『25th hour』
見てきましたよ、「25th hour」。
やっぱりエドワード・ノートンは素晴らしい!
麻薬取締局に捕まり7年間の刑務所入りを言い渡された男の話なんですが。
最後の自由な24時間をどう過ごすかっていうのを描いた映画です。
舞台がニューヨークなんですけど、9・11以降の沈んだニューヨークが
すご〜〜〜〜くリアルに出てるわけですよ。
まだ瓦礫に覆われたグラウンド・ゼロが写ったりして。
小さい頃に母親を亡くして、父親は酒びたり。
そんな環境の中で道を誤ってドラッグディーラーという生き方を
選んでしまった主人公のモンティ。
汚いNYのギャング世界を生きて高級なマンションに若い彼女と住む。
パートナーに裏切られて逮捕され、自分の彼女への猜疑心に悩まされ、
刑務所の中での地獄のような生活を想像して困惑し、
どうしようもない不安と後悔におそわれる。
刑務所の中ではいい男はゲイの餌食になる。
そんないかにもアメリカらしい人間臭い脅しに怯える。
出所したところでどう生きていけるのかと不安にかられる。
自分が悪いのは解っている。
でもどうしても生まれ育った環境、NYという街、NYに暮らす様々な人種、
喪失感を与える全てを憎んでしまう。
モンティのそんな回想シーンも見事でした。
ストーリーの中で重要なのが、モンティの幼なじみ2人。
みんなそれぞれ違った人生を歩んで、違った悩みを抱えている。
でも再会した時の友情の熱さやそれぞれの思惑、
これもまた人間臭い。
収監当日の朝、モンティの友への最後の頼みのシーン。
すげぇ〜っすよ。マジで。。。。ゲロもん。。。
どうしようもない状況になって冷静になれなくて、辛くて、悔しくて。
もう一緒に泣いてくれお客さん!って感じ。
自分に責任を感じるモンティの父親の最後の悪あがきも泣けます。
人生をやり直せたら。。。。
まっとうな人生、家族と一緒に過ごすことがどれだけ幸せか。
どれだけ大切なことか、考えさせてくれます。
いやぁ〜〜〜。。。。
これぞアメリカ。これぞ人間。っていう映画でした。。。。
見るべし。