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コーキングのお話
 コーキングは防水にはなくてはならないものですが、
初めはやわらかく多少の建材の動きにも対応してくれます。
それはコーキングの中にやわらかくするための溶剤分が含まれているからですが、風雨や日光にさらされているうちにだんだん蒸発してぬけてしまいます。
そうすると硬くなり、痩せていってしまいやがて切れてしまいます。
 写真ではわかりにくいですが一本のコーキング目地の両端が白っぽくなって初期症状がでています。白っぽくなった所は硬くなり始めているところです。
 これはもうすでに防水の機能はしていません。
放って置くと下の写真のように木が腐ってしまいます。こういった環境になると蟻が好み、巣を作っていたケースも過去にありました。
痩せたり、切れてしまったコーキングは、使えないのでカッターなどで取ってしまわないといけません。
 コーキングを打つところの建材の周りや、なにも切れていないコーキングの上にコーキングを打つときには、コーキングプライマーは欠かせません。実験上、コーキングがよじれたり、剥がれたりしました。
価格競争が激しい中、コーキング専用プライマーを使っている業者は多くないと思われます。
塗料が塗ることが出来ない(はじく)コーキング
変性シリコンというコーキングは塗料を塗ることが可能なのですが、塗装屋泣かせのコーキングにシリコンコーキングというものがあります。防水性にたいへん優れていて扱いやすいその反面、、このコーキングの上に塗料をただ塗ってもはじいてしまい、だましだまし塗装したとしても すぐに はがれてしまうといった欠点があります。
 この場合はじき止めのプライマーや、塗料に混入して使用するはじき止めを使用していましたが、密着効果がほとんどないため、やはりはがれてしまいます。
 そんななか、関西ペイント社製のシープラというプライマーは、はがれの原因となるコーキングの成分を、シルバーフレークとエポキシ樹脂の膜のはたらきでおさえてしまい、そこそこの密着効果がえられます。はじくこともありません。使い勝手は粘度が高いためあまり良くないのですが、薄めずに使用し、今はこれにたよるのが最善といえます。


コーキングは色々な種類があります。

 1. シリコン樹脂コーキング
 2. 変性シリコン樹脂コーキング
 3. 2液性ウレタン樹脂コーキング
 4. 1液性ウレタン樹脂コーキング
 5. 弾性エポキシ樹脂コーキング
 6. 水性アクリル樹脂コーキング
 7. ブチルコーキング

という感じでさまざまです。

7番目のブチルコーキングは、油性なのですが今現在は見なくなりました。皆さんが知っている弾力のあるものではなく、乾かないパテというようなものです。
6番目の水性アクリル樹脂コーキングは水分が抜ける(乾燥する)と硬くなる性質で、ウレタン、シリコンから比べると結構硬くなりやすいです。
5番目の弾性エポキシ樹脂コーキングは、簡易注入材として使用されています。浮いているモルタルを下地と貼りあわせるためのものですが、本来のエポキシ樹脂注入材から比べれば効果薄です。