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塗料について
 一般的に使われている塗料を紹介します。

 塗料は同じ塗料でも建材や下地の状況、または用途や環境よってもいろいろ変わってきてしまいます。塗料メーカーによっても材質も様々ですが、ここではわたしの25年の経験から深くとはいきませんが皆さんにわかりやすくお話させていただきました。

 1液性・2液性といった材料が紹介されますが、
2液性は塗料が主材と硬化剤に分かれており、主材に硬化剤を混ぜて使用するもので、いったん混ぜると化学反応が起こり、硬化時間になれば使用しなくても固まってしまう硬化型の塗料です。分子の構造が複雑になる分、丈夫な塗膜が形成される塗料です。
 1液性は文字のとおり、塗料そのものを薄めて使用し、乾燥することで塗膜が形成されるポピュラーなものです。1液性のなかには反応硬化型といった2液性に近い塗料もあります。これは、膜におおわれた硬化剤がすでに混ぜてあり、空気に触れると、乾燥時に膜がこわれて化学反応が起こるといったものです。
合成樹脂塗料 油性塗料
ほとんどが木に塗装したり、鉄部に塗装するときに広く使われています。スタンダードタイプの塗料です。
アクリル樹脂塗料 水性アクリル塗料 モルタルや窯業サイディングに塗装できます。20年ほど前に外壁に多く使われていましたが、最近では軒天ぐらいしか使用例をほとんど見ません。内部では今でも多く使われています。
ターペン可溶型(油性)アクリル樹脂塗料 使い方によっては、とても活用性がありそこそこ丈夫な塗料です。つや消しタイプは通気性もありモルタル・スレート・木部・鉄部に使用できます。艶ありタイプをモルタルに塗装するときは下地調整に気をつけないと北海道では厳しいときもあります。
溶剤型アクリル樹脂塗料 ボンタイル塗装のときに上塗り塗料として多く使われてきました。最近は以前より使用頻度が少なくなりました。塗膜はそこそこ丈夫ですが木に塗ると剥がれやすいです。
ウレタン樹脂塗料 水性ウレタン樹脂塗料  環境問題に配慮し、最近では鉄部にも使用されてます。水性なので耐久性は北海道の気候にはもう少しといった感じです。反応硬化型が多いのですが今後の更なる進歩に注目です。
ターペン可溶型(油性)1液性ウレタン樹脂塗料  塗料シンナーで薄めて使うウレタン塗料です。1液性なのでつかいやすく、材料の無駄がでません。木部・スレート・モルタル・金属などいろいろなのに塗装できます。耐久性は2液性のウレタンからみると結構劣ります。
ターペン可溶型(油性)2液性ウレタン樹脂塗料  塗料シンナーで薄めて使う2液性のウレタン塗料です。
2液性なので丈夫な塗膜が造られます。
主剤と硬化剤の割合をきちんと量らないと硬化不良を起こすので注意が必要です。一度混ぜた塗料は使い切ってしまわなければならないため、余ると無駄になります。
溶剤型2液性ウレタン樹脂塗料  溶剤系ウレタンシンナーで薄めて使用する2液性のウレタン塗料です。 丈夫な塗料ですが環境問題には少し難がある塗料が多いです。木部・スレート・モルタル・金属などいろいろなのに塗装できますが特に金属には本領を発揮します。
通気性があまり良くないので、水分をかかえる環境や建材には不向きです。 
シリコン樹脂塗料 水性シリコン樹脂塗料  水性なので環境にやさしいです。
耐久性は水性ウレタンよりはやや良いといった感じです。価格競争が激しい中、シリコン仕上げと称してこれを使用しているのが大半ですが、北海道では建材と下地処理の材料の相性・立地条件などを吟味しないとすぐに剥がれてしまいます。
ターペン可溶型(油性)1液性シリコン樹脂塗料  塗料シンナーで薄めて使うシリコン塗料です。1液性なのでつかいやすく、材料の無駄がでません。耐久性は2液性シリコンからみるとやはり結構劣ります。
実際に使用して経過をみましたが、油性のアクリルと大差がないので、私共では使用していません。
ターペン可溶型(油性)2液性シリコン樹脂塗料  塗料シンナーで薄めて使う2液性シリコン塗料です。きちんとしたメーカーの材料は下地にもよりますが長持ちします。価格的には少々高いのがたまにキズです。
やはり2液性なので主剤と硬化剤の割合をきちんと量らないと硬化不良を起こすので注意が必要です。一度混ぜた塗料は使い切ってしまわなければ無駄となります。
溶剤型2液性シリコン樹脂塗料  溶剤系シリコンシンナーで薄めて使用する2液性のシリコン塗料です。
プラスチック・FRP・鉄部にはとても本領を発揮します。
フッ素樹脂塗料 溶剤型2液性フッ素樹脂塗料
 4・5年前にビルのドアーに使用したことがあります。仕上がった手触り感はとてもよかったです。一度10年ほど前に住宅に使用しましたが、まだ痛んだ様子はありませんでした。多少の艶はなくなっている程度で本当に丈夫な塗料です。しかし塗料の値段はとても高いです。2液性なので主剤と硬化剤を混ぜた後に雨が降ったなんてことになると大きな損失になりますのでどきどきしました。
エポキシ樹脂塗料 水性エポキシ樹脂塗料 あまり一般的には使用されていませんが丈夫な塗料が多いです。
ターペン可溶型(油性)1液性エポキシ樹脂塗料 錆止め塗料に多く使われています。
1液性なので使いやすいです。錆止め塗料は錆止め効果はそれほどではありません。
ターペン可溶型(油性)2液性エポキシ樹脂塗料 錆止め塗料に多く使われています。上塗り用もありますが、鉄部が主です。2液性は丈夫なのですが、無駄が発生します。
溶剤型2液性エポキシ樹脂塗料  とても硬い強靭な塗膜を形成しますので鉄部の下地や上塗り、プールなど多くの目的に使用されています。エポキシ樹脂自体が密着がいいので注入材、ボンドとかにも使用されてます。