第一章 少年時代
第5話 KILL GATAPISHI
ガタピシ一行は長野を後にして以来皆無言のままでいた。
車内はそりゃぁもう険悪なムードだったのである。
(ちなみに勝負に勝ったということで第一家のHIACEを頂戴してきた。)
ガタピシはとにかく零民に失望、
三銃士はトン吉、チン平、カン太に例えられたことに失望。
正にHIACE was filled with disappointment.であった。
道中またしても空腹感に襲われたガタピシは一件の和食屋に入ることにした。
4人が中へ入ると店内は静まりかえり、人のいる気配は全くしなかった。
不審に思った4人はちょっと怖くなったのでそそくさと出て行こうとした。
その時、
「待ちやがれ、ガタピシ!!!」
と怒号が店内に響きわたり、4人は戸愚呂弟の80%の状態の
怒号を受けたくらいの衝撃を肌で感じた。
「ここに来たからにはタダで帰すわけにはいかないよ。」
とか何とか言いながら表れたのは白装束に身をまとった女性。
白装束の女:「静岡での行い、断じて許せたモンじゃない。
長野で聞いただろう、あんたは狙われてるって。」
と、途端に女の周りには数十人の割と強そうな男達が集結した。
どうやら全員日本各地のイーボらしい。
長野から、はたまた静岡を出たときからずっと行動を監視されていたのか、
どうやらこの店で待ち伏せして一気にたたみ掛けようという事だったらしい。
あっという間に男達は4人を囲いこみ、じりじりと間を詰めてきていた。
白装束の女:「ヤッチマイナァー!!!!」
・・・・・・・ドタバタドタバタ、チャンチャンバラバラ・・・・・・
数十秒後、店内にはガタピシ一行4人と白装束の女のみが立っていた。
白装束の女:「ガキが、調子付きおって。。。
これで終りだと思うなよ!」
とにもかくにも数十人の男達はどうしようもないヘボだった。
これから先、もっと凄いイーボたちが自分を狙ってやってくるかも知れない。
ガタピシはそう考えた。
このまま上末吉に帰れば家族を巻き添えにしてしまう。
ガタピシは日本のイーボを牛耳っているボスがいるはずだと思った。
白装束の女は一体どこから現れたのか、聞き込みを重ねながら
彼女を追い求め、とうとう一行は九州に乗り込んだ。
つづけ