YAMAHA YZR-M1 2004and2005 製作記−vol.3
 
DATE 写真 内容
25/JAN/2009 エンジンから同時製作開始です。

右が04モデル、左が05モデルです。

ぱっとみた印象だと04モデルの方がコンパクトに見えます。これは、05モデルのクランクケースにはリヤサスの取り付け部(写真の左側に見える突起)が付いている為です。
05モデルではエンジン前後長さを短縮する為に、クラッチ軸をすいぶん上に上げているのが分かります。
  エンジンを左側からみた写真です。

05モデルはクラッチ軸を上に上げているので出力軸が比較的下に位置しているのが分かります。
また、05モデルでは排気側のカムシャフトを吸気側よりも下げてヘッドの高さを抑えているのも特徴です。
しかし、特に05モデルのクランクケースの割り位置はずいぶん斜めなんですね。実車ではクランクケースはアルミ削り出しだそうですが、もしかしたらこの割り位置だと削り出ししか成立しないのかもしれません。
  次にフレームです。

黒い方が04モデル、グレーが05です。
一番の特徴は05モデルにはリヤサスの取り付け用のメンバー(04の中央部には左右を連結する太いバーがある)が無いこと。これはエンジン側にサスの取り付けが有るためです。
いくつかのバイク情報誌ではこの目的をフレーム剛性の最適化であると書いています。たしかにこのキットでも両者をネジってみると違いがあります。明らかに04モデルの方が固い。縦方向はほとんど同じですが横方向は05モデルはグニャグニャです。コーナリング中の安定性を確保する為にはこの方が都合が良いのだそうです・・・フレームもサスペンションの様な役割をしているということなのでしょうか。
  エンジンを組み付けた状態です。

エンジンとの締結はクランクケースの3か所がリジッド
です。シリンダー部の締結だけが別体のブラケットを介して取り付けられています。実車ではこのブラケットはかなり肉抜きされていて横方向の剛性は低そうです。これは推測ですが、フレームの横方向のしなり具合をこれで調整しているのではないでしょうか?ブラケットを交換すればフレームのしなりが調整できるように別体にしているのでは・・・。
  フレームを上から見ると驚くほど薄い!!

これで十分なんですかね。

その代りヘッド周りはがっちり補強されています。
05モデルのリヤサス取り付け部。

フレームではなくエンジンのクランクケースにサスの上部を取り付ける構造になっています。こうすることでフレームにはメンバーが不要になり横方向の剛性を落とすことが可能になるのでしょうか。
  04モデルは従来通りのフレームにサスを取り付ける形式です。
こっちのほうがスイングアームの取り付け部の剛性も高そうで良いように思うんですが・・・
05モデルのフレームはクラッチを逃げるように湾曲しています。
エンジンハンガーに追加された前後方向の補強部材が縦剛性を向上させようという狙いのように見えます。
04モデルはわりとストレートなフレームです。ちなみに04モデルは03モデルとほとんど変わらないということです。ちなみにスイングアームやホイールは04と05モデルでは共通部品です。
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