仙台日記・18
Kimuchi 阿波おどりに酔う
2008.8
2008年盛夏、今年も阿波おどりの季節がやってきた。
東北の祭りも良いが阿波おどりは格別だ。
何がって、阿波おどりは鍛え上げられた踊り手たちの競演だからだ。
ただの伝統芸能ではない。
今、真っ盛りのオリンピックではないが練習に練習を重ねてきた人たちの情熱がこの4日間で大爆発し、その爆発を見に全国から観客が集まってくるのだ。
「ぞめき」「よしこの」など阿波おどり特有の名称の中に徳島に伝わっている徳島人の情熱と情感が詰まっている。

幸いにして今年も夫婦で見る機会を得た。


一昨年、眉山という映画が公開されたが、徳島には作者にそれを書かせるだけの情熱が詰まっているのだろう。

何故か判らないが阿波おどりを見ていると涙が出てくるのだ。
私の中にも遠い先祖から受け継がれた共通するリズムが残っているのかもしれない。

情感あふれる女おどり、力強い男おどり、一定の形やリズムを守った中で奔放におどりあげて行く美しさは何度見ても飽きることは無い。
発はここ羽田。
仙台からは新幹線でここから航空機。
お盆前の時期とあって空港待合室は一杯だ。
徳島空港、ホテルで他のメンバーと合流し早夕食を食すため市内の銘店、
多良布久(たらふく)へ。
ここはご主人のこだわりに賛同する県外からのお客さんも多くやっとのことで予約が取れたのだ。
今回のメンバーとお店のご主人、奥様、
そして里帰りしているお嬢さん。
お嬢さんは日本有数の氷菓会社に嫁いだそうだ。
アスティ徳島で行われた前夜祭を見物。
競技会と違い観客を楽しませるための有名連のおどりだ。

これは殿様連の男おどり
観覧のあとのツーショット
爽やかな若者だ。
卍のマークは蜂須賀連の女性と。
同じく。
演技の後でお疲れだろうがサービス精神で応対してくれる。
翌日の日中は徳島観光に。
ここは阿波十郎兵衛屋敷

徳島に伝わる人形浄瑠璃の展示館でもある。大庄屋の家なのだ。

映画「眉山」で松島菜々子が過去を隠す宮本信子に話を迫るシーンを思い出す。


そういえば水戸黄門にも出ていたなぁ。
今回献身的に案内してくれた山下さん
レスリング部出身との事でがっしりした体で頑張ってくれた。
屋敷内の庭園。
暑い日差しに緑が映える。


続いて四国八十八箇所霊場の一番。霊山寺(りょうぜんじ)

画像の紳士は今回のツアーの主催者兼案内人

いつもは某企業集団を率いるオーナーらしい。



阿波尾鶏
大谷焼きの窯に立ち寄る。
ここは矢野陶苑の登り窯
そして「ドイツ館」へ、

何で徳島でドイツ館?
って知らないのは私だけ。
板東俘虜収容所を題材にしたバルトの楽園などで知られるこの地は一次大戦後の青島から送られてきたドイツ人捕虜とその収容所長だった松江豊寿、そして地域住民を加えた互いの交流で知られている。
私もこの話は知っていたがそれがここ鳴門の地だとは全く知らなかった。
お恥ずかしい。
これを書き出すと長くなるので止めておくが幕末の会津武士の悲劇から繋がる壮大な物語の終着点とも言える話なのだ。
こういう歴史を学べることがとてもうれしかった。
この板東俘虜収容所の出身者には「ローマイヤ」や「ユーハイム」の創業者もいるそうだ。
          そして観光を終え、いよいよ阿波踊り本番へ。
ここが多分映画「眉山」の会場か?
正面が眉山、もう夕暮れだ。
今日も少し早い夕食
夕食は「織部」。
同行の女性3人で。
昨年に続く道行きなのでリラックスしていた。
元同僚同士。
今はサラリーマンと社長さんと
立場は変ったが変らぬお付き合いがうれしい。
さて、阿波おどりの会場へ。

会場は市役所前の特等席。

画像は俳優の三田村邦彦さん。

「飾り職人の秀」は軽快に踊っていた。
五十嵐めぐみさんもいた。
相変わらずキレイでした。
大場久美子さんもいました。
変りませんねぇ。
ジャガー横田さん。
お子さんと共にパワフルにファンサービス。
祭りの締めは有名連6連による
総おどり。
会場一杯に有名連が舞い、そして踊る。


正に圧巻。
ほんま連
近年、女性の男踊りが増えているようだ。
蜂須賀連。
有名連の中でも有数の殿様連
うきよ連
全力を尽くしておどる。
三味線、鳴り物も大切な役割。
もう直ぐ終了。
声援に笑顔で応えてくれる。
最後は観客も踊りの輪の中に。
そして宴は幕を閉じる。


早くも来年が楽しみだ。

来年はどんな日程で行けるかな??

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