
多摩川サケの会は、1970年代後半に始まった"カムバックサーモン運動"の流れを受け、馬場錬成氏の呼びかけのもと、「多摩川にもサケを放流し、市民の環境意識を啓蒙して、多摩川の環境を改善しよう」ということで活動を開始した団体です。発足当初の名称は、「東京にサケを呼ぶ会」で、1994年に現在の「多摩川サケの会」に変更されました。
多摩川へのサケ稚魚放流は1982年から行っており(ただし、1981年にも試験放流はしている)、これまでの通算放流数はおよそ250万尾になります。当初は、サケを利用した市民の環境意識啓蒙を主な活動目的としていたため、ふ化場で数万尾規模の飼育を行い、放流式で一般市民の方にも放流をして頂いていました。20年余りの放流活動の結果、これまでの通算回帰魚発見件数は100件を越えました。その間、サケの会の活動や回帰したサケの情報は新聞やテレビでしばしば取り上げられ、市民に対する啓蒙活動という面では、それなりの効果を上げられたと考えています。
一方、会発足当初より、学校での稚魚飼育観察も行われており、サケは大変優れた環境学習教材として活用されてきました。近年は、こちらの方に重きを置くようになり、1999年にはふ化場からも撤退し、学校での飼育・観察・放流を通した環境教育に絞って活動を行っています。
さらに、2002年度より、現在も天然の状態で多摩川に生息しているサクラマスを用いて学校飼育を行い、より一歩踏み込んだ環境教育活動を行う試みも行っています。

多摩川サケの会では、会則を設けています。活動形態の変化に伴い、何度か改訂が行われています。最後の改訂は2001年4月1日です。
多摩川サケの会 会則 全文

<年間の活動>
●11月中旬
第1回学校部会
会計報告、飼育の説明および教材配布
●12月初旬
シロザケ卵配布
●1月下旬
第2回学校部会
●2月初旬〜中旬
シロザケ稚魚一斉放流(二子玉川兵庫島河川敷)
※活動スケジュールは、年度によって変更になることがあります。
※その年度の活動日程は、毎年9月頃に発表になります。当サイトでも公表しますが、Eメールでの情報配信サービスも行っております。ご希望の方は、「サケの会お知らせ配信希望」というメッセージをystj-nagaoka@mx7.ttcn.ne.jp宛に送信して下さい(※当サイト管理人のメールアドレスとは異なります)。
※サクラマス飼育の詳細については、個別にお問い合わせ下さい。
<その他の活動>
●河川敷の清掃・自然観察会(年1回程度・不定期)
●回帰サケに関する調査・情報収集活動(通年)
●他流域団体との交流会(不定期)
●講師派遣(要請に応じて)
※その他の活動の詳細については、お問い合わせ下さい。
※特に、講師派遣については、スタッフの都合によって、要請があってもお引き受け出来ない場合があります。あらかじめご了承下さい。

◆卵の搬入と配布◆
◆シロザケ一斉放流(二子玉川・兵庫島にて)◆
◆多摩川クリーンアップ(二子玉川・兵庫島にて)◆
◆回帰サケに関する調査・情報収集活動◆
◆サケの会スタッフの講師派遣◆