目次
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Introduction
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高樹蓉子の役と出演場面
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主な出演者
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あらすじ
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その他
Introduction
「女の警察」は小林旭の主演映画。この作品以降この「女の警察」はシリーズシリーズ化され、「続・女の警察」、「女の警察 国際線待合室」が作られる。その後「ネオン警察」シリーズに替わる。
「女の警察」とはクラブのホステスをスカウトしたり、その人たちを保護したり、時には店から逃げたホステスを捕まえる役目の人を言う。いわばホステスの監視係の役目を持った人。
女の警察シリーズ3作の中で最初の1作目(「女の警察」)はホステスより政治の不正を暴く部分に主力が置かれていた様に思う。
高樹蓉子の役と出演場面
大金持ちで業突張りの大川作之助(加藤嘉)に雇われたお手伝いで、加藤汀三(小高雄二)が来たことを告げる役。その時大川作之助に足を触られ、「お前もわしに抱かれたいか。」と言われ、嫌がる彼女を見るなり「お前も女なんだな。」とニヤニヤしながら言われる。
また、高樹蓉子の盛り上がった頭髪が時代を感じる。
主な出演者
小林旭:篝(かがり)正秋役。ホステスのスカウト兼マネジャーで俗に言う女の警察。大学時代の友人久島が殺され、丹羽章子が逃げたことを同じ大学の友人の加藤汀三と調査した。
青江三奈:小金井蓉子役。篝正秋のマネージングしているバーのホステス。昔は不良少女で、背中には入れ墨がある。
十朱幸代:久島千代子役。バーのホステスをしていたが、篝正秋の友人久島と結婚し引退していた。
加藤嘉:大川作之助役。高利の金貸しの老人で、ホステスの丹羽章子に何千万のお金をつぎ込める大金もち。若いメイドを多く雇う。
小高雄二:加藤汀三役。篝正秋の大学の友人。同じ友人の久島の死を調査するが、最後は佐本とその子分に殺される。
牧紀子:丹羽章子役。男を喜ばす女として色々な金持ちの中年や年寄に人気があった。最後は新しい店を持たせるという理由で、憲民党の工藤幹事長(加原武門)の女になったが、本当はマネージャーの篝が好きだった。
内田朝雄:詫摩周六役。元は鉄道省の次官を務め引退したが、現在も国鉄ににらみを利かせ、友人の工藤、財界の財部社長(富田仲次郎)、建設公団の藤代課長(木浦祐三)、娘婿の佐本と共に西日本新幹線の建設用地買収で不正をたくらむ。
内田稔:佐本覚役。詫摩の娘婿で実態のない政治団体を運営し、松田(藤竜也)、餅原(郷えい治)らのチンピラを手下にし、不正のじゃまをする連中を消そうとする。最後は篝とカーチェイスの末、仲間のトラックに衝突し、事故死する。
神田隆:久島の勤めていた雑誌社の編集長。
あらすじ
篝正秋(小林旭)は以前ホステスをし、篝の友人の久島と結婚した千代子(十朱幸代)から電話がかかってきた。それは久島が交通事故で死んだことだ。
ちょうどその頃、ホステスの丹羽章子(牧紀子)が佐本覚(内田稔)によって蒸発した。
彼女は大川作之助(加藤嘉)が買い与えたマンションと500万円の支度金を踏み倒し、岡山に消えた。それを篝は追っかけたころ、章子は工藤の女になり、工藤の広島での講演に出席してた。広島で篝は友人の加藤汀三(小高雄二)と会い、西日本新幹線建設に絡む用地買収の不正を嗅ぎつけた。友人の久島はその取材に深入りし過ぎたため、佐本のチンピラに交通事故を装い殺された。
篝は東京で丹羽章子のマンションを突き止め、章子に工藤らの不正の証拠を暴きだすように依頼する。篝には不正に深入りするに従い、色々と圧力がかかり、友人の加藤が殺されるが、章子の証拠により、佐本らを追い詰め、彼等は交通事故で死亡した。
その他
・この映画では十朱幸代と久雄の親子が出演していた。久雄の役は篝の社長役。
・この映画は「
夜の最前線 女狩り」と共に、成人映画になっており、18歳未満は見ることができなかった。
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