タンポポの小花と受精


在来種と外来種を問わず、タンポポの一輪の花は,キク科植物に共通するたくさんの小さな花の集まりで出来ています。
一つの小花(しょうか)は、その形から舌状花(ぜつじょうか)と呼ばれています。
小花の構造を見てみると、一つ一つが独立した花になっていることがわかります。
タンポポの一輪の花は、70本から200本ぐらいの小花が集まって出来ています。
セイヨウタンポポの方が、カントウタンポポ等の在来種より小花が多いようです。
私が数えたセイヨウタンポポの小花は、140本ありました。


右端の小さな丸い部分が子房(しぼう)

子房の上のくびれた部分が

冠毛柄(かんもうえ)
子房とその上の

冠毛柄
子房の上に冠毛(かんもう)がついている

黄色い部分が花冠(かかん)で

花びらと呼んでいるところ

橙色の部分がおしべ
花冠の先端部分

5枚の花弁がつながっています
おしべ
葯(やく)と

花粉のついた花柱
花柱の突起についている

花粉
葯の中にある

花粉
おしべの先にめしべがあり

めしべの先端が2本のカールした

柱頭(ちゅうとう)
めしべの先端は

2本に分かれてカールしています
めしべの先端は

細い毛のようなもので

おおわれています
柱頭の先端部分を

拡大してみると

細く毛の様に見えたものが

鋭い突起状に見えます
柱頭に花粉がつくと

花粉から花粉管がめしべの中を進んで

子房に達して受精します
柱頭についた花粉

受精がすむとタンポポの種子が

生長しはじめます
冠毛

細くて透明で、

とげのようなものがあります
冠毛の先端部分は

みるからに軽そうです

この毛がパラシュートの

役目をします