==安全に飛ばすための情報==
3年間ドローンでの建築写真を撮っている間に得た、いろいろな安全に関する情報です。
最初の頃はこういう情報がどこにもなくいろんなトラブルがありましたので、特に建築系の人のためにまとめてみました。(DJIの機体の場合です)
1.墜落原因の上位
a.急降下によるもの
b.リターン・トゥ・ホーム(RTH)時の問題
c.プロペラが外れる
2.離着陸時の問題
3.水上の飛行時の問題
4.猛暑日のスマホの熱暴走問題
5.撮影時にすること
6.包括申請で許可承認を取っていても飛ばしてはいけない環境
7.公園や国立公園、国定公園
6.河川・海
9.練習に適したところ
<墜落原因の上位>
まず大事なのは、墜落する原因には何があるのかですね。
DJIが世界の墜落原因を調べた結果、多いものはこんなものが
1,最も多いのは急降下によるもの。
急降下させるとプロペラが4つあるので、他のプロペラの乱気流で失速して
しまうことがあります。
また着陸後にエンジンを止めるための機能に左スティックを一番下まで3秒間
下げるというのがあり、バッテリーがなくなりそうになり慌てて急降下させて、
左スティックを下まで3秒下げてしまい空中でエンジンが止まるというものですね。
>対策としては
急降下はさせない。
急降下させるときも、一番下までスティックを下げない(DJIモード2の時)
2.次に多いのが、リターン・トゥ・ホーム(RTH)時の問題。
a.よくメディアに出る建物にぶつかる話ですが、強制帰還になって戻るときに
帰還時の飛行高度が低くて、建物にぶつかってしまうものですね。
初期設定では30mと低くなっています。
b.RTHでよくある事故は、帰還時にRTHを信用しすぎて事故になることです。
ホームポイントがちゃんと設定されてなくて、前回設定したところに向かって
しまうとか、戻って来たけどホームポイントの位置があまり正確ではなく、
数十メートル離れたところに着陸し、そこにあった樹木などに激突というのが
いちばん多いようです。
c.またどういうときにRTH(強制帰還)になるかですが、送信機と機体との間
に障害物が入ってしまったときですね。
危ないのは建物ばかりではありません。
飛行中に人に呼ばれて後ろを向いたら、自分が障害物となってしまって強制帰還
になってしまったなんていう笑い話のような本当の話もあります。
透けている橋梁などの鉄骨構造物は電波が抜けると思いがちですが、
実はいちばん危ないです。
d.また、知られてないことで、大きな金属の近くは電波が乱れることがあります。
e.そして重機や大きな機械が稼働しているとノイズで電波状態が悪くなることが
あります。
稼働しそうな重機や大きな機械があるときは危険です。
※気をつけなければいけないのは機体の方の電波状態だけではありません。
建設物の周りは金属や機械が多いです。建設現場には鉄骨や重機も多いです。
そういうところの近くで操縦するのは危険です。
>対策としては
a.帰還時の飛行高度は100mくらいにしておきましょう。
b.RTHを過信しないで、手動で戻す。
c.送信機との間に障害物が入らないようにする。自分自身や建物、特に
鉄骨構造物など
d.鉄骨や建設現場の重機の近くには操縦者は立たないようにしましょう。
e.稼働している、あるいは稼働しそうな重機や建物の機械室付近では操縦しな
いことです。
※藤沢の建設現場で人身事故がありましたが、上空の電波を調べても問題は
ありませんでした。原因不明となってますが、操縦者の話にはっきり答えが
ありましたね。クレーンのそばで操縦していて、そのクレーンが動き出した
ら電波が途切れて繋がらなくなり強制帰還になってしまったと。私も大きな
建築の機械室の前では電波状態が悪くなったことがあります。外灯のそばで
もそういうことがありますね。などなど建築物のそばでは気をつけましょう。
3.希にあるプロペラが飛行中に外れたり、折れたりする場合
>対策としては
プロペラはちゃんと締める。
何かにぶつかったときなどは交換しておく。
というくらいしかないですね。
<離着陸時の問題>
小さな事故は離着陸時に起こります。
1.離陸時
送信機の状態が正常ではなく、スティックが変な方を向いていたり、モードがGPSに
なっていなかったりすると、上昇を始めた途端、おかしな方向に行ってしまいます。
>スティックの状態やGPSモードなど送信機の状態を確かめておくことですね。
また離陸させたらすぐに障害物のない高さまで上げてしまうことです。
周辺の樹木や電線などより高く上げてしまいましょう。
2.帰還時
RTHは使わずに主導で戻しましょう。
また着陸時は着陸場所が平じゃないことも多いです。
不安定なところに降りるとプロペラが回っている状態で転がってしまうと、
暴れてトラブルになります。
>ハンドキャッチするのが間違いないですね。
ハンドキャッチする場合、後ろ足を持つと暴れて怪我をするというのが
機体によってはあるので、キャッチする時は前足または胴体をを持つ
<水上の飛行>
水上を比較的低い高さで飛ぶと、下方向のビジョンセンサーが水面の位置を
うまく認識できずに水没してしまうことがよくあります。
>水上ではあまり低く飛ばさにほうが良い。
<猛暑日のスマホの熱暴走問題>
猛暑日にドローンを飛ばすと、スマホの方の温度が非常に上がり、
画面が暗くなるブラックアウトが起こり、ソフトがダウンすることもあります。
>保冷剤を冷やさず常温でスマホの後ろにゴムなどで固定しておくと
保冷材が熱を吸収してスマホの温度はそれほど上がりません。
保冷剤の後ろに冷却した小さな保冷剤を置くというのも良いかもしれません。
--絶対やってはいけないこと--
※冷却した保冷剤を直接スマホに当てると内部結露でスマホが修理不能に
なるので絶対にやめましょう。
などなど注意しないといけないことがたくさんあります。
多くの人がスマホの熱暴走対策をいろいろやっていますが、この常温保冷剤を使う方法は平アトリエオリジナルで、ドローン仲間にも教えています。もっとも安価で、最も効果的だと思います。
平剛風アトリエでは、長い経験で得た知識と経験で安全にドローンの撮影をしています。一眼レフのCanon TS-E17mm超広角シフトレンズによる撮影とドローンによる静止画のみでなく、それに一眼レフのシフトレンズを使った超広角動画と、ドローンの動画を編集したBGM入りの簡単な動画も作成しております。 |