小中学生のための短歌教室
小中学生の君たちへ
短歌づくり初心者の君たちは、
きっと大人よりきらりと光る 短歌を作れると思います。
一番大切なことは、ものをよく見ることです。
中でも自然の変化をいつもみのがさないということです。
たとえば、ヒガンバナ。
月曜日の学校の行き帰りには何もなかったはずの道ばたに
水曜日にはすっと茎をのばしてもえ立つように咲き出しています。
魔法か手品で生まれたような植物です。
秋分の日がもうすぐというのに まだ暑くてうんざりしている頃に、自然は目をみはるような変化をして私たちをおどろかせます。
それに気づかぬ人は、よほど不注意な人です。
よく目を開いていないと人生大損します。
植物たちだけでなく、お友達の表情や体の動きもよくみるようにしましょう。なかなかおもしろいものです。「変ってる」と感じたら五七五であらわしてみましょう。
目が合うと いつも笑顔の さっちゃんは
いやなことでも 笑顔でクリヤー
ものや人を少し気をつけてみていると、
こんな具合にいくらでも歌ができます。
目だけではありません。
耳も鼻も舌も指先も、体中が受信装置をもっています。
この装置に心の電流を送って、
宇宙のすべてをキャッチして
ことばにかえて表現することで、
人生は百倍も千倍もおもしろくなります。
さっちゃん
ひがんばな