Introduction
この回の題名は「虫けら」で、加藤嘉が味のある浮浪者を演じている。彼をはじめてみたテキサス(勝野洋)は犯人の事を中々喋らない彼に対して怒りを感じたが、暫く過ごす内に打ち解けて行く。
この回の高樹蓉子の役は浮浪者になった高森元太郎(加藤嘉)の娘の和枝。10年前に元太郎は彼女の前を突然蒸発してしまい、そして母親も死に、彼女は弟と共に苦労していた。その後彼女は結婚し、彼女自身、父は死んだものとあきらめていた。加藤嘉とは「
怪談昇り竜」以来の親子役。
主なゲスト出演者
加藤嘉:役名は高森元太郎。山さん(露口茂)やテキサス(勝野洋)に発見される10年前までは家族と共に暮らし、相馬で風呂屋を営んでいた。家族から蒸発後、窃盗やのぞきなどをはたらき、山さんに追いかけられていた。そして、ビルの屋上に住む浮浪者になった。
「太陽にほえろ!(113回目)」出演時の高樹蓉子
この回のあらすじ
テキサス(勝野洋) はボス(石原裕次郎)のとりなしで七曲署管内の空をヘリコプターで飛んだ。彼自身、高所恐怖症で、ヘリコプターに乗るのを嫌がったが、結局乗り込み、管内の空を見回した。そのとき、あるビルの屋上の看板裏に1人の男の遺体が釣り下がっていた。それは初め自殺かと思われたが、テキサスの必死の捜査により、他殺であることが判った。その死体の男には奥さんがあり、その奥さんも暫くして殺される。
再度、殺しのあった屋上を捜索すると、山さん(露口茂)が他のビルから双眼鏡で捜査の様子を伺っているのを見つけた。すぐにそのビルの屋上にテキサスと行った。屋上にはプレハブ小屋があり、そこには1人の浮浪者が住んでいた。その浮浪者は高森元太郎(加藤嘉)で、彼は昔、窃盗やのぞきなどの常習犯で、山さんに逮捕された経験があった。山さんが死体が首吊りになっていた様子を訊ねると彼は喋ろうとしなかった。このため、高森の警護を兼ねてテキサスがそこで寝泊りすることになった。暫く高森の手伝いをしていると、だんだんお互いに打ち解けるようになった。テキサスは高森に「家族は。」と聞くと彼はうつむいたまま喋ろうとはしなかった。ある日テキサスは他のビルの屋上から高森をライフルで狙っているのが分った。その狙った男は高森を殺すのに失敗し、テキサスが捕らえようとしたが、結局その男は屋上から踏み外し転落死した。高森のところへ戻ると、高森は血を吐いた。そこで早速高森は入院したが、高森の命はあと半年だと知らされ、テキサスは高森の家族を捜そうと決意する。
そして娘の和枝(高樹蓉子)を発見する。テキサスは彼女に何とか父のそばに行ってくださいと頼むのだが彼女は「もう父は死にました。いまさらもう会うつもりはありません。」と断られる。
テキサス(勝野洋)は和枝(高樹蓉子)に父に会うよう説得をするが
結局テキサスは和枝を連れて帰ることができず、一人で戻ったが、最終的に高森の信頼を得、高森は犯人をおびき出し、テキサスに捕まえさせた。テキサスの思いが通じたのかついに和枝とその弟は父のそばに来る。

親子の対面で
勝野洋が「太陽にほえろ」に抜擢された理由
1回から1年ごとに新人刑事がマカロニ(萩原健一)、シーパン(松田優作)と変わって来た。当時は若い年齢層をターゲットに若者受けする長髪である意味かっこいい人が選ばれたが、ジーパンに関しては1年しか出演しないため、新しい新人の発掘が急務であった。ところが時がたつにつれ、視聴者の年齢層も上がり、「長髪の俳優では刑事らしくない。」と言う投書により、さわやかな若者を探すことになった。当時ある劇団に所属していた勝野はその推薦で太陽にほえろ!のプロデューサーに会った。勝野の格好は髪は短く、体格も180センチと良く、しかも青山学院大学で柔道部に所属していたことから抜擢が決まった。
カメラテストのため、「太陽にほえろ」の89回目にゲスト出演し、112回目から登場することとなる。
その他
・浮浪者がどうしてビルの屋上にあるプレハブ小屋に住めるのか分からない。ビルの所有者に文句は言われなかったのか。それとも管理人の好意?
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