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アフリカに住む日本人女性 |
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1月2日朝日放送で大変印象に残る番組をみた。アフリカ・ナイロビ・マサイ族のマサイマラという名の部落に、一人の日本女性で、獣医を職業として、一人住まいをしている女性の物語である。彼女は滝田明日香さんという名の人で、この部落の住民から尊敬され、自分の家屋を持ち一人暮らしをしている。普通の日本人から見ると、大変ユニークな姿に思えた。年齢は女性だから遠慮するが、大体35歳くらいの独身者である。 |
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彼女の専門の職業は、獣医師で、住民が何気なく飼育している犬の狂犬予防注射をしている姿が写されていた。狂犬というのは、人に噛み付くと大変危険なもので、そういう知識のない部落民は、信頼の上、彼女の腕前に信頼の状を示していた。 |
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日本からインタービューに行った人が、国内で行うインタービュー・スタイルで彼女に質問をしていたのを聞いたが、通常の、ありふれた質問をしていたのを聞いていた。およそピントはずれのスタイルだった。 |
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例えば、一人暮らしは不便でしょう・結婚はなさらないのですか? と言った問答が主な質問だった。日本の国内の質問形式で、いささか不愉快だったが、その人の質の問題だったかも知れないが、何故この地に住むようになったのか? |
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おそらく、彼女に何らかのモチベーションがあったはずだが、それは取り敢えず置くとして、現実の撮影から受けた印象は、部落で焼肉を食べる場面があった。焼きあがったら、まず男性が一番初めに食べ始める、次に女性が食べる、子供たちは、大人が食べ終わるまで、待っている。このような異常な風景から始まった。 |
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この風景は、依然として残されており、文明社会では、見られない風習だった。文明社会でも、弱肉強食を平気で行われているが、少なくとも、表面的には、これほど、生々しい場面は見られない。 |
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彼女の住んでいる家屋を案内してもらっていたが、昔のある時期に、この地帯を統率していた欧米人の古い家屋を修理して住んでいる。水は雨水を溜めるドラムカンを屋外に設置してあり、これを利用している。屋根は現在風の太陽熱を吸収し、電気を起こしている。 |
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キッチンはまったく欧風スタイルで、立派で、綺麗に作られていた。勿論彼女の部屋はベッド様式で、完全に蚊とか、その他の害虫から予防されている。堂々たる欧風スタイルで、洗練された生活をすごしている。トイレは洋風のもので、もちろん水洗になっており、つまり、独身生活のスタイルは、都会生活風にアレンジされていた。 |
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むしろ都会に住む生活者より、近代化されているとさえ推測された。 |
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つまり伝統を守り、近代化を望まない風にも見えた。 |
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いかにもアフリカの典型的なスタイルである。いずれは開発されるかという質問があっても、答えはすぐには、出てこないだろう。 |
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そこに住む獣医師の女性は、予防薬の仕入れ、文明生活が維持される根拠はナイロビという名の大都会があるからだと理解できた。資金の問題は?余計な心配かも知れないが、日本から出る補助金があるので、その心配は無用であると思ったが・・・・ |
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アフリカの開発を進めている文明国の在り方は理解できるが、たとえば、日本国外務省は、毎年ODAという予算を組んでいる。一律に開発資金として平均に出しているが、我々から見ると、どの国に重点を置いて開発資金を出しているのか不明だ。 |
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素人の考えかも知れないが、広大なモデル地区を設定して、日本の持つ技術を積極的に投入し、たとえば現在憂慮されている穀物の生産、家畜の生産など考えたらと思う。 |
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抜け目のない中国は、とっくの昔から計画を持ち、実際に関係維持につながっていると言う話題は大いに注目すべき問題であり、貪欲なスタイルは日本人には真似ができないが、黙って見ている場合ではない。レアメタル(希少金属)があれば、政府の混乱などは、問題視しないという姿勢だ。 |
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ある場面で見た風景で、部落を訪問した文明国の人が、貴方たちは何故働かないのだという質問する場面を見た覚えがある。朝から一定の場所に、なんとなく集まっている部落民に聞いたら、全員が笑って、働くことの意味が理解できず、一日中こうして生活できるのだから、なにも働く必要がないと答えている場面を見た覚えがある。 |
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彼等には、外国から援助金が、何の意味もなしに、ただ与えられるから、働く意味が理解できないのだと思った記憶がある。狭い国土しかない日本から見たら、実に勿体ない話ではないか。 |
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追伸;ケニア国は最近の情報によれば、国内で指導者争いが始まっているらしい。今後の動きは分からないが、彼女のことが心配だ。 |
| 平成20年1月18日 石 井 立 夫 |