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<概要>
適性試験には大学入試センター(DNC)が主催する「法科大学院適性試験」と
日弁連法務研究財団(JLF)が主催する「法科大学院統一適性試験」の2種類があります。
両者が各ロースクールの適性試験としてどのように採用されているかはこちら(Wordファイル,2006年度入学試験向け,JLF受験要綱参照)を参照してください。
なお、これに追加して2006年度入学試験よりJLFを新たに採用した法科大学院として、
駒澤大学(選択提出)・姫路獨協大学(選択提出)・北海道学園大学(選択提出)・創価大学(選択提出)・学習院大学(選択提出)・桐蔭横浜大学(選択提出)・静岡大学(選択提出)・鹿児島大学(選択提出)・北海道大学(実質的選択提出)・獨協大学(実質的選択提出)
があります。(cf.JLFホームページより)
この表を見てわかるように、すべてのロースクールがDNCを採用し、一部のロースクールがJLFも採用している状況です。
ではJLFは受ける必要がないかというと決してそうではありません。
両方共採用しているロースクールではどちらか点の良い方を選択して提出できるのです。
適性試験が知識を試すテストではなくその時々の調子によって点数が変動しやすいという性質を有している以上、
両方共受けて点数の良い方を提出した方が得策だと思います。
また、JLFを適性試験としは採用していないロースクールでも「Cその他の能力証明書」としての提出を認めているところも多いので、
やはり両方共受験しておいた方がいいでしょう。
<データ>
17年度大学入試センター適性試験結果
| 受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 |
| 総合 | 17,791人 | 56.45点 | 96点 | 6点 |
第1部 推論・分析 | 17,791人 | 26.58点 | 50点 | 0点 |
第2部 読解・表現 | 17,791人 | 29.87点 | 50点 | 0点 |
17年度日弁連適性試験結果
| 受験者数 | 平均点 |
| 総合 | 9,617人 | 160.0点 |
第1部 論理的判断力 | 9,617人 | 59.1点 |
第2部 分析的判断力 | 9,617人 | 45.9点 |
第3部 長文読解力 | 9,617人 | 55.0点 |
16年度大学入試センター適性試験結果
| 受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 |
| 総合 | 21,298人 | 52.74点 | 95点 | 5点 |
第1部 推論・分析 | 21,298人 | 25.32点 | 50点 | 0点 |
第2部 読解・表現 | 21,298人 | 27.42点 | 49点 | 2点 |
16年度日弁連適性試験結果
| 受験者数 | 平均点 |
| 総合 | 12,249人 | 186.9点 |
第1部 論理的判断力 | 12,249人 | 69.7点 |
第2部 分析的判断力 | 12,249人 | 53.8点 |
第3部 長文読解力 | 12,249人 | 63.4点 |
15年度大学入試センター適性試験結果
| 受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 |
| 総合 | 28,325人 | 63.07点 | 100点 | 5点 |
第1部 推論・分析 | 28,325人 | 28.89点 | 50点 | 0点 |
第2部 読解・表現 | 28,325人 | 34.18点 | 50点 | 2点 |
15年度大学入試センター適性試験(追試験)結果
| 受験者数 | 平均点 | 最高点 | 最低点 |
| 総合 | 7,174人 | 59.80点 | 98点 | 0点 |
第1部 推論・分析 | 7,174人 | 26.31点 | 50点 | 0点 |
第2部 読解・表現 | 7,174人 | 33.48点 | 50点 | 0点 |
15年度日弁連適性試験結果
| 受験者数 | 平均点 |
| 総合 | 18,355人 | 176.91点 |
第1部 論理的判断力 | 18,355人 | 56.68点 |
第2部 分析的判断力 | 18,355人 | 65.14点 |
第3部 長文読解力 | 18,355人 | 55.10点 |
<対策>
適性試験を失敗した私としてはあまり自信を持ってアドバイスすることはできないんですが、失敗経験からの反省として書いてみます。
私の場合、現行司法試験の択一が終わって結果が出てから適性試験の勉強を始めたので、圧倒的に時間が足りなかったと思います。
また、その少ない時間も独学による効率の悪い勉強方法によって無駄に終わってしまった気がします。
なのでぜひ早い段階から予備校による適性試験対策を受けることをお勧めします。
少なくとも現段階では、適性試験の善し悪しによって受験方法も受験結果もガラッと変わってくるので、ぜひ強力なスタートダッシュをするつもりで予備校での講座を検討してみてください。
そんなお金や時間がないという人は、まず理論的な説明の充実している参考書を一冊買って、効率的な解答方法を身につけ、あとはとにかく量をこなすしかないと思います。
適性試験はその性質上スピード勝負となりますので、とにかく『習うより慣れろ』を実践してみたらいいんじゃないでしょうか。
どんなタイプであれ試験は試験なので、最後は自分の努力にかかってます。前述しましたが、ロースクール受験は適性試験次第な分が大きいのでぜひ頑張ってください!
しかし、適性が悪かったからといって諦める必要など全くありません。
適性試験15点分ぐらいなら、志望理由書、小論文、面接、その他の参考資料で余裕で追いつくことができます。
この文章を読んでいる人なら皆さんご存知かもしれませんが、私がその代表例ですから。
では、適性試験が良かった人にとっては足場固めであり、悪かった人にとっては起死回生のチャンスである、A〜Eについて次ページから説明していきます。
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