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| 合口 相口 匕首 |
あい‐くち 〓物と物とがぴったり合うこと。容器(身)と蓋(フタ)とのあわせめ。 〓(「匕首」とも書く) 鍔(ツバ)がなく、柄口(ツカグチ)と鞘口 (サヤグチ)とがよく合うように造った短刀。九寸五分(クスンゴブ)。 〓互いに話の合う間柄であること。また、そういう人。狂、止動方角(シドウホウガク)「汝と伯父御様は―ではないか」。「―がいい相手」 |
| 袷 | あわせ 表裏を合わせて作った衣服。裏地つきの着物。近世には、陰暦四月一日から五月四日までと、九月一日から八日まで、着る習慣であった。袷の衣(キヌ)。袷長着(アワセナガギ)。季・夏。「―に着替える」 |
| 行灯 | あん‐どん (唐音) 〓木などの框(ワク)に紙を貼り、中に油皿を据えて灯火をともす具。室内に置くもの、柱に掛けるもの、さげ歩くものなどがある。あんどう。紙灯。〈〓嚢鈔〉。鶉衣「―挑灯の取違へも多勢に無勢叶はねば」〓四○の隠語。膝栗毛二「えいは、そんだいあび手が、―(四○文)にげんこ(五○文)はふんだくるべい」 〓表装で、長幅でも横長でもなく、丈のつまった中途半端なものの称。 |
| 袿 | うちき (ウチギとも。内着の意) 〓平安時代の貴婦人の服。上衣の下に重ねて着たもの。 〓男子の直衣(ノウシ)・狩衣(カリギヌ)などの下に着た衣服。 |
| 御神楽 | お‐かぐら 〓→〓かぐら。 〓平家(ヒラヤ)の上にあとからつけたした二階。すなわち二階までの通し柱のないもの。太神楽(ダイカグラ)。 〓「灰かぐら」に同じ。 |
| 御神輿 | お‐みこし →〓み‐こし【御輿】 〓輿(コシ)の尊敬語。継体紀「乗輿(ミコシ)を夾み衛(マモ)りて」 〓(「神輿」と書く) 神幸の際、神体または御霊代(ミタマシロ)が乗るとされる輿。形状は四角形・六角形・八角形などで、多くは木製黒漆、金銅金具付。屋蓋の中央には鳳凰または葱花(ソウカ)を置き、台には二本の棒を縦に貫いて轅(ナガエ)とし、舁(カ)く便に供する。おみこし。しんよ。季・夏 |
| 飛白 絣 |
かすり 所々かすったように模様を織り出した織物または染模様。模様を織り出したのを織絣、模様を染め出したのを染絣という。「―の着物」 |
| 上下 裃 |
かみ‐しも 〓上と下。上の部分と下の部分。源末摘花「―ひとしく書いたまへり」 〓上位と下位。土佐「ありとある―、童まで酔ひしれて」 〓和歌の上の句と下の句。 〓上下ととのった衣服。 〓衣(キヌ)と裳(モ)。上衣と袴。 〓平安時代、狩衣・水干・直垂(ヒタタレ)の類と袴との、染色の同じもの。 〓江戸時代の武士の礼装。同じ染色の肩衣と袴とを紋服・小袖の上に着るもの。麻上下を正式とする。裃(カミシ |
| 鴨居 | かも‐い 引戸・襖(フスマ)・障子などを立て込むため開口部の上部に渡した、下面に樋端(ヒバタ)を打つか溝を掘った横木。かもえ。〓敷居。 |
| 狩衣 】 | かり‐ぎぬ (もと狩などの時に用いたからいう) 平安時代の公家の常用略服。盤領(マルエリ)で袖にくくりがあり、脇を縫い合せず括袴(ククリバカマ)を用い、裾を袴の外へ出し、烏帽子(エボシ)を用いる。地質はもと布を用いたが、のち、綾・固織物・平絹(ヘイケン)または紗を用い、地下(ジゲ)は単(ヒトエ)、殿上人は裏をつける。色は一定しないが、五位以上は織文、六位以下は無文を用いた。白色で神事に用いるのを浄衣(ジヨウエ)といい、江戸時代には、模様のないものを布衣(ホイ)、模様あるものを狩衣とした。 伊勢「男の着たりける―の裾を切りて」 |
| 月代・月額 | さか‐やき 男の額髪を頭の中央にかけて半月形に剃り落したもの。もと冠の下にあたる部分を剃った。応仁の乱後は武士が気の逆上を防ぐために剃ったといい、江戸時代には庶民の間にも行われ、成人のしるしとなった。つきしろ。ひたいつき。胸算用二「―剃つて髪結う |
| 水干 | すい‐かん 〓糊を用いず水張りにして乾した絹。 〓狩衣(カリギヌ)系の装束。製法は狩衣に似ているが、菊綴(キクトジ)を胸に一ヵ所、背面・右左の袖の縫目に四ヵ所、いずれも二つずつ付けることと、丸組の緒を前面領(エリ)の上の角と背面領の中央とに付けることとがちがう。地は紗・精好(セイゴウ)・平絹など、色は多くは白で、袴は直垂(ヒタタレ)の袴に似ている。古くは民間の常用服であったが、後に公卿の私服、元服前の少年の晴衣などに用いた。水干狩衣 |
| 菅笠 | すげ‐がさ スゲの葉で編んだ笠。すががさ。 |
| 松明 炬 |
たい‐まつ (タキマツ(焚松)の音便) 松のやにの多い部分または竹・葦などを束ね、これに火を点じて屋外の照明用としたもの。うちまつ。しょうめい。ついまつ。「―をともす」 |
| 提灯 | ちょう‐ちん (唐音) 照明具の一。紙張りの火袋の中に蝋燭を立てる。古く籠提灯だったが、一六世紀末の天正・文禄頃に伸縮自在な構造の箱提灯が現れた。現在では蝋燭の代りに電球を用いることもある。 形状・用途により、盆提灯・弓張提灯など種類が多い。挑灯。「―を下げる |
| 蝶番 | ちょう‐つがい 〓開き戸・蓋などに用いる金具。両片から成り、一片は枠に、他片は戸などにうちつけて開閉できるようにするもの。ちょうばん。「―が外れる」 〓物事をつなぎとめるもの。特に関節。「ひざの―」 |
| 御名御璽 | ぎょめいぎょじ 法律の公布に記載がある 御名とは、天皇の名。おおみな。「―御璽」 御璽とは、天皇の印。大きさは方三寸、「天皇御璽」の四字を刻す。律令制では少納言が監して内印とも称した。現行のものは一八七四年(明治七)改刻の金印で、もと内大臣が保管して、詔書、親任官・認証官の官記、親授・勅授の位記に用いた。今は侍従職が保管、天皇の国事行為に伴い発せられる詔書・法律・政令・条約書、内閣総理大臣等の任命書などに用いる。玉璽。おおみしるし。 |
| 合従連衡 | がっしょうれんこう 蘇秦の合従策と張儀の連衡策。転じて、外交上の駆け引き、また連合したり同盟したりして勢力を伸ばすこと。従横。「―して敵にあたる」 力をあわせて強敵にあたること。 |
| 魑魅魍魎 | ちみ‐もうりょう‥マウリヤウ 山の怪物や川の怪物。さまざまのばけもの。 →魑魅(チミ)ち‐み[史記五帝本紀](「魑」は虎の形をした山神、「魅」は猪頭人形の沢神) 山林の異気から生じると いう怪物。山の神。すだま。 →魍魎(モウリヨウ)もう‐りょう マウリヤウ〓水の神。〓山川の精。木石の怪。 |
| 唖然 | あ‐ぜん あきれて言葉が出ないさま。あいた口がふさがらないさま。「―とする |
| 呆然 | ぼう‐ぜん 気ぬけしてぼんやりとしたさま。 あっけにとられるさま。「―と立ちすくむ」 |
| 晦渋 | かい‐じゅう 言語・文章などがむずかしくて意味のわかりにくいこと。「―な文章」 |
| 嘲弄 | ちょう‐ろう あざけりなぶること。ばかにすること。「人に―される」 |
| 貶める | おとし・める 劣ったものとして扱う。みさげる。さげすむ。源桐壺「―・め、きずをもとめ給ふ人は多く」 |
| 諭旨免職 | ゆし‐めんしょく 行為の非をさとし、本人のための取計らいとしてする免職処分。形式上は依願退職。→依願免職 |
| 面従腹背 | めんじゅう‐ふくはい 表面は服従するように見せかけて、内心では反抗すること。 |
| トピックス | トピック【topic(s)】 題目。論題。「―を書き出す」 話のたね。話題。トピックス。「今週の―」 |
| 黒白 | こく‐びゃく 黒色と白色。明と暗。 よいこととわるいこと。是非。正邪。「―をつける」 |
| 自嘲 | じ‐ちょう 自分で自分をあざけること。自分で自分を軽蔑しあざ笑うこと。「―の笑いをもらす」 |
| 嘲る | あざけ・る ばかにして笑う。見さげて悪口を言う。嘲笑する。三蔵法師伝延久頃点「嗤アサケルこと無かれ」〓(自動詞として) 興に乗じて勝手な口をきく。また、風月などに興じて吟ずる。後拾遺序「月に―・り風にあざむく」 |
| 恣意・肆意 | し‐い 気ままな心。自分勝手な考え。「―的な解釈」 |
| 切磋琢磨 | せっさ‐たくま [詩経衛風、淇澳「如切如磋如琢如磨」] 玉・石などを切りみがくように、道徳・学問に勉め励んでやまないこと。また、仲間どうし互いに励まし合って学徳をみがくこと。 |
| 御為倒し | おため‐ごかし 表面は相手のためになるように見せかけて、実は自分の利益をはかること。「―を言う」 |
| 看過 | かん‐か 大したことではないとして見のがすこと。大目にみること。「―できない事態」 見すごすこと。見おとすこと。 |
| 殺陣 | たて 演劇や映画で、闘争・殺人・捕物などの格闘の演技。たちまわり。「―師」 |
| 希薄・稀薄 | きはく 液体の濃度、または気体の密度の小さいこと。また一般に、少なく薄いこと。「空気が―だ」「人情が―だ」 〓濃厚 |
| 大山嗚動 | たいさんめいどう 大山鳴動して鼠一匹 前ぶれの騒ぎばかりが大きくて、実際の結果の小さいことのたとえ。「 大山」は「泰山」とも書く。 |