目次
・生い立ち
・日活時代
・フリーの時代
・高樹蓉子、隅田和世との共演
生い立ち
生年月日:1947年
3月10日
石川県出身で、大学は日本大学芸術学部(1947年生まれで、石川県出身で日本大学に行った人は学生で横綱になった輪島がいる)。大学在学中に日活にスカウトされ、俳優の道へ入る。
日活時代
大浜詩郎の出演作品を以下の通り。
封切り日 |
タイトル |
役名 |
年 |
月 |
日 |
67 |
6 |
3 |
非行少年 陽の出の叫び |
サブ |
67 |
8 |
12 |
波止場の鷹 |
|
67 |
10 |
21 |
七人の野獣 血の宣言 |
大黒の部下 |
67 |
11 |
18 |
血斗 |
|
67 |
12 |
23 |
黄金の野郎ども |
|
68 |
2 |
17 |
黒部の太陽 |
|
68 |
4 |
13 |
経営学入門より ネオン太平記 |
|
68 |
4 |
28 |
大幹部 無頼 |
|
68 |
6 |
22 |
昭和のいのち |
|
68 |
6 |
28 |
嵐の果し状 |
|
68 |
10 |
5 |
縄張りはもらった |
飯塚 |
68 |
10 |
19 |
三匹の悪党 |
庄吉 |
68 |
11 |
22 |
ある少女の告白 純潔 |
|
68 |
12 |
28 |
忘れるものか |
|
69 |
3 |
21 |
恋のつむじ風 |
キックボクサー |
69 |
4 |
16 |
やくざの渡り鳥 悪党稼業 |
|
69 |
5 |
14 |
前科 仮釈放 |
|
69 |
10 |
15 |
荒い海 |
藤原幸夫 |
69 |
10 |
18 |
昭和やくざの系図 長崎の顔 |
|
70 |
1 |
24 |
やくざの横顔 |
|
70 |
3 |
7 |
斬り込み |
和夫 |
70 |
6 |
20 |
怪談 昇り竜 |
真一 |
70 |
8 |
1 |
ハレンチ学園 身体検査の巻 |
|
70 |
9 |
1 |
野良猫ロック セックスハンター |
|
71 |
4 |
24 |
関東幹部会 |
|
71 |
5 |
5 |
暴力団乗り込み(新人明記) |
木谷勇一 |
71 |
6 |
12 |
戦争と人間第二部 愛と悲しみの山河 |
|
71 |
7 |
3 |
関東破門状 |
|
71 |
7 |
31 |
逆縁三つ盃 |
喧嘩勝 |
71 |
8 |
25 |
八月の濡れた砂 |
大学生C |
参考:日活ホームページ、ワイズ出版の『日活(1954〜1971)』
これを見ると、1969年、70年が少ない。最もこの表はクレジットされた作品だけ載せているため、実際はもう少し多いと思われる。大体は役名が書いているのが少ないところを見ると端役で、1971年の「暴力団乗り込み」でやっと新人明記になった。
大浜詩郎自身、印象に残っている作品は「黒部の太陽」で、真冬のシーンを8月に撮影したため、非常に暑く、しかも狭い場所で撮影したため、外(30℃程度はあった)よりも気温が高く、点滴、や塩や水分を取りながらの苦しい撮影だったと言う。
私自身、大浜詩郎が出演していた作品を見たものは高樹蓉子と共演した「斬り込み」、「怪談 昇り竜」(大浜詩郎がどこに出ていたか未だに不明)、「野良猫ロックセックスハンター」。それと隅田和世と共演した「八月の濡れた砂」でどれも端役だった。
1971年9月に日活はB級映画を取りやめ、ロマンポルノへ移行したため、大浜詩郎はフリーになる。
私としては郷えい治と顔立ちが似ているため、弟分として売り出せばもっと良かったのでは。
フリー時代
フリーになってから大浜詩郎はテレビ番組へ活躍の場を移し、「特別捜査機動隊」、「プレイガール」等でゲスト出演している。
その後、「レインボーマン」の主役のオーディションがあり、それに出たが、その頃にはもう主役が決まっており、次回作の「ダイヤモンドアイ」のオーディションを受けることになった。この作品は局側(NET)の推薦もありそれで決まった。
「ダイヤモンドアイ」の雷甲太郎として
「ダイヤモンドアイ」の主役として抜擢された大浜詩郎は役としてはバイク好きの正義のルポライターだが、源海流(南原宏治)らに命を狙われダイヤモンドアイと共に必死に戦う設定だった。このため、戦闘シーンが非常に多く、日活で養ったアクションが非常に役立っていると思われる。
このダイヤモンドアイが終了した後もダイヤモンドアイのショーがハワイで1ヶ月程度行われ、それに参加している。
「ダイヤモンドアイ」の後
ダイヤモンドアイの後、大浜詩郎は「燃えよ! ドラゴン」、「太陽にほえろ!」、「西部警察」などにゲスト出演されている。
1994年には裕詩郎の名前でCDを出し、俳優としては主に舞台で活躍されていた。
現在は空手を子供たちに教えていると言うが。
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高樹蓉子、隅田和世との共演
高樹蓉子とは日活映画で共演している。知っている範囲では「ある少女の告白 純潔」、「恋のつむじ風」、「前科 仮釈放」、「
斬り込み」、「
怪談 昇り竜」、「
野良猫ロック セックスハンター」だった。
隅田和世とは日活映画の「八月の濡れた砂」、テレビでは「ダイヤモンドアイ」だった。

隅田和世と(「ダイヤモンドアイ」で)
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参考:『レインボーマン、ダイヤモンドアイ、コンドールマン大全』(双葉社)など
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