〜馬たちのいる旅行記〜
天栄ホースパーク
2002年12月12日




 東京にも例年より早い雪が舞い散り、めっきり寒くなってきた今日この頃。
 天栄ホースパークでは、美浦への旅立ちを控えた2頭の愛馬が、調教に励んでいます。
 今年の感動大賞No.1のハイピーと、今年のヤキモキ大賞No.1(^^;のグランジャーです。
 今年の最後に、愛馬たちの様子を覗きに、再び天栄に行ってきました。
シルクハイスピード
 厩舎から出てきたハイピーは、馬服を着ていたため、毛艶や馬体を詳しく見ることはできませんでしたが、
順調に調整が進んできている様子は感じ取れましたよ。
カメラポジションにやって来ると、そのまま静止!
とにかくじ〜っと立っていて、以前よりもさらに落ち着いている感じでした。

 Q.仕上がり具合は?
 A.大分よくなってきている。調教も平均すると20秒くらいだが、17秒くらいのラップでも乗っている。
 Q.復帰の見込みはいつ頃?
 A.早ければ1月下旬には戻れるだろう。順調に行けば、そのくらいで仕上がる。
   ただ、雪などで順調に調教できないと、遅くて3月。
   でも、そんなに遅くなることはないだろう。
 Q.前よりおとなしくなったように思うが?
 A.確かにおとなしくなった。前からおとなしい馬ではあるが。馬場に出ると気合いが入るタイプ。
 Q.ボルトが入ったままだが、骨折すると影響はあると思うが?
 A.ないとは言えない。でも、腱の故障よりはいい。

 さらに牧場のスタッフの方から嬉しいコメント。
 「後藤騎手も会報で言っていたが、いい馬だと思う」

 
  
 
シルクグランジャー
 さてさて、次は問題児のグランジャー君。
今回の訪問の最大の目的は、いつまでたっても入厩できないグランジャーの様子を
この目で直接見てこようということなのです。
なので、執念で牧場スタッフの方にもしつこくいろいろと聞いちゃいましたm(_ _)m

 厩舎から出てきたグランジャーはピンクのメンコをしてました。
でも、会報の写真で見たでっかいブリンカーは着けてません。
何で、メンコをつけているんだろうと思っていたら、これからウォーキングマシンの調教を行うとのこと。
そこで、グランジャーに後についていき、マシンの外から調教を見せていただきました。
グランジャー以外にも5〜6頭の馬たちが一緒に調教をするようです。
マシンの中に入ったグランジャーは落ち着かないよう。
なんかチャカチャカしたうえに、「ヒヒ〜ン!」といななきを一発(^^;
それを見ていたスタッフたちが何やら会話を...。
内容は聞こえませんでしたが、その様子から察するからに、グランジャーの煩さは有名?

 「大型の馬なので、運動をさせている。午前中はキャンターをして、厩舎の周りを歩いてクールダウン。
午後はウォーキングマシンで30分間歩いて調整している。ウォーキングマシンってかなりつらいんですよ」
 「癖のある馬だから、いろいろとやってみている。
この馬の煩さは馬っ気という意味でのもの。ただ、だいぶ良くなってきた」
ということです。

 Q.仕上がり具合は?
 A.いい時の状態から考えるとまだまだ。でも、まあまあだと思う。
 Q.なかなか入厩できないが、気性面の問題か?
 A.それはある。このままでは入厩してもトレセンで調教を進めることができないと思う。
   天栄で立ち上がったりするようだと、トレセンでは馬もたくさんいるし、もっと煩くなるはずだ。
   馬は仕上がってくるとカリカリしてくるし。
 Q.ササ針について?
 A.ササ針は必要だったと思う。疲れが出ていたから。ササ針はやるべきだった。
 Q.去勢の話が出ていたが?
 A.秋が馬っ気のピークだった。その時は、去勢の話を聞いても、この馬なら去勢するだろうと思った。
   今はだいぶ良くなった。でも、まだまだ、気性は子供だから。
 Q.調整を進めると、煩くなるというのでは、入厩ができないと思うが、
   いつまでも成長を待つということもできないように思う。
   去勢するかどうかのタイムリミットがあると思うが。
 A.う〜ん…。確かにいつまでも待てないとは思うが…。
 Q.入厩はまだまだか?
 A.仕上がればそんなにかからないと思う。

 「馬体は立派だし、丈夫な馬で、休んだのも体に疲れが出ただけで、脚元には何の不安もない。
ゲート練習していた頃は、1ハロンだけだが11秒台でも走っていた。
こういう馬はレースに出れば走ってくるタイプだと思う」
 
  
 
 ハイピーについては、順調に調教が進んできていて、心配なしですね。
ただ、脚にボルトが入っているだけに、慎重に進めていく必要があるようです。
1月下旬にも帰厩ができそうだということですから、思ったよりも早い復帰になるかもしれませんね。
楽しみになってきました(^^)

 一方のグランジャー君。
去勢まで考えるほどの気性面は、秋にはワタクシが考えていたよりも深刻だったようです。
ただし、それも成長の兆しがあるようですので、それ程不安に思わなくても大丈夫かな。
むしろ、牧場の方のコメントを聞いていて、能力的にはますます期待感を持てたような気がします。

とにかく、2頭とも元気というのがなによりの収穫でした。
最後に、2頭の馬房を覗いて、「がんばれっ!」と声を掛けてから帰ってきましたp(^^)q