目次
1.生い立ち
2.大映の女優として
3.大映の倒産後
4.昭和のガメラと笠原玲子
5.高樹蓉子、隅田和世との共演

「
狼無頼控」出演時の笠原玲子
笠原玲子は1945年7月20日に愛知県名古屋市で生まれた。本名は沼田(結婚後は渋谷)朱実。第二世界大戦終了直前に生まれた女性の中では背が高く、大映デビュー当時で163cmあった。
高校は名古屋短期大学付属高校に入学したが、17歳のとき女優になりたかったのか高校を中退して上京して東宝芸能学校に入った。
東宝芸能学校ではあの有名な歌手の美川憲一と同期で、東宝芸能学校を終えた後でも友人として良く付き合っていたそうだ。64年に東宝ニュータレント募集に合格するが1965年に病気で倒れ、大映の第八期演技研究所に入所した。ここは1966年3月に卒業し大映に入社する。
ちなみに特技はスキーだった。
さらに彼女自身お酒が好きで、調子が良いとウイスキーのボトルを半分程度開けてしまう。さらに1960年後半から流行りのゴーゴーダンスが好きで良く踊りに行ったそうだ。
母親からはバーを一軒持たせても良いと言われたこともある。
1966年大映に入社した笠原玲子はチョイ役で色々な映画に出演していた。1967年になると「ザ・ガードマンの大雪原の銃口」で大きな役をもらい、「大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス」で準主役になった。
この出演により小学生から多くのファンレターが来た。
その後は渥美マリ、八並映子など
ハレンチ路線が台頭してくると彼女自身もハレンチな役柄も多くなった。そのおかげか色々な作品に出演し、非常に存在感のある役が多かった。しかしながら1971年に大映が倒産し、それ以後フリーとなる。
大映の倒産後の笠原玲子は映画では勝プロの「
子連れ狼」や東映映画などに出演し、それ以外にも「
キカイダー01」、「
狼無頼控」、「プレイガール」、「ゴレンジャー」など数多くのテレビ作品に出演するようになる。
1975年の新生大映の「金環蝕」を最後に結婚し引退した。
大映は1967年以降になると映画の斜陽化に伴い、ヒット作はなかなか生まれなかったが、その中で人気作品は1965年〜1971年に年1回放映された「ガメラ」だろう。
大映倒産以前の昭和のガメラの代表男優というと本郷功次郎であるが、女優はと言うとやはり笠原玲子と思われる。それは7作品中3作品で準主役で出演しているためだ。作品の一覧は以下の通りである。
| 作品名 |
公開日 |
笠原玲子の役 |
備考 |
| 大怪獣ガメラ |
1965.11.27 |
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モノクロ作品。霧立はるみが博士の秘書役で準主演した |
| 大怪獣決闘ガメラ対バルゴン |
1966.4.17 |
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ここより68年まで主演が本郷功次郎になる |
| 大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス |
1967.3.15 |
村長の孫娘の金丸すみ子 |
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| ガメラ対宇宙怪獣バイラス |
1968.3.20 |
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渥美マリ、篠田三郎、八代順子が出演した。 |
| ガメラ対大悪獣ギロン |
1969.3.8 |
第十惑星人フローベラ |
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| ガメラ対大魔獣ジャイガー |
1970.3.21 |
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| ガメラ対深海怪獣ジグラ |
1971.7.17 |
女子大生の石川れい子 |
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高樹蓉子
高樹蓉子とは「
必殺仕置人」で共演している。笠原玲子の役は高樹蓉子の役の冴の侍女で最後は仕置人のおきんに騙されて本当のことをしゃべってしまう。
「必殺仕置人」で手前右が笠原玲子、左は高樹蓉子
隅田和世
隅田和世とは「
キカイダー01」で共演している。笠原玲子の出演回で隅田和世はキカイダー01から降板する。
「キカイダー01」出演時
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