ISOでのshallshoud           shouldは推奨です

JIS=日本工業規格は、ISO=国際標準化機構の規格を取り入れています。

ISO9001は品質マネジメントシステムの規格(認証要求規格)

ISO9004は品質マネージメント・システムのパフォーマンス改善の指針です。参考書的な規格。

JISQ9001はISO9001の翻訳規格、JISQ9004はISO9004を翻訳したものです。

翻訳文の日本語は英語と見比べないとわからないような代物です、翻訳者達も気にはしているらしく、

JIS規格の中に翻訳者の弁解があります。その中にshall とshoudがあります。

以下はISO9000の用語の解説です。

“shall"〜すること。

“shoud"〜するとよい,〜すべきである。

IS09001には,要求事項であることを示すために助動詞“shall"が,

IS09004では,推奨事項であることを表すために助動詞“should"が使われている。

これをどう訳すかが問題となった。94年版でも問題になり,そのときは“shall" は “〜すること",

should" は “〜する"とした。

J1SZ8301(規格票の様式)では,“shall" は “〜しなければならない" 及び/又は ”〜する",

should" は “〜するとよい "“〜することが望ましい" などと訳すことが推奨されている。

(たかしの注:この部分ISOの翻訳がはいっているようです、「及び/又は」 こんなの普通の

日本語にありません。J1SZ8301ではdevraitの用法とかも書いてあったような気がします。)
JISQ9001については,JISZ8301に従って,“〜する"とすることを検討したが,これでは事実を陳述した

平叙文との区別がつかないため,1994年版と同様に“〜すること"とした。

(たかしの注:この文章、省略があってわかりにくいのですが、つまりこうです。

日本の規格JISQ9001では、国際規格IS09001で要求事項であることを示すために使われている

助動詞“shall"を“〜すること"とした。)

JISQ9004については,この規格を指針として採用することを決定した組織にとっては,規格に記述されて
いる指針は要求事項に準じるものになる筈であるとの考えから比較的強い表現である“〜すべきである"

を原則とする方向で検討していた。最終的には,JISQ9001とのバランスを考慮して,“〜するとよい"を

採用することになった。ただし,一部には“〜すべきである"も使用している。
   (たかしの注:この文章、省略をおぎなった結論はこうなります。

 日本の規格JISQ9004では、国際規格IS09004で推奨事項であることを示すために使われて

いる “shoud"を “〜するとよい "とした。ただし,一部には“〜すべきである"も使用している。

参考:プロシード英和辞典の注ではshouldはmust、 ought to よりもやわらかい表現 。

shallは法律、規則などで “〜すべし”  “〜するももとする”  

mustのかわりに have toを使うが、mustより have to が柔かいというような記述あり。

   フレッシュジーニアス英和辞典の注ではshouldは一般にmust、 ought to より意味が弱い。

      You’d better の方が(shouldより)強い表現となる ←私はチョッと驚きました。

      mustのかわりに have toを使うがmustは話しての命令的な意思―――

みなさんの辞書はどうですか。