ってました。
目は床と平行、半眼にします。
頭頂部から釣られている意識で、背筋を伸ばし、御腹を背中につけるようにします。
膝をゆるめて股関節にゆるみをもたせます。
こうすると重心は踵の上になります。
虎の口(親指と一指し指90度に開く)を太もものズボンの縫い目付近におきます。
■目
平目平視を心がけましょう。
敵(仮想敵)の方向に鼻、手の先、足の先を向けます(三尖相照)。
日本で腰と言うとヒップを意味しますが、
太極拳で言う腰とは骨盤と肋骨の間、ウエストの周囲を指します。
上下相随
腰が動きの中心となり、前進は上肢が、後退は下肢が先導する。気は臍下丹田に落とし、勁(鞭のような力)は掌に伝えます。
太極拳では腕を身体より後ろにすることはありません。
腕が後ろに行っているように見えることがありますが、錯覚です。また腕をまっすぐ180度に伸ばすこともありません。常に135度です。
腕の力を抜いたほうが、勁は伝わりやすい。
完成姿勢時、攻撃する掌の指先は鼻の高さ。中正円転
腕の上下は肩で、左右は腰で、胴体の回転は股関節でおこない円の動きとなる。
太極拳では常に膝をゆるめています。
膝をゆるめることにより股関節もゆるみ、
各筋肉の緊張も取れるので、勁が減衰無く掌に伝わります。
股関節が緩むと上体の回転が良くなります。
太極拳では常に一本の脚に重心をかけます。 (分清虚実 )
胴体の回転は、重心のかかっている脚(実足)の延長線を軸として、股関節から行います。
物理で言う重心は、虚歩の時は実足の上、弓歩の時は実足傍(左右の足を結んだ線上)。
☆赤字は楊進老師の定めた健康太極拳基本五箇条です。無理せず無駄なくムラなく。
習い始めは一人で練習しないほうが無難でしょう。