DUCATI DESMOCEDICI GP4 製作記−vol.5
 
DATE 写真 内容
24/FEB/2008 デカール貼りは楽しくも忍耐の業です。
特にレース用の車やバイクにはスポンサーのロゴなどのデカールがいっぱい貼ってあります。これを綺麗に貼れるかどうかで完成品の仕上がりも違ってきます。

そこで今回は、私のデカール貼り方法を紹介します。

まずは、デカール貼りに使う道具を紹介します。

ほとんどのプラモデルに同梱されているデカールは水で濡らして糊を溶かして貼りこむタイプです。
ということで、絶対に必要なもの、それは“水”です。ちなみに容器は100円ショップで買ったステンレストレー(蓋付)です。
  これは絶対に必要ではないのですが、私は曲面に貼る時は必ず使っています。

緑の容器がスライドマークソフター(軟化材)、青い容器はスライドマークセッター(定着材)です。どちらもクレオス製。

  実車の資料です。

これも絶対必要なものではありませんが、説明書ではわからない微妙な貼り位置を確認する時に役に立ちます。

ちなみにこの資料はタミヤのMotoGPアーカイブスの2004年版。
キットよりも高い資料です。(笑)
  そして、これが秘密兵器の“湯沸しポット”。

何に使うかは作業中に明らかになります・・・。

ちなみにこのポットはいつの間にか模型専用になっています・・・。
  作業開始です。

まずは、台紙からデカールを切り出します。
デザインナイフを使ってデカールより一回り大きく切ります。台紙ごと切らずに半分残して剥がし取るようにします。こうすると水に漬けた時に裏面から水が浸透しやすくなります。

デカールの周辺のニス縁は通常はそのままにしています。
  ドゥカティのシートカウルにはこれだけのデカールを貼ります。
“Marlboro”のロゴ3枚はキットには入っていないのでTABUデザイン製を使用します。
  切り出したデカールを水に漬けます。

  水に漬けたらすぐに引き上げます。

ずっと漬けたままにしておくと糊が溶け出してしまって接着力が弱くなってしまうからです。

この状態でしばらく放置するとデカールが台紙の上ですべるようになります。
  待っている間に、貼り付ける面にマークセッターを塗っておきます。
  いよいよ貼り付けです。

貼り付けたい場所にデカールを台紙ごと乗せて、台紙を引き抜きます。これでだいたいの位置にデカールが乗ります。
  位置を決めながらデカールと貼り付け面の間の水分を抜いていきます。綿棒や写真のような平筆を使います。やさしく丁寧に水分を追い出していくと、マークはだんだん動かなくなってきます。
  マークは平面で、貼り付け面は曲面ですから、このままでは当然なじまないわけです。

そこで・・・

  “秘密兵器”の登場です。

ポットで沸かした熱湯をティッシュに含ませて、デカールの上からジュワーって感じで押し当てます。するとデカールはあっという間に軟化して伸びるようになります。
デカールが軟らかくなっている間にエイヤって感じで曲面になじませるのです。

これが結構熱い!!何枚か貼っていると指はもうヤケドしそうです。でもこの方法が一番綺麗に貼れるので我慢です!
  というわけで曲面になじんだデカールです。

マークソフターで軟化させて貼ることもできますが、熱湯の一瞬で軟化する効率の良さにはかないません。また、今回のような光沢のあるデカールの場合はソフターを沢山付けると、表面が曇ったようになってしまいます。

よって指にはいつも犠牲になってもらいます。
  シートカウル貼り終えました。

これで約1時間かかりました・・・(涙)



ところで天面の“Marlboro”はなんで左から読めるような向きに貼るのでしょうか?普通バイクに乗るときは右から乗りますよねー。

サーキットは右コーナーが多いからかな?それともカピロッシは左から乗るのか?
  裏側にもちゃんと
ちっちゃい“Marlboro”が貼ってあります。

つづく・・・
     
     
     
     
     
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