初秋の韓国
美味しさを求めて江華島へ
2005.9
仕事が変わって3ヶ月。休みも殆ど取れない中、久々に渡韓の機会を得た。
今回は幸いにして初めての方はおらず、且つ気の置けないメンバーなのでゆっくりと韓国の味を楽しめた。
kimuchiが綴るオートバイライフ
出発。現地での業務のためスーツで行かねばならない。暑いのでクールビズにしたかったが国内とは違いそうは行かないのだ。
しかし久々で気持ちも高まる。
早くKimuchiが食べたい。同行のS氏。顔は出さないで欲しいとの事。今回は運よくビジネスクラスでの渡航となった。 初日はサンギョプサル。
日本でも最近大人気だ。ここは明洞の北にある飲食街の人気店。
未だこの店では日本人には会った事がないが某ガイドブックに載ってしまった様だ。
ここはこの石の上で分厚いばら肉(現地では三段腹という)をキムチと共に焼くのだ。肉を食べ、満足したところでキムチチャーハンを作ってくれる。これまた美味である。
このあたりで私の舌は日本人から韓国人に完全に変わっている。
寿司?天ぷら?すき焼き?
NO!!だ。翌日は史跡の島、江華島へ。
江華島の名物はなんと言ってもうなぎだ。江華島のうなぎ、チャガルチのアナゴといえばふるいつきたくなる。
ここでは4人で2キロのうなぎを注文し炭火でローストして正に喰らうのだ。うなぎの他にこれらの野菜、惣菜がテーブルを満たしてゆく。どれをとってもうまい。 左が日本で言う白焼き、右がたれ焼きだ。どちらもコチュジャンが心地よい。 ユネスコ世界遺産の史跡だ。
先史文明の墳墓である。
支える石で支石墓というそうだ。青銅器時代のもので幅は7mもあるのだ。北朝鮮にも程近い江華島は外国からの侵略を受け続けてきたという。
チンギスハーンの時代のモンゴル、植民地時代の欧米列強、隣国の中国、大戦時代の日本と様々な国からの戦火にさらされてきたという。これはフランスなどから島を守った砦跡である。さて、夜はカムジャタン。
日本でも新大久保あたりでははやってきたがこの香草の盛り、ダイナミックな辛さはやはり本場でなくては味わえない。骨付きの豚のあばら肉とジャガイモがふんだんに入っている滋養食だ。15分も煮るとこういう状態になる。食べごろだ。 左の大きなボトルは人参マッコルリ。
江華島のもうひとつの名物は朝鮮人参なのだ。ここでしか手に入らない人参マッコルリは手前のコップの中のように茶色くにごっており野趣深い味であった。
翌日はKTXで釜山に向かうのだ。
翌日は釜山。日韓関係はあまり良くないのだがここ釜山では日本と韓国友好年ということでイベントが目白押しだ。
靖国問題などが騒がれているがもっと大人の解決方法が無いのだろうか、と心底考えさせられる。
それほどに韓国の人々は素晴らしいのだ。大陸の大らかさと歴史的に戦禍にまみれ、戦い抜いた強靭さがその魅力であろうか。手前の大男はシルム(韓国相撲)の力士のようである。みこしに担がれた長は曲がり角のたびにこのラッパを大きく吹いていた。
格好から見て農村の豊年を祈るいでたちだが本当のところはわからない。なかなか魅力的な男性だ。 これはあるお寺の庭。
無造作にとうがらしが干してあった。韓国の友人宅。中々の豪邸だ。
15分ほどお茶を飲み先を急ぐ。これは私の大好きなチョッパルだ。
豚足ともいう。ここはまたすこぶる美味しかった。ついでにアグチム。アンコウのコチュジャン焼きとでも言おうか??
これも美味である。これを食べ終わると明日は東京に戻らねばならない。体も舌も日本仕様に戻さねばならない。
食の旅はもう終わりだ。