〜馬たちのいる旅行記〜
天栄ホースパーク
2006年4月15日



エフォートが脚の故障により放牧されてから、はや7ヶ月。
怪我が治ったかと思うと、またどこかが痛くなるという繰り返しで、復帰がここまで延び延びになっています。
エフォートは今元気なのか、復帰に向けた調整が進んでいるのか。
直接この目で確かめ、エフォートを激励しようと、まだ桜の蕾がほころぶ前の天栄ホースパークに行ってきました。
シルクエフォート
最初に事務所から一番近い馬房群に向かいました。
すると、通りがかった馬房から、にゅっと顔を覗かせた一頭の馬。
よくよく見ると、何やら見覚えのある流星…
なんと、エフォートでした!
他の見学者の方が出資馬の見学をしている間、ワタクシはまずエフォートの顔の前に立ってご挨拶です。
相変わらず精悍な顔立ち。
口や鼻の周りを、食べた飼い葉の跡と思われる緑色に染めているところがご愛敬です。
少し丸顔になったかな。顎のあたりの幅が広くなったようにも見えます。
ワタクシがエフォートを見ていると、好奇心旺盛といった感じで、とっても澄んだ目で見つめ返してくれます。
その目には力強さがあって、エフォート、元気そうですね!
しばらくそうしているうちに、いよいよエフォートの見学の順番となりました。
エフォート、馬房の外に出てきて立ち止まると、モデルのようにスッと後ろ脚を流してポーズを取ってくれます。
一見して感じたのが、逞しくなったなぁということ。
元々スマートな馬体は変わりありませんが、その中でも胸前が厚くなりました。
今日は案内をしていただいた方の他に、日頃から調教で乗っている方にもたくさんお話を聞くことができました。
お二人のお話を総合すると、次のとおり。

・順調である。長いところも乗っていて、調教はかなり進んでいる。
・脚元も問題ない。
・まだ具体的な予定はないが、そんなにはかからないと思う。来月か再来月には帰厩できる。
・乗り味がいい。乗り味はオープン級の馬である。
・距離は長いところがいいと思う。
・馬っ気が強い。坂路調教をしていても、10mの範囲に牝馬が寄ってくると、そっちの方ばっかり気になってしまう。
・池上厩舎の担当厩務員さんもこの間来て、期待しているので早く戻してほしいと言っていた。

案内をいていただいたお二人のスタッフが揃って、実にあっさりと「順調」と言ってくださいました。
調教でかなり乗り込んでいて、来月か再来月には帰厩できるという言葉どおり、どうやら現状では全く心配はないようです。
いつも乗っていただいているスタッフの方が話す様子から、まさに「心配ない」ってことがよく伝わってきました。
「この馬は見学者の方がたくさん来ますよ」と言っておられましたが、自分も含めて皆さんかなり期待しているエフォートですもんね。
池上厩舎の担当厩務員さんもわざわざ来て、期待しているって言ってくださったと聞いて、とっても嬉しくなりました。
いやぁ、来て良かったなぁ。
しかし、エフォートの馬っ気の強さはかなりのものらしいですよ。
美浦にいる時でも、担当厩務員さんにさえ髪をなかなか触らせてくれないと、前にも聞いて気性が激しいのは知っていましたが、まさか馬っ気も強いとは!
なんだか、またエフォートの意外な一面を知った気がします。
シルクトワイライト
次にエフォートと同じ馬房群から出てきたのが、トワイライトでした。
やはり2歳馬。先ほどのエフォートの引き締まった逞しい馬体とは違い、まだまだ子どもって感じの丸い馬体。
特にトモはまん丸です。
トワイライトも、エフォートと同じ方が日頃の調教で乗っていただいているとのこと。
いろいろお話を聞きましたよ。

・一見すると全く分からないが、こう見えてもトモが弱い。ただ、トモの弱さは競走成績とは関係なく、トモが弱くても勝てる馬はたくさんいる。トモはじっくり乗り込んで鍛えることができる。
・脚元は丈夫で全く問題ない。一度熱発したけれど、その他は全く休んでいない。ここにいる2歳馬の中では一番強い調教をしている。
・気性が難しい。調教で坂路に出ると、コースに入らずに立ち止まってしまう。
・坂路で乗っていても、隣の馬に噛みつきにいく。この気の強さがいい方向に出るといいんだが。
・馬っ気も強い。(ただし、エフォートの方が強いらしいですが…)
・気持ちは前向き。坂路調教でも、走り始めは反応が鈍いが、終わりの方は気持ちが前向きになっている。だから、長距離が向いていると思う。
・池上調教師もこの馬のことを気にかけている。気性をなんとかしてほしいと言われている。
・気性はなかなか変わらないが、気の悪いところを出さないように、調教をしていく。

やっぱり、会報やテレサの情報どおり気性は悪いんですね(^_^;)
でも、とっても丈夫だというのは、なによりです。
トワイライトもエフォートと同じ池上厩舎。しかも、比較的スマートで長距離向きとのこと。
ワタクシの目には2頭がダブって見えました。
シルクステルス
最後はステルスです。
ステルスの場合、会報情報では馬体重が軽いため、成長の具合が気にかかっていました。
こうして、実際にステルスの馬体を見てみると、やはり少し全体的に小さく感じます。
馬体自体はまとまっていて、なかなかいい感じだと思うんですが、うっすらあばら骨が浮かんで見えるなど、それぞれのパーツはまだまだ成長途上に見えます。
この時期のネクサスは、血統的にスマートな馬体だったとはいえ、体高はかなりありましたから、比較してもやはり成長は少し遅いかな。
栗毛はネクサスよりも少し濃い感じでハッキリした色彩ですが、とても鮮やかで美しいです。
顔立ちの可愛さや、小さな馬体も手伝って、お坊ちゃまといった感じです。
でも、そんなステルスも、気性は激しいと聞いて、やっぱりシルヴァード一族、血は争えないなと思いました。
まだ強くはないながらも、坂路にも入って調教をしているとのこと。
血統的にも奥手っぽいですし、これからドンドン成長していってほしいです。
天栄には、この他に2歳のアプサラスがいますが、見学は3頭までということで会うことはできませんでした。残念…
でも、それぞれの馬が元気そうで嬉しかったです。
エフォートは復帰に向けて、2歳馬たちはデビューに向けて、とにかくまずは無事にがんばってほしい!
最後に事務所に戻る途中、もう一度、お食事中のエフォートの馬房に立ち寄って、「頑張れよ!」と声をかけてきました。
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