研究会資料14「無回転のボールを打ち出すには?」

 今まで検討してきたような、ひとつのゴムタイヤを用いそれをモータで回転させ、ボールとの摩擦を利用した打ち出し方法では、必ず回転が加わることとなり、無回転のボールを打ち出すことは不可能です。
 そこで、無回転のボールを作り出す方法として、次のようなことが考えられます。
  ・打ち出しモータを2つ用意し対極に配置させ、回転を逆にし一方方向に打ち出す方法
  ・モータでクランク機構を駆動し回転運動を左右運動にかえてバットで打ち出す方法。
  ・モータに腕を取り付け回転させその腕の先端で打ち出す方法。
 これらの方法の具体性と課題を検討します。

(1)2モータ方式
 2つのモータの回転数と摩擦が等しくなければ、どちらかに偏り回転が発生します。まったく同じ定格のものを準備しても、その差がどの程度のものなのかを実験によって調査する必要があります。
(2)クランクバット方式
 回転運動をピストン運動に変換し、バットを振らせるクランクバット方式は、バットの威力がどの程度のものなのか実験が必要です。
(3)回転バット方式
 回転運動で直接バットを回し打ち出す、回転バット方式は、もっとも構造が単純ですが、円運動のバットがボールに接触したとき中心方向に擦れられるので完全な無回転にはならない可能性があります。

 これらの事柄を考慮すると、ボールを直線的に打ち出す(2)クランクバット方式が最も実現性があるようです。

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