桜咲く。三年ぶりの花見。
2007.4
2007年春。仙台に来て半年になった。
ここ数年、転勤などで忙しく自宅の桜を見ることは叶わなかった。
桜を植えたのは7-8年前になるだろうか。
近所のホームセンターで売っていた桜だ。
ソメイヨシノではなく大島桜と聞いた気がするが定かではない。
4月6日。たまたま出張で帰省した時に我が家の桜を見ることが出来た。
私は昔から花見は好きな方ではない。寒い中、外で飲む酒はそれほど美味しくないのだ。
熱燗好きの私には冷めやすい外の気候は少し残念なものなのだ。
でも、花を愛でながら飲む酒は美味い。
梅でも桜でも花の時期に心通じる人と飲む酒は格別だ。
花を間に心を通わせる。
そんな情景が好きなのである。
これが我が家の桜。
もう3メートルにはなるだろう。
ソメイヨシノより1週間から10日ほど後に咲くこの桜。
最初の年は2-3輪、翌年から少しずつ咲くようになってきたのだ。
今年は暖冬の影響で見られないかと思ったが私の帰るのを待っていてくれたようだ。桜切るバカ、梅切らぬバカ。
と言うことわざがあるが少し切り詰めねばなるまい。
虫除けの薬剤がもう届かないのだ。満開の桜。
それを見上げる我が家の犬たち。
桜はどんどん育つ。
犬たちは「育ってきた」時期は過ぎ
もう「年々齢を重ねてくる」
と言った感じだ。
飼い主はもっともっと年を取ってきているの だが・・・・。
良い年の重ね方をしたいものだ。
そして4月中旬。
今度は赴任先の仙台で花見をすることになった。
とはいえ朝晩の冷える仙台でのこと。
花を愛でた後、市内の居酒屋で飲むことになったのだ。
これは地下鉄・河原町駅の近く。石橋屋という仙台駄菓子の銘店の庭に咲くしだれざくらだ。
仙台から今年引っ越した知りあいの方に勧められて見に来たのだ。さすがにきれいな桜だった。
我が家とは大分違うが歴史がなせる業だろう。
店の前を流れる川に差し伸べられるようにしなだれる桜の花々は来る人を魅了してやまない。
日本人が桜が好きなのはその儚さの所為なのか。
このときは皆、桜を愛でその美しさを語りあっていた。
その15分後、
このメンバーは日本酒をがぶ飲みすることに
なったのだ。