スパンカーのおもいで
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1998年12月11日 早田牧場新冠支場 【1歳】 | |
| 体高154.0cm 胸囲174.0cm 管囲20.0cm 体重450kg 調教内容/直線コース速歩2400m | ||
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「初対面」 外では雪がちらちら舞っています。 初めて逢ったスパンカーは、早田牧場新冠支場でダクの調整中。スパンカーの派手な栗毛と?マークの流星は、仲間たちと隊列を組んでの調教でも、ひときわ目立ちます。牧場のスタッフには、「かなり成長してきているし、トモもしっかりしている」と言っていただきました。 調教後のスパンカーは、汗びっしょり。外気が寒いので、身体中から湯気が出ていました。まだ強い調教は始めていないようですが、スパンカーの身体はすでに筋肉隆々です。 |
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1999年8月30日 早田牧場新冠支場 【2歳】 | |
| 体高160.0cm 胸囲183.0cm 管囲20.5cm 体重498kg 調教内容/直線コース速歩2400m駈歩2400m | ||
| 「成長の日々」 デビューに向けて、調整中のスパンカー。 前年12月に逢ったときよりも、明らかにりっぱに成長していた馬体。 夏の太陽の光を浴びて、ぴかぴかに輝いていました。 以前から何度か耳にしていた気の強さについては、 「気は強いが、特にということはない」(牧場の方談) 何かの音にちょっとびっくり!耳をピンと立てて、音のした方向を見つめています。 |
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2000年2月17日 天栄ホースパーク 【3歳】 | |
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「ソエ」 ソエのため、天栄ホースパークで休養中のスパンカー。 お隣の馬房のシルキーフレイムとじゃれ合う日々。 牧場の方にソエの状態について聞いてみると、 「ソエの状態が軽ければ、調教を休まずに厩舎で治す方法もあるが、牧場に帰ってきたということは、軽くはないということ」 走れないので、気が荒くなっているのだそうです。 場長さんに「もうすぐデビューのところまでいっていたのに、惜しいことをした。なかなか面白い動きをしていたのだが」と言っていただきました。 じっくりとソエを完治させて、またがんばろうね。 |
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2000年7月23日 福島競馬場 【3歳】 | |
| 第1戦 / 第2回福島競馬 第4日 1Rサラ系4歳(現3歳)
[指] 未勝利 ダート1000m・右 馬齢 12頭 発走
10:00 2枠2番 55kg 土谷智紀騎手 3着 |
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| 「大暴れ」 レースが終わりました...。結果は3着でした。 パドックでは、最初こそ落ち着いていたものの、他の馬がいれこんでいるのを見てからはもう大変。いななくわ、立ち上がるわ、好き放題。周りの人達からは笑いや溜め息まで起こっていました。乗ろうとしていた土谷騎手が馬を見て呆然としている印象的でした。オッズはとても正直で最初は単勝で19倍だったのが一気に、しかも一瞬のうちに、23倍まで下がりました。馬主としては恥ずかしい限りでしたが、それでもきっと頑張ってくれると信じていました。 馬場に入ると落ち着いたのか、心配していた返し馬やゲート入り、スタートもスムーズでした。道中は4番手に付けて、最後の直線に入り、一頭交わしての3着でした。初出走や距離が短かったこと、あれだけいれこんだことなどを考えると、上出来でしょう。それになによりも無事に帰ってきてくれたことが、嬉しかったです。気性難はかなり心配ですが次回に向けて、また頑張ってほしいと思います。 |
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2000年8月13日 中山競馬場 【3歳】 | |
| 第2戦/第4回中山競馬 第2日 4Rサラ系4歳(現3歳)
[指] 未勝利 ダート1200m・右 馬齢 16頭 発走
11:20 8枠16番 55kg 江田照男騎手 2着 |
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「ひと安心」 今日は4Rだったので、朝は比較的余裕があり、ギャンブル路線と言われる武蔵野線に1時間揺られて、東へ東へと向かいました。中山競馬場は風が少し強かったのですが、雨はさほどでもなく、小雨がパラつく程度でした。 前売りのオッズでは2番人気。人気に応えられるかどうかは、前回入れ込んだパドック次第だと思っていたので、ドキドキしながら馬の入場を待ちました。 一番最後に入ってきたスパンカーはひとイナナキはしたものの、前回のように入れ込む気配はなく、適度に気合が入っているように見えます。馬体を見ても充実しているし、馬体重もいい感じにしぼれています。 2戦目だし、大外枠なのでゲートインも最後だし、牝馬を見ると入れ込んでしまうスパンカーにとって好都合な事に隣は牝馬ではありません。全てがいい方向だったのです。 しかし、結果は2着でした。ロケットスタートを決めたスパンカーは、もう一頭と共に道中先頭を進んでいきました。残り100mのところで、お得意の勝負根性でその馬を振り切ったのですが、すぐ後ろにいた2番人気の馬にスルスルとかわされてしまいました。勝てると一瞬思っただけに、少し残念ですが、入れ込まなかっただけ収穫もありました。次回に期待したいと思います。 |
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2000年8月27日 中山競馬場 【3歳】 | |
| 第3戦/第4回中山競馬 第6日 4Rサラ系4歳(現3歳)
[指] 未勝利 ダート1200m・右 馬齢 16頭 発走
10:25 2枠4番 55kg 江田照男騎手 3着 |
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| 「圧倒的1番人気」 3着、2着とくれば、次は...3着でした(T_T)。どうして戻っちゃうんだ〜? 2Rに登場したスパンカー君。初戦の、目を覆いたくなるような入れ込みがまるで嘘のような、淡々としたパドックの様子。ようやく競馬に慣れたのかなぁ。逆に少し元気がなく感じるくらい。まぁ、今までが元気ありすぎだったのですが...。 メンバー的にも恵まれた感のあるこのレース。自分にさえ問題なければ勝ったも同然。ということで、観戦ポイントは最初からウイナーズサークルの前に決め、勝ったらそのまま大撮影大会と洒落込もうと、準備万端で発走時刻を待ちました。 ゲートはもう何の心配もなく、いたって順調。スタートも普通だったようです。しかし、スタート後のダッシュがつかなかったのか、意識的に抑えたのか、いつものように逃げずに、道中5,6番手を進みます。ちょっと不安。4コーナーを回って、先頭が追い出してもなお馬群の中。かなり不安!直線に入り、残り200m位から、内側をついて、するすると伸びてきました。キレは抜群。脚色断然。1頭、2頭と抜いて、「つ、ついに勝利の瞬間だ〜!やったね〜v(^^)v!」なんて思ったのもつかの間。1着の馬は全然脚が鈍らないし、競りかけた2着の馬にも粘られてしまいました(T_T)。 正直言って、敗因がわかりません。直線もよく伸びていたので、逃げないとダメという訳ではないように思います。スピードもあるので、距離が向いていないとも思えないし...。思えば、パドックで元気がないように見えたのは多少疲れているのかも。いずれにしても、そろそろ正念場でしょうか。いくら素質があるとしても、未勝利は脱出しなくてはいけません。次走はできたら間隔を空け、疲れをとって、納得のいく調教を積んで、勝利を目指してもらいたいものです。未勝利戦でナイスネイチャやステイゴールドを見習ってどうするんだ!君は善戦マンではないはずだ!がんばれ、スパンカー p(>_<)q!!! |
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2000年9月17日 中山競馬場 【3歳】 | |
| 第4戦/第5回中山競馬 第4日 3Rサラ系4歳(現3歳)
[指] 未勝利 ダート1200m・右 馬齢 16頭 発走
10:50 4枠7番 55kg 江田照男騎手 2着 |
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「唖然」 空が高い...。 あっ、飛行機が飛んでる。そうか、羽田から飛んだ飛行機は中山競馬場の上空を通るんだ。あれ乗って、北海道行きたいなぁ...。 サザンの曲が聞こえるぞ。これ、何ていう曲だったかなぁ。思い出せないけど、まぁいいや...。 そういえば、レースはどうしたんだっけ。あれっ、岡部騎手が笑って写真撮ってる...。 そうだ、スパンカー、直線で差されて2着だったんだ!よし、ワイドでおさえてあるぞっ。って、ちが〜う!!スパンカー、どうしたんだ〜〜〜! 今日はぜ〜ったい勝ってほしかったから、パドックでキミが気にするといけないと思って、望遠でしか写真撮らなかったんだぞ!キミがここに来てくれると思ったから、雨が強くなっても、ウィナーズサークルの前から動かなかったんだ!2着・3着・1着と来てほしかったから、APSフィルムの番号も231番を選んだのに...! おい!ユキノエリザベス!なんか嫌な感じがしたから、オマエの絡んだ馬券買わなかったんだー!ちっくしょーっ!(でも、いい差し脚だったから、次は買おう。) スパンカー、今日のキミは、とてもいい感じだった。パドックでは、初めての1人引きだったけど、この前と違っていい気合乗りだった。スタートでも、キミのお得意のロケットスタートを決めてくれて、すんなりハナを奪ってくれた。先頭で競っていたダイワマイクルも、直線ですんなりかわしてくれたじゃないか〜!なのに、なのにー!! ソエで脚が痛いのは分かる。とても辛いだろう。そのせいで、充分な調教ができないから、キミも納得がいかないに違いない。しかし、我々には時間がないのだ!一つでいい。とりあえず一つ勝ってくれ! おそらく、次は中一週で、中山の最終週に登録してくるでしょう。中山でのラストチャンス。除外されなければ、そこが本当の勝負、正念場です。キミには素質があることは、十分、いや十二分に分かった。どんな勝ち方でもいい。騎手は誰が乗ってもいい。とにかく、なにがなんでも勝って、自分の未来をその手で、いやその脚でつかみ取ってくれ、スパンカーっ! 今日、場内で、秋の福島開催のポスターを見ました。福島は、いやじゃーっ!! |
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2000年10月28日 天栄ホースパーク 【3歳】 | |
| 「おだやかな休養」 左前脚の剥離骨折のため、天栄ホースパークへ戻ってきたスパンカー。 レースの時にはメンコをしていたため、スパンカーの?マークを見るのはお久し振り。 首に麻酔を注入した際に剃ったという痕が、ちょっと痛々しいです。 ただ、脚の腫れや手術の痕はほとんど判りませんでした。 外には出れず、一日中馬房でお休みです。 今回のヘアスタイルは七三分け! なんとなく笑っているように見えるのは、ボクだけでしょうか。 レースの時とは違って、優しそうな瞳をしていました。 リラックスできているようで良かった! |
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2000年12月14日 天栄ホースパーク 【3歳】 | |
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「イライラ」 脚元の状態が落ち着いたので、パドックでの放牧が開始され、今回は馬房の外での見学もできました。 「まだ骨折箇所は痛いのだと思う。放牧をしているが、小さいパドックなのであまり運動ができないから、フラストレーションが溜まっていて煩い」とのことです。 そう言われてみると、前回の時の穏やかな表情とはどこか違うような...。 もう少しで脚も完治するでしょう。 あとちょっとの我慢だぞ、スパンカー! |
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2001年2月17日 天栄ホースパーク 【4歳】 | |
| 「再始動」 12月の見学の際よりも細くなった感じがします。 1月末から運動を再開して身体が締まってきたからかな。 しかも、12月の見学の際と違って、今日は静か。 表情も穏やかになった気がします。 しかし、そうこうしているうちに、パオーンと雄叫び。 スパンカーくんは、これくらい元気じゃなくっちゃね! もうすぐ本格的な調教も再開です。 がんばれ、スパンカー!! |
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2001年6月16日 函館競馬場 【4歳】 | |
| 第5戦/第1回函館競馬 第3日 8Rサラ系3歳以上[特指] 3歳500万円以下、4歳以上1000万円以下 芝1000m・右 別定 14頭 発走 13:50 4枠5番 57kg 柴田未崎騎手 13着 |
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| 「ほろ苦い復帰」 スパンカーが復帰しました\(^O^)/。しかしながら、結果はブービーの13着でした(T_T) 9ヶ月は長かったぁ〜。3着、2着と惜しいレースが続いていて、「次こそ初勝利だ!」と思っていた矢先、調教中に剥離骨折したのが昨年の9月27日。すぐに骨辺を取り除く手術を受けた後、天栄ホースパークで休養に入りました。それから、昨年末までの2ヶ月間は馬房で大人しく休養。なまった身体を慣らすため、1ヶ月程度のパドックでの放牧を経て1月末から調教を開始。2月末からは場所を鍋掛牧場に移し、初めての障害練習も行いました。そんな中、思いがけずに早く、4月18日に美浦に帰厩。トレセンでは障害練習も行いながらキャンターの調整を続けました。函館競馬場に入厩したのが6月3日。柴田未崎騎手鞍上のもと、ダートコースで丹念に調整を続け、先週除外されながらも、ついに今日復帰を果たしたのです! 最近の500万下のレースは除外がものすごく多く、登録してても、一体いつ出走できるか、まったく分からない程でした。今週もダートの木古内特別にも登録していたのですが、上手い具合に芝1000mに出走できることになりました。ただし、未勝利馬、9ヶ月の骨折休養明け、しかも初芝とあって、新聞各紙の評価も高くありません。「入着があるかも」といった程度のものが多いようでした。柴田未崎騎手も「気合が足りない。叩いてから」というコメントを出していました。でも、個人的には「1番人気を裏切り続けたスパンカーだし、こんな時こそ走って、穴あけちゃうかもしれないな〜」な〜んて思っていたのですが...。 これまでのスパンカーのレースは、全て競馬場まで観戦に行ってたのですが、なんてったって、今回は函館。ですから、残念ながらグリーンチャンネルでの観戦になりました。まず、最初の注目は、そう、馬体重!休み明けなので、「一体どのくらい増えているのかなぁ。もしかしたら、初の500kg台とか」ととても心配してたのです。しかし、しかし、いざ発表になってみると460kg( ̄□ ̄;)!!な、なんと、24kgも減じゃないですかぁぁぁぁ!!「どうなっちゃってるの???」という複雑な気持ちになりましたが、そうは言っても、実際に自分の目で確かめるまでは分かりません。ドキドキしながらパドックの様子が映し出されるのを待ちました。ジリジリしながらしばらく待って、やっと映ったパドックの様子。時間にするとほんの30秒程度でしたが、その第一印象はやっぱり細い!特に腹回りが細い!とにかく細い!!今まで、牧場で5回、競馬場で4回、スパンカーに逢っていますが、今まで見たどのスパンカーよりも細い〜っ!!!パドック解説でも「トモのあたりが寂しい」というコメント。9ヶ月の休み明けでのこの馬体重減は、どう考えればいいんでしょうか? そういえば、骨折前はソエの影響なんかで、馬なり調教しかできなかったので、もしかしたら理想体重よりも太めだったのかなぁ。その他に感じたのは、相変わらず煩い様子があるなといったところ。まぁ、これはスパンカーらしいといえば、らしいのですが...。 次に放送されたのは、もうスタート前の様子でした。ゲートに入る様子は分かりませんでしたが、すんなりだったのかなぁ。中で待っている間は、まぁ大人しい様子でした。少し安心。次の注目はスタートです。短距離なのでスタートに出遅れは致命的となってしまいます。しかも、すぐ隣にスパンカーと同じ先行型で人気のバードビューがおり、これについて行ってほしいと思っていたため、スムーズなスタートに期待していました。実際にそのスタートは普通でしたね。しかし、その後がまたまた「???」。いつもの逃げが出来ずに、ずるずる後ろから2頭目まで下がってしまいました。本来のスパンカーならやはり今までのレースのように先行するのがいいんでしょうが、やっぱり久々でスピードについていけなかったのでしょうかねぇ。結局はその後も差を詰めて行けず、そのままゴール。13着のブービーでした。 レースが終わった後は、さすがに呆然としてしまいました。こんなスパンカー、見たことなかったんですから...。う〜ん、やっぱり、競馬ってなかなか厳しい。甘くはないですねぇ。でも、今日は復帰戦。9ヶ月の休養明けで、いきなり一つ上のクラスの馬たちとのレースで、しかも初芝。さらに勝ち馬のタイムはかなり良かったようですし。この状況で、スパンカーに過剰な期待をするのは可哀想ですよね。この結果は仕方のないものなのかもしれません。これからはまた除外との戦いとなるんでしょうが、とにかく出られそうなレースに登録してもらって、叩き2戦目の次走で仕切り直しといったところでしょうか。 |
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2001年6月23日 函館競馬場 【4歳】 | |
| 第1回函館競馬 第5日 12R 恵山特別 サラ系3歳以上(混)[指] 3歳500万円以下、4歳以上1000万円以下 ダート1700m・右 別定 13頭 発走 16:10 2枠2番 57kg 柴田未崎騎手 出走取消 |
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| 「蕁麻疹」 「スパンカー、出走取消」 いやいや、ビックリしましたぁ! 恵山特別は、ボクが個人的にスパンカーに向いているんじゃないかと思っているダート中距離のレース。どんなレースをしてくれるか、いつも以上に注目していましたので、そりゃ、朝からドキドキ、ワクワクですわ。そんな中で後楽園のウインズにスパンカーの応援馬券を買いに行こうとしていた矢先に、出走取消の情報が! 「どうしたんだ〜、スパンカーぁぁぁ!!」 取消の理由が分からなかったので、さらに不安倍増ですよぉ。「もしかしたら、骨折した脚元に何か...」居ても立ってもいられず、クラブに電話してみたんですが、そうなんです、土曜日はお休みでしたよね(^^;それから、インターネットで情報収集に励み、やっとのことで理由が「蕁麻疹」と分かりましたよぉ。少しは安心しました。 先週、休み明けにも関わらず、マイナス24kgの大幅馬体重減でしたよねぇ。調教時計なんかも、数字を見る限り、美浦ではけっこういいタイムを出して順調そうに見えたんですが、函館に入ってからはなんとなく調子が上がっていないように思えたんですよぉ。未崎騎手のコメントにも「気合い不足」ってあったし。あのスパンカーが「気合い不足」なんて、ちょっと信じ難いですよねぇ。もしかすると、体調があまり良くなかったのかなぁ。それが、馬体重減や気合い不足に繋がっていたのかなぁ。う〜ん、分からないぃぃ。誰か教えてくださいm(_ _)m 宝塚記念の馬券を買いに、午後から後楽園に行くと、モニターのいたるところに「函館12R シルクスパンカー出走取消」の文字が。こんな形で愛馬の名前を見るなんて、ものすごく複雑な心境...。 |
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2001年6月30日 函館競馬場 【4歳】 | |
| 第6戦/第1回函館競馬 第7日 9R サラ系3歳以上[特指] 3歳500万円以下、4歳以上1000万円以下 ダート1700m・右 別定 13頭 発走 14:25 3枠3番 57kg 柴田未崎騎手 13着 |
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| 「ショック」 いつもは、レースが終わるとすぐにこの観戦記を書くのですが、さすがに今日はショックが大きく、しばらくフテ寝してました。ひと眠りして、レースから6時間たった今、やっと落ち着きましたが。 結果は12着から大差の13着、シンガリ負け。着順もさることながら、レース内容からしても全くの惨敗です。出だしからすぐは好位に付ける事ができましたが、それでも追走するのがやっとという感じはしました。向こう正面ではすでに遅れ始め、4コーナーでは最後方。そのままというよりは、そこからさらに差がついてのゴールでした。 中間で蕁麻疹というアクシデントがあったにせよ、追い切りもそれ程悪くなく、馬体重も減りすぎた前走より4kg増。パドックでは少し煩そうでしたが、もともとのスパンカーの気性を考えるとこの程度かな。しかも、今回は叩き2戦目。この惨敗はどう理解すればいいのでしょうか。 混乱しながらも、いくつかの理由を探してみました。 まず考えられるのは距離の壁。トシザミカやシアトルフレームなど、父ポリッシュネイビーの子供たちが最もいい成績をあげているのがダートの中距離。母シルヴァードや姉シルキーヒロインもいいレースをした中距離戦です。血統的に考えて、スパンカーには中距離が向いていると勝手に考えていましたが、この見方は間違っていたのでしょうか。 次に、スパンカー自身の体調の問題。前走は休養明けなのに何故か大幅な馬体重減。さらに、その後の突然の蕁麻疹の発症。牧場から帰厩後の陣営からのコメントからは、骨折前の強かった頃のスパンカーよりもさらに成長しているように感じていました。なのに函館に入ってから、特に最近は何か順調さに欠けているような感じがします。今日のパドックを見る限りでは、前走よりは確実に良くなっている印象は受けました。しかし、何かが、どこかがおかしいのでしょうか。 さらに、骨折の影響が拭い去れないということも考えられます。障害練習中に脚元を気にしたというコメントがありましたよね。骨折箇所が気になって思いっきり走れないのでしょうか。 デビューしてから、安定して上位の成績を収めていたスパンカー。その走る姿を、実際に競馬場で間近に見た身としては、少なくとも500万下で通用できるだけの能力がないなんてことは、今まで一度も微塵にも思ったことはありませんでしたし、今日のレースを見た今でさえ、全く考えていません。ただ、ただ、あのように後退していくスパンカーを見るなんて信じられないという事だけです。これがあのスパンカーだとは思いたくない。 この2戦だけで、スパンカーの平地の力の全てを判断するのは、間違いなく早急すぎると思います。芝の短距離で通用しないとは僕自身はまだ思いませんし、デビュー戦で3着に入ったダート1000mだってあります。しかし、今のまま函館で使いつづけて、果たしてこの何か違和感のある状態から急激に良化するかどうかは疑問でしょうか。 鈴木勝美調教師がコメントしてくれたように、本当に障害の飛越が上手いのであれば、まだ若い今のうちにそちらの道に進むというのも、何かが狂っているこの状態を立て直す意味でも、スパンカーにとってはいい事なのかもしれません。調教師の判断を待ちたいと思います。 |
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2001年7月7日 函館競馬場 【4歳】 | |
| 第7戦/第2回函館競馬 第1日 7R サラ系3歳以上[指] 3歳500万円以下、4歳以上1000万円以下 ダート1700m・右 別定 13頭 発走 13:15 7枠11番 57kg 柴田未崎騎手 10着 |
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| 「手応え」 結果は10着でした。しかしながら、負け惜しみではなく(本当に!)、ボクとしては今日のレース振りはある程度納得しています。と言うのも、スパンカー自身少し復活の兆しが見えてきたように感じたからです。 レースを振り返りますと、あまりスタートが良くなかったこともありますが、今日はいきなり前に出るのではなく、中団よりやや後方に控える形になり、このままコーナーを廻って行きました。ここ2戦はついていけずに、道中ズルズル置いていかれていましたが、今日は逆にドンドン前の方に進出して行き、3コーナー手前では先頭集団に取り付く勢いで、むしろ素軽さのようなものまで感じました。結局は、3、4コーナー中間付近で一杯となってしまったようで、直線の伸びはありませんでしたが、レース全体を見ると折り合いもついていたようです。 向こう正面で上がっていくスパンカーを見たときは嬉しかったなぁ。スパンカーがちゃんと走る気を起こして、「レースをしているな」っていうように見えましたからね。最後バテたところを見ると、もう少し短い距離がいいんでしょうね。タイムもこの距離ではあまり良いものではありませんもんね。ダート千七では少し長い事がなんとなく分かった気がします。入れ込み癖を考えても、一気に行ける短距離が合っているのでしょう。今日は馬体重もマイナス6kgとかなり減っていましたから、中2週程度空けて、鋭気を養ってもらった上で、短距離で勝負してもらいたいものです。 |
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| 復活の兆しが見えてきたと思われたスパンカーでしたが、このレースの後、左前脚の膝の部分を再び骨折していることが判明し、平成13年7月14日付けで中央登録を抹消されました。この後の新潟ではスパンカーが得意だと思われるダート1200mの番組もあったし、調教師に上手いと言われていた障害レースにも一度も出走できずに引退となったことは、とても残念です。 初めての出資馬ということもあり、ボク自身、スパンカーには大変強い思い入れがありました。結局は一度も勝つことができませんでしたが、スパンカーは強い馬でした。一口馬主になって初めての馬としてスパンカーと出逢えたことは、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。 幸いなことに、スパンカーは骨折が完治すれば、高崎競馬の飯田厩舎所属で、現役を続けられることとなりました。高崎では短距離の番組が数多く、スパンカーにはとても向いているコースなのではないかと思っています。中央で果たせなかった初勝利を、高崎の地で成し遂げてもらいたい。 いつまでも、スパンカーを応援し続けていきたいと思います。 |
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