ミニタンポポづくし


                      公園などにある芝生の中で見かけるタンポポの形状には、共通点が見られます
                      それは、葉の数も少なく葉も小さくて株全体がとても小さいことです。株が小さいので1年目とか
                      2年目の若い株のように見えますが、実際にはかなり年数が経過した株のようです。
                      芝生で見かけるタンポポはほとんどがセイヨウタンポポか雑種のようですが、場所によってはカ
                      ントウタンポポなどの在来種を見かけることもあります。そして、"こんな株でも花をつける事が出
                      来るのか"と思うぐらい小さな株で、花も小さくてかわいらしいものがほとんどです。
                      なぜこのような状態になるのか、近くの公園で毎年観察している芝生の中のタンポポからその原
                      因が推測出来ます。それは、公園内の芝生地ではどこでも芝生を保護するため毎年定期的に草
                      刈機を使って草丈を数センチぐらいまで短く刈り取ることが行われています。
                      タンポポの葉の茂り方の季節的な変化については、外来種と在来種で違いがありカントウタンポ
                      ポなどの在来種では春の開花と種子散布を終えると、地上の葉を落として夏草が枯れ始める秋
                      に再び葉を茂らせます。
                      芝生に生えているタンポポは、草丈の高い植物が周りに無いため、本来であれば太陽の光を葉
                      で十分受けて成長が早くなるはずですが、葉を茂らす大事な時期に葉を刈り取られてしまうと、
                      いつまでたっても葉を大きく成長させることが出来ず、光合成による栄養分のたくわえも十分出来
                      なくなります。したがって、かなり年数が経過した株でもいつまでも小さい状態が続くものと考えら
                      れます。


可愛らしいミニサイズのセイヨウタンポポ

白いのはサクラの花びらです

また大きさを知るために

ボールペンを置いています
太陽の光も十分に当たる場所に

ありますが、なぜか株は小さいのです
日当たりが十分な芝生広場内の

株もこんなに小さいものでした
田島が原サクラソウ自生地」近くの芝生地

小さなセイヨウタンポポがたくさん