Introduction
「必殺必中仕事屋稼業」は必殺シリーズの第5弾目の作品。必殺シリーズについてはウィッキペディアを参照。必殺シリーズで「助け人走る」、「暗闇仕留人」は「必殺」という文字が、ある殺人事件のために無かったが、「必殺必中仕事屋稼業」より再び復活した。「必殺必中仕事屋稼業」から必殺性を和らげるためか、女性が必殺の元締めになった。
「必殺必中仕事屋稼業」では普段は飛脚屋の女将をしているせい(草笛光子)が元締めで。必殺を行うのは賭け事の好きな半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)。せいの番頭の利助(岡本信人)は必殺の手助けをしていた。
高樹蓉子の役は魚河岸の元締めの善兵衛(石浜祐次郎)の孫娘みよ。小さな魚河岸の店を営んでいる太助(田辺靖雄)の恋人でもある。
高樹蓉子出演時の「必殺必中仕事屋稼業」は8回目で題名は「からくり勝負」。注目すべきは、あまり仲のよくない緒形拳と山城新伍との共演。山城新伍の役は御前奉行の指差し役古田玄蕃で、悪役として出演している。山城新伍との共演は多分この番組が最初で最後の共演と思われる。
指差し役とは将軍様だけに魚を召し上がって頂くために、魚河岸にある魚を指を指して、ただで召し上げる役目の役人。(本当にいたかどうかは不明)
番組のあらすじ
魚河岸は悪い指差し役古田玄蕃(山城新伍)に悩まされていた。大八車いっぱいの魚を召し上げるため、魚河岸の経営は苦しく、店を潰すものが現れたからだ。あるとき、ある魚河岸の店主が多量の魚を隠し、それを召し上げるのに反抗したため、指差し役古田玄蕃(山城新伍)に殺された。中には「あの指差し役を殺してやる。」と言うものまで現れたが、魚河岸の元締めの善兵衛(石浜祐次郎)に止められた。

古田玄蕃(山城新伍)に魚を召し上げられいらつく太助(田辺靖雄)
怒った太助(田辺靖雄)は破れかぶれになり、賭場へ入った。店をかたに賭場から金を借りようとしたが「魚河岸みたいにすぐつぶれるような店はいらねー。」と断られた。ちょうどそこでは半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)がばくちをしており、帰り際、突然、みよ(高樹蓉子)から「この中(賭場)に魚屋の太助という人が居りませんでしょうか。ちょっと呼んできていただけないでしょうか。」と言われた。そこで政吉(林隆三)が太助(田辺靖雄)を呼び出し、太助(田辺靖雄)から悪い指差し役の事を聞くと、半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)は同情し、魚を指差し役に取られないように手助けすることになった。そこで政吉は魚の目にお湯をかけ、指差し役に魚を取られずに済み、みよ(高樹蓉子)と太助(田辺靖雄)は喜んだ。しかし、この魚は「新鮮じゃない。」と言われ、誰も買ってはくれなかった。

太助を賭場から連れ出してくるように依頼するみよ(高樹蓉子)
利助(岡本信人)が古田玄蕃(山城新伍)を探索した結果、指差し役の古田玄蕃が魚河岸から大量の魚を召し上げ、それを大棚に高く売りつけてることが明らかになった。そこで、せい(草笛光子)は半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)に古田玄蕃を殺すよう依頼したが、寒さのために失敗した。
警戒した古田玄蕃(山城新伍)は警護の者を連れて魚を召し上げた。不満の頂点に達した魚河岸達のため、善兵衛(石浜祐次郎)は御納戸頭の諸角則保(谷口完)に直訴したが、殺された。それをそれを見ていたみよ(高樹蓉子)は悲しみに明け暮れた。

祖父の善兵衛(石浜祐次郎)が殺され涙を流すみよ
最後にせい(草笛光子)は古田玄蕃(山城新伍)以外に諸角則保(谷口完)もやるよう依頼し、ついには両方とも半兵衛(緒形拳)と政吉(林隆三)によって討ち果たされた。
あとがき
「必殺必中仕事屋稼業」出演時の高樹蓉子は「殺さないで!」にも出演しており、それが終了した3月末から1年近くも出演作品が見当たらない。しかも「女優高樹蓉子の半生」でも述べた様に、この出演作品の高樹蓉子のお腹が少し大きい様に思えた。(妊娠していた?)
この作品の前回(寝られて勝負)では必殺シリーズの中で最高視聴率(34.2%)を記録した。この回も30%台の視聴率を維持していた。
「必殺必中仕事屋稼業」の14話からはTBSからテレビ朝日系列に変更し、曜日も土曜日から金曜日に変更している。
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必殺必中仕事屋稼業9回目(1975年)