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平成30年新年あいさつ

「の」の精神で活動を!
隊友会会長 宮島俊信
会員をはじめ読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。
新春を迎え、新たな目標・夢に向かって素晴らしいスタートを切られたこととお慶び申し上げます。
今年も皆様にとりまして健康で希望に満ちた一年でありますように祈念申し上げます。
さて、今年は「の」の精神で積極的に隊友会活動に参加しましょう。
昔は人の関係が、例えば、「私の先生」、「私の生徒」というように、「の」で結ばれ繋がった関係でした。しかし、戦後の誤った個人主義や平等主義の拡散や解釈により、「私と先生」、「私と生徒」という対等・独立の関係へと変遷したように思います。親子であっても「その両親の子」が「両親と子」というように、まるで家族という最も親密な単位においても、関係が薄らいでいると感じる事象が見受けられます。また、「と」は「戸」であり、関係を遮断する(希薄にする)意味合いもあります。このように考えますと、こうした「と」という薄い関係は、人対人、人対社会など全ての関係において現れており、その結果、親が我が子を殺めたりする(またはその逆もあります)痛ましい事件などの遠因の一つになったり、義務を疎かにし権利のみを主張したり、「公」よりも「私」を第一に考える社会風潮の一因になっているのではないかと感じることがあります。相手を良く知り、愛と信頼のある「の」で結ばれた関係になることが、家族や地域社会の中で必要ではないでしょうか。
一昔前は、挨拶はもとより、悪いことをしている子供を見つけたら、注意したりして地域(村)全体で育てていたように思います。しかしながら、現在は注意したら逆切れされたり、子供の親から抗議を受けたりすることがあり見て見ぬふりをするようになっているようで情けなくなります。
「の」の精神は、隊友会にも通じるものがあると思います。「○○支部の会員」として支部への愛着と帰属意識を持ち、ボランティア精神のもと各種活動を積極的に行い、支部の存在意義を高めて下さい。「我々の後輩達」との思いで寡黙に活動している自衛隊に対し積極的に支援することも、「の」の精神が根底にあり、応援したいという素直な気持ちで支援活動をしようではありませんか。「私」を中心に考え、隊友会に見返り(メリット)を求めて入会・活動しようとすると空しくなります。「の」の精神で先輩、同僚、後輩、地域等と絆を深め、「○○支部の会員」として、自覚と誇りをもって各種公益事業活動、自衛隊への支援活動、ボランティア活動及び会員相互の親睦活動等々に積極的に参加しましょう!