みなさんは「大佛次郎」(おさらぎじろう)という作家を知っていますか?
実際、僕も知ったのはつい最近の事。
「鞍馬天狗」という本を書いた有名な人らしいんですが、
なによりかなりの“猫好き”だったらしく
生前は常に家に15匹の猫を飼ってたのこと。
そんなことを知ってしまえば、言わずと知れたキャット・ハンターの僕が
興味を示さないわけがなく
早速イッちまいました「大佛次郎記念館」

横浜「港の見える丘公園」内にある「大佛次郎館」
さすが!!と、でも言うべきでしょう。
上の写真には納まりきらない玄関脇には
しっかりちゃっかり猫のオブジェがあるではないか!
中に入るのが楽しみでしょうがない!!

首のリボンがおしゃまな洒落猫。しっかり撫でときましたから。
残念ながら、館内撮影NG風だったので画はないんですが、
これがまたスゴイのなんの!
天井から吊るされている照明の上には、余すことなく猫が飾ってあるのです。
あっちにも猫、こっちにもネコ
ねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこね。
もちろん猫だけじゃなく、作品年表やら当時の本、直筆の原稿、その他もろもろ。
いや〜勉強になりますな。
なかでも印象的だった伝説をひとつ。
当時、大佛次郎の猫好きっぷりは巷でも有名な話で
そのため、彼の家の前に猫を捨てていく人があとを絶たなかった。
でも、猫が真剣に好きな彼はもちろんほっておく事なんて出来るわけもなく
気付けば家中には猫が20、30はざらにいたそうな。
しかし、増え続ける猫に大佛氏はついに
「このままでは誰の家かわからん!
もし猫が15匹以上家にいるようなら奴等に家を渡し俺は出てくからな!」
ブチ切れました。むしろ逆切れといってもよいでしょう。
これを聞いた女中は、さあ大変!と次から猫が家の前に捨てられてると
わざわざチャリンコをこいで、山奥に行って猫を放したそうな。
ところが、ある日の食事中のこと。
いつものように猫と一緒にご飯を食べているとき
大佛次郎は気付くのです。
「むっ!16匹おるぞ!どうなってるんだ!俺は出てくぞ!!」
女中にわめき散らしました。
すると、その女中はこう言うのです。
「そのお方はお客様です。ご飯を食べたらお帰りになりますので。」
スバラシイ!素晴しいとんちっぷりだ!一休さん!!
そんなこんなで「大佛次郎館」をたっぷりしっかり堪能しての帰り道のこと。

この底なしの可愛さはなんだー!チキショー!LOVE!
公園内にちょこりと座る2匹。
可愛すぎる!
もちろん、存分にこいつらと戯れつくし、大満足な1日でした。