春をまつタンポポ

                     タンポポは、葉を地面にロゼット状(バラの花の花弁のように)広げますが、茎を持たない植物な
                     ので背が高くなることはありません。タンポポの背が高く見えるのは、春になり花を咲かせるさい
                     に花茎(かけい)が30センチメートルぐらいに伸びるときだけです。
                     そこで、他の草花と競争して生きてゆかなければならないタンポポは、せたけの高い他の植物が
                     生長する前に花を咲かせて種子を飛ばして子孫を残す必要があります。
                     そのため、タンポポは寒さがきびしい冬の間に花のつぼみをつくり開花の準備をして、春一番に
                     他の草花にさきがけて花を咲かせているのです。


真冬でも落ち葉の下でしっかりと

生長しているカントウタンポポ

( 2000年 2月 )

真冬につぼみをたくさんつけた

カントウタンポポ

( 2001年 2月 )

真冬に花芽を作っている

セイヨウタンポポ

"自家栽培中のセイヨウタンポポの断面,

緑色の部分が花芽"

( 2001年 2月 )