殺さないで出演時の写真(左から2人目が高樹蓉子)
Introduction
これは1975年1月〜3月東海テレビと円谷プロが製作した昼の15分ドラマ。フジテレビ系列で放映された。高樹蓉子は同じ昼のドラマでこの2つ前に放映された「怪奇ロマン君は待てども」にも出演している。
「殺さないで」の高樹蓉子の役は主人公の安西朝子(長内美那子)の妹の知佐子。ある雑誌社の編集者として勤めていた。
「殺さないで」はハンサムな伊丹英(川地民夫)という 男をめぐり姉と妹とが争う。父親が死亡し、孤独になった姉の朝子は「殺される」という亡想を抱く。
(このテレビドラマは見たことが無いため、当時の『テレビガイド』及び当時の新聞記事を基に書いた)
主な出演者
長内美那子:安西朝子役。33歳まで独身で、父親の金融業を手伝っていた。知佐子の愛人だった伊丹英と結婚するが、知佐子の妊娠を知り、伊丹を疑う。
川地民夫:伊丹英役。青年実業家で今まで好きだった安西知佐子と別れ、姉の朝子と結婚するが、最後は知佐子の妊娠により朝子に疑われ、朝子に殺意を抱く。
小栗一也:安西将平役。金融業を営む。知佐子と朝子の父親でもある
あらすじ
ハイミスの安西朝子(長内美那子)はまじめで、父親将平(小栗一也)の金融業を手伝っていた。一方、妹の知佐子(高樹蓉子)は適当に出版社の仕事もし、遊びもする活発な女性だった。
知佐子は愛人の伊丹英(川地民夫)を実家で待っていたが、なかなか来ないので、外へ出かけてしまった。出かけた後、伊丹はその実家に来て、知佐子の姉の朝子と出会った。伊丹は不動産業を営んでいたが、資金繰りに困っていた。朝子が金融業の実権を握っていると知ると、言葉巧みにデートに誘い、300万円の融資を受けようとする。しかし、妹の知佐子との仲を嫉妬する朝子はその融資を断る。
しかし最後は朝子の全財産を伊丹に融資し、伊丹は朝子に結婚を申し込み、承諾した。この結婚に妹の知佐子、父親の将平は猛反対だった。伊丹の経営はまたしても行き詰まり、今度は5000万円の融資を申し込んだ。ここで朝子は伊丹に対して疑念を抱くようになる。
父の将平は伊丹の事業が持ち直した夜、事故にあい死亡した。その死亡の重要参考人として、伊丹が疑われ、逮捕される。しかし彼のアリバイが証明されたため、釈放された。伊丹は次に知佐子に近づく。そして彼らはよりを戻した。この行動に不審を抱いた朝子は知佐子と仲たがいしてしまう。
朝子は伊丹から生命保険がかけられたことを知り、猟に誘われて山道からはぐれたり、ガスストーブの栓が開きガスのにおいで目が覚めたことにより、「殺される」という錯乱状態になった(ストーブの栓は単に知佐子の不注意だった)。
そこで朝子は伊丹との思いを断ち切ろうと、妊娠を中絶したり、金融業を再開しようとした。そしてついには伊丹との離婚を決意する。その後、父を殺した真犯人が捕まった。
これにより、伊丹と朝子はよりを戻したが、知佐子の妊娠を知ったとき、伊丹の疑念が再度湧き、金融事業再開に決定的な打撃となる。さらにその疑いが伊丹の朝子に対する殺意となる。
その他
・「殺さないで」の後、高樹蓉子は1976年まで出演作品が今のところ見つかっていない。どうしたのか。「女優 高樹蓉子の半生」でも書いたように本当に妊娠し、子供を生んだのだろうか。それとも・・・・
・高樹蓉子は長内美那子、川地民夫との共演はそれぞれ「
男と女と」と日活映画の「
男の世界」であった。
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