Kimuchi 東北に魅せられる
東北夏祭り・2008

2008.8

東北の夏も2回目、昨年は地元仙台の七夕だけだったが思えば宮仕えの身。
いつまでこの東北にいられるかの保証もない。
今年と来年で主だった東北の祭りを見ていこう。
青森・ねぶた、秋田・竿灯、弘前・ねぷた、五所川原・立ちねぶた、盛岡・さんさ、八戸・三社大祭、西馬音内 ・盆踊り、大曲の花火、当面はこの辺が目標か????
とりあえず行ける所から。
仕事と休みとごちゃ混ぜにしながらも今年4箇所を巡る機会を得た。
まずは八戸三社大祭
知人に「この祭りは絶対見るべき」と、勧められたのだが山車の迫力にビックリ。
市内のメイン通り3車線にいっぱいの山車は近くに寄ると精密、細緻。
前週、地震に襲われたと思えないほど明るい八戸の街に鮮やかな山車は27台にもなるそうだ。
これは昔の鯨漁を現した山車。
銛をかかえる漁師たちが活き活きと再現されている。
この日は業務上の都合でスーツ姿。
夕方涼しくなった八戸の街は宵闇が深くなるに連れて人々が集まり熱気に包まれる。


人間の熱というのはすごいものだ。
多分気温も上がってしまうのではないだろうか。
人混みに入ると汗が噴出してくる。
今日は前夜祭なので展示のみ。
これが動く迫力を想像すると居ても立っても居られない気持ちになる。
来年も見たい祭りのひとつになった。

このあと生ビールをグイグイとやったことは言うまでも有りません。
8月2日、今日は盛岡さんさ祭り。
久々に女房がやってきた。
久々に女房と会って、祭りを見て長女を交えて一杯やって、長女の家に泊まる。


川崎の蒸れた様な暑さから逃れられるだけでも価値がある。
今日から3泊の間は和風生活。
団扇を片手に祭り見物だ。
「盛岡さんさ祭り」は太鼓祭りでもある。
また、女性が敲き手だというのも特徴的だ。
いろいろな企業、大学、町内会など様々な世代が技を競うのだ。
これが正式な服装らしい。

若い女性が一生懸命バチを握る姿は美しい。
盛岡の老舗デパート「川徳」の行列で。
普段は案内嬢なのだろうか。
笑顔が美しい。
夜は更けてゆく。
さて、娘と会う時間が迫ってきた。そろそろ祭り見物から引き上げだ。
行列の出口付近で。
私も一枚。

周りは女性だらけで少しうれしい。
          
まずは一杯。何よりである。9時半に合流する娘を待ちながら美味しい料理をいただいた。
最初に出てきたかつお刺し
「川柳」は盛岡でも老舗でうなぎ料理や冬の鍋料理でも有名なお店。

それでいてリーズナブル。
こじんまりとした和室でゆっくりとくつろげる。
翌朝、店の前で娘と。
同じく女房と
娘のアパート前で
同上
    
昼食は五戸にある「ミートショップ尾形」で馬料理。
桜鍋。
たてがみとロースの馬刺し。
暑い時期にぴったりのさっぱりとした味。

鍋と刺身で元気一杯で青森に向かう。
途中十和田湖による。
奥入瀬渓流にて。
空気はむしろひんやりとして涼しい。
久しぶりの夫婦旅行である。
後ろに見えるのは「千筋の滝」
今日は「青森ねぶた祭り」
7時の開演に合わせ、5時半には桟敷に着く。
青森市役所前桟敷席。
ここはねぶたが回転するので良い居場所らしい。

中央の前から2番目。良い席が取れたものだ。
怪しい雲行きの中、期待に胸を膨らませて待つ。

祭り後の店も予約してあるので缶ビール一杯でガマンするのだ。
そして祭りが始まる。
大きな張子が一杯。

雨よけのビニールが気になるがそれはそれ。
工夫を凝らした作品に注目する。

その迫力は中々のものだが八戸の山車の方が大きいだろうか??
幻想的な風景だが期待した跳人には少々興ざめ。

やはり祭りは工夫と修練の発表の場だと思う。

大好きな阿波踊りをはじめとして人はその修練の成果に美を感じ歴史の感動を与えられるのではないだろうか。
一般人の参加が許され、修練してきたものと飛び入りの人間が混ざり合う風景は準備してきたものへの冒涜すら覚えてしまった。

とはいえ、感動したのですよ。
誤解を受けるといけませんが・・・。

期待が大きすぎたのでしょうから。


途中から大雨になったが飲み屋の予約ギリギリまで粘って見る。
夜は知人に予約してもらった居酒屋「やまざと」
青森で有名なフジツボも出てくる。


この店、入口はビルの脇で本当にお店???って感じですが中はキレイで料理は最高。

お勧めです。
いきなり翌日の秋田。
昼食は「無限堂」にて稲庭うどん。


比内鶏の汁にて頂く。
こちらは舞茸天ぷらうどん。

ちょっと揚げが強かったかな?
舞茸が固くなっていました。
「無限堂」秋田駅前店にて。
同じく。
日差しが強い。
「秋田竿灯祭り」今回一番楽しみにしていた祭り。

人々が技を競い、その技に酔う。

これは昼の部で競技会形式で行われている。
重さ50キロもの竿灯を操るのだ。
この竿灯を手のひら、腰、肩、頭に載せて静止する。

屋外なので風の影響もある。
団体戦、個人戦と興味は尽きない。
これは自由演技、竿の長さは20mにもなるそうだ。
ここをマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。
ここをマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。
風で竿がしなりバランスによっては途中で折れてしまうこともある。

上位入賞者の演技は見ていて安定感がある。
宿泊場所の近くで火事があった。
小火だが祭り会場の近くということもあり、大変な数の消防車が集まってきた。
今日、一緒に竿灯を見に来た同僚ご夫妻と。
これから竿灯見物(夜の部)だ。
秋田市内には歴史的建造物も数多く残されている。
呉服屋さんや美容院が多い街としても知られている。



秋田美人は有名だがそのうらにはおしゃれを容認する文化が有ったのだろうか。

出場前の準備中。
席は最前列。
知人に取って頂いたのだが最高の席である。
東北の祭りは何処もそうだが桟敷席が取れるかどうかで楽しさが大きく変わる。

小柄な女房には後ろから覗き見ることは苦手であるし最前列のこの席は一層の期待感を持たせるものだ。
祭りに先立つ招福子狐の行列
ミス竿灯??
竿灯の灯りはろうそくだ。
よく燃えないものだと感心する。
夜は秋田の知人と会食。
比内鶏にきりたんぽ、はたはたと秋田の味を満喫する。

久々の日本酒に(二日ぶり?)にすっかり酔ってしまう。
知人を囲んで。
なぜ外にいるかって???
竿灯は夜の祭りが九時に終わると各町内に帰ってくるのだ。
それを見てまた楽しむ。
昼の競技会、夜の祭り、祭りの後の凱旋演技。
竿灯は一日に三回楽しめるのだ。

ここは秋田の銀座。川反(かわばた)の繁華街。
この看板の店「やまよし」

秋田では評判の良い店である。
お店の中。
仲居さんが相手をしてくれるので一人でも来られるのだ。
美味しい料理を食し、日本酒を飲み・・・・・・
そして出来上がってゆく・・・
このお店のある「川反5丁目」のお囃子隊と竿灯が帰ってきた。
ここをマウスでダブルクリックして、文章を入力してください。
踊り手は演技者を盛り上げ観客との一体感を増す役割だ。
街に戻ってきた演技者や踊り手とは身近にふれ合える。
これも祭りの魅力であろうか。
祭りの夜は更ける。
画像ではわかりにくいが街中の電線の隙間に差し込むように竿灯を立てているのだ。

技を競う、様式美を競う。
八月上旬に集中している東北の祭りは短い夏を惜しむように猛烈な盛り上がりを見せてあっという間に過ぎてしまうのだ。

あと何年、
東北に居られるのだろうか。
つくづくそう思う。

来年も来てみたい祭り、来年こそは見たい祭り。
限られた時間の中でどれだけ見られるか。
心は早くも来年に飛んでいる。


来週は「阿波踊り」灼熱の四国で熱い祭りを楽しもう!!

Kimuchiが綴るオートバイライフへ