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タキ11500形 タキ11581【第7種】
昭和43〜49年にかけて、タキ1900形に続いて製造された40t積セメント専用タンク車です。
セメントの荷卸しの方法としては空気を下部から送り流動化させて排出する「エアースライド」(空気浮動)方式
が一般的ですが、本形式はそれに「圧送式」を併用したものです。日車も含む各メーカーで
173両が製造され、メーカー毎にタンクの寸法がまちまちでした。
この写真の明星セメント車は第18ロット(タキ11580-11581)、川崎重工製、昭和46年4月車籍編入。
おそらく荷役用と思われますが太いパイプを追加改造してありました。
2000.01 酒田港
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タキ12200形 タキ12202 【第7種】
川崎車輌のタキ1900形に対抗して各社で開発されたセメントタンク車の内、富士重工
製の形式です。荷役方式はエアースライド式でタンクの下部が\/(テーパー状)に
整形されており、日立、小野田、
秩父、電気化学工業、大阪の各セメント会社が採用しました。台枠は中央部がないフレームレス
構造でタンク下部には溝形鋼が補強のため溶接されています。写真の12202は
若番ながら昭和46年製の第3ロット/12202〜12211で、1両目12200は昭和44年4月車籍編入
で早期に廃車、2両目12201は昭和43年12月車籍編入で日立セメント所有でしたが
撮影の数日前に写真の場所で解体、そしてこの12202は同じロットの僚車と共に
ここ仙台港で解体されたのです。
2004.05 仙台港(仙台臨海鉄道)
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タキ12200形 タキ12729 【第7種】
富士重工が開発した40t積セメントタンク車です。今回紹介する車は
最終の第15ロット/タキ12729〜12733で昭和56年製。前の電気化学工業向けから
7年振りの新製で、台車TR213C、連結器ピン付縦ワク上作用、連結器緩衝装置はゴム緩衝器RD19
と私有貨車としては最新(現行)仕様に進化しております。台枠は10mと従前ロット
と同じですがタンクは100mm短縮されボギー中心間は400mm短縮されて6700mmとタキ1900形と一緒。日立セメントは同年
タキ1900形(次項参照)を増備しており、仕様を合わせて競作させたものか、と考えます。(<★確認はこれから)
面白いのは、このロット全車が一旦国鉄から除籍され、東武鉄道車籍に移って活躍の後
平成3年12月にJR貨物に車籍復活したことです。現在は日立〜隅田川
で運用されています。写真の小名浜へは交検で来ていたものです。
2004.05 小名浜
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