仙台日記・7 
盛岡へ
親子の時を過す

2007.7
盛岡と仙台、近いようで中々遠い。
仕事では年中行くのだが会おうと思うと中々会えないのが実際だ。
ここのところ、週末は多忙であったが久々に時間が取れた。
娘の方も予定を変えて待っていると言う。
六月の最後の日。盛岡に行くことにした。
とはいえ、若い娘のことだ。急に予定が入らないとも限らない。
飲んでる最中に帰ることも想定し新幹線で行くことにした。

約束の時間より一時間も早く着いて盛岡駅周辺をうろうろする。
早く顔を見たいが余裕を見せて30分前に電話連絡。
私「今何処だ。パパはもう盛岡に着いたんだ。」
娘「早かったね。あと2分で着くよ。何処にいるんだい?」
私「バス停の脇の塔のところだ。」
娘「塔???・・・あー。わかったよ。すぐ行くよ。」

といった調子で無事に会うことができた。
盛岡駅にて。
娘は元気に現れた。
こちらも元気で参上だ。

もう夕方5時なので早速街に飲みに行くことにした。
後ろの建物に毎日通っているらしい。

家から通えるところに就職しろと言う私の言うことを聞かずにこの春入社した会社で配属が盛岡になったのだ。

たまたま私が仙台に単身赴任になっているので近い気はするが娘にとっては初めての一人暮らし。

私にとっても家族にとっても心配でたまらないのだ。
「親の心、子知らず。」
とは良く言ったもので娘の方は屈託無く盛岡生活を楽しんでいるように見える。

時々寂しいときも有るようだが若さとチャレンジ精神がそれを上回るのだろう。

何が食べたい?
と聞いたらすかさず「焼き鳥」
という答え。

市内の焼き鳥屋「一鳥」でまずは一杯やることにした。
ビールで乾杯後、焼き鳥をいただく。
この店は「ほや」も扱っていた。
娘はほやは初めてとのこと。

焼き鳥の後は今度はおでんやさん。

時間が早いのでまだ外は明るい。
おでん。
時間が早い所為かあまり染みていない感じがした。

汁は出汁が利いて美味しかった。
翌日の朝の朝食。
私が酔っ払って寝た後に拵えたらしい。

麻婆春雨と鳥ときのこの汁物だった。
娘の料理は何度か食べたことがあるが一人暮らしの家でのふるまいは簡素であったが格別でもあった。
娘の部屋の前で。

今日は盛岡城址をみて帰るのだ。
盛岡城址公園にて。
7月の暑さの中だが、木陰は涼しい。

爽やかな風が吹いていた。
城址公園、二の丸にて。
梅雨とは思えない青い空が広がっている。
ここは本丸からの風景。

岩手にいることを実感する。
本丸下の看板の前で。
日差しは夏のものだった。
これは有名な「石割桜」
県庁の隣の裁判所の中にあるのだ。

休みにもかかわらず観光客のためだろうか。
入口を少し開けていてくれる。
昼食はぴょんぴょん舎にてトルソビビンバとムルネミョン。
「ムルネミョン」(水冷麺)はさっぱりとして飽きない味だ。
そのうちに家族でも来てみたいものだ。
盛岡の観光はこのバス。
「でんでんむし号」に限る。

300円/1日で市内の主要部を何度も乗り降りできるのだ。
盛岡公会堂。

瀟洒な建物だった。
昼食後は新幹線で仙台に帰った。
久々の親子のひとときはあっけなく終わってしまった。
今度会えるのは夏休みだろうか。

寂しいし心配だが元気な顔を見て少しばかり安心も出来た。

良い休日といってよいのだろう。

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